2017年後半は色々ありました・・・
転職活動
会社名を言えば誰でも知っている大企業でしたが、まぁ色々と辞めたい理由があって・・・
同じ仕事仲間とも、一緒にメシを食べていれば愚痴や不満の言い合い。
確かに大企業だし、ボーナスもそれなりに貰える。でも、このまま辞めたい辞めたいと思いながらズルズル行くのか、今までの積み重ねを捨ててまた一からのスタートに戻るリスクを背負って新たな道を切り開くか・・・
そんな葛藤している自分の背中を後押ししてくれる歌がありました。
ナオト・インティライミ氏の『Brave』
この歌の歌詞の一部ですが、
「僕らならできるって思いながら闘って新しい未来をイメージすればいい」
「無理して我慢して生きてても明日はやってくるけど笑えない誰かと比べる必要なんてないキミはキミのままでいいんだよ」
「過去の涙だって笑い飛ばせるくらい輝く未来のために進もう」
辞めたいのを我慢しながらこのまま行っても明日は来る。でも、笑いながら仕事なんて出来ない。
周りの人なんて関係無い。自分の人生は自分で決める。明るい未来の為に、攻めるなら今だ!
そんな気持ちが沸いて、遅番明けの午前中にハローワークへ。
地元の喜多方に前から行きたい会社があって、転職するならその会社一本でした。
ハローワークの担当者に聞いてみると、3月で募集は終了していますとの返答・・・
仕方なく、パソコンで求人票をチェック。派遣社員ではあるが、内容的に良さそうな会社を見つけ、派遣就業先の会社はどこなのか聞くと、これが偶然私が行きたい会社だったのです。
派遣社員、それは就業先での社員ではなく、あくまでも派遣会社の社員。生産数減って就業先から「必要無い」と判断されれば契約を切られるリスクもある。ボーナスも無い。
でも、派遣から就業先への直接雇用に昇格する可能性もきっとあるはず。
私はその可能性に賭けようと決心。派遣会社との面接の段取りを取ってもらい、後日面接となりました。
履歴書は正しい書き方やポイントなどを調べ、就業先のホームページもしっかり読み、この仕事内容に惹かれている、とにかく自分はここで働きたいんだ!という気持ちを余白残さず合計6時間くらい掛けて書き上げました。
準備を万端にし、ついに派遣会社との面接。不思議と緊張しませんでした。自分なら出来る!って自信に満ちていたから。
派遣会社の社長さんも、履歴書を見た時点でもう判断してもらえたようで、面接というより、就業先の説明という感じでした。
あとは就業先に伝えて、受け入れOKとなれば正式に採用とのことで、就業先からの連絡を待つことになり、その翌日。就業先から「すぐにでも来てほしい」という連絡が来ました。
工場見学をして、ここの部署でやってみたいと希望を出し、7月末に約4年半勤めていた会社を退社、8月1日に就業先の会社に入社、希望を出した部署に迎えられ、新たな仕事がスタート。
そして現在、ホンダ車のエンジンブロックを加工する仕事をしています。
手と足を使う仕事で自分にピッタリ!職場の人も楽しいし毎日あっという間に時間が過ぎます。
車好きな人も多いのでインプもフィットも気に入られてます(*^^*)
あと、通勤距離が往復50キロ→10キロ以下になったのでガソリン代、タイヤやオイルの交換頻度も少なくなるのもデカい。
ボーナスが無い分、確実に年収は減りますが、仕事は楽しいしそれ以上の価値があります。
転職してもう4か月が経ちますが、長く勤めてほしいという話をもらってますので、この調子で目指すは正社員!!
8月 会津坂下夏祭り痛車展示
坂下町で毎年開催している夏祭り。その催し物のひとつとして痛車展示があります。
普通の夏祭りなのでギャラリーは一般の方々。だからこそ色々な方と交流が出来て楽しい。
私はチョコバナナ2本、焼き鳥6本、クレープ、きんつば、焼きそば、かき氷、坂下町で支給のカレーを食べました(笑)
この日は最高に暑かったので飲み物も4リッターくらい飲んだなぁ(^▽^;)
夜は花火も上がって綺麗でした(≧▽≦)
9月 第7回 福島応援おんもしぇ祭
道の駅あいづ 湯川・会津坂下にて毎年開催しているバイク&痛車イベント。今年も参加しました。
坂下夏祭り同様、多くの方と交流が出来ます。
昔ロードスターに乗っていたという中年男性、カプチーノに乗っていたという中年男性の方が揃って声を掛けてくれました。
フィットに興味持ってもらえてターボキットのことやカッティングについてもお互い楽しくお話しました。
この展示イベントは展示だけでなく、道の駅から柳津までバイクと痛車が連なって公道パレードランをやります。
これが本当に素晴らしくて、歩道や家の前に待機してる町民の方々が、目の前を通り過ぎる時に手を振ってくれるんです。
自分達に向けて手を振ってくれてると思うとジーンと来ます。去年はこれで感動して涙出しながら運転してました(T-T)
10月 痛車天国編集部から取材オファー
スマホに届いた知らないアドレスからのEメール。それはまさかの痛車天国の編集部からでした。
実は1月?2月?はっきり覚えてないんですが、痛車天国のホームページに
「こんな痛車に乗ってます」
「多色カッティングやってます」
「実車と同じ仕様のラジコン作ってます」
という感じで写真を投稿してたのですが、どうやらそれが評価されたようで、ラジコンを含めて是非取材させてほしいという内容でした。
11月の福島Moe祭に向けて新たにカッティングしてたんですが、10月中に大変なことがあってとてもカッティングなんてやってる状況じゃなくなり、エントリーしてたMoe祭もキャンセル。
その状況もなんとか落ち着いてきた時にオファー頂いたので快諾しました。
取材=雑誌掲載は確実だし、断るなんて出来ませんw
取材は11月12日に決定。
さぁ、取材に向けて中途半端に終わってたカッティング再開だ!!
経年劣化した部分カッティングし直し
カッティングシートが安い屋内用シートで尚且つエンジンの熱などで温度変化も激しいボンネットは特に劣化しやすい。
取材受けるのにこのままではよろしくないので・・・
劣化した部分を剥がし、下地の黒シートも貼り直して修正。
剥がした部分を新たに多色カッティングし、貼り替え。多色はこれが出来るんです(^^)b
グラデーションロゴ製作
ダイソーに寄ったらこれが目に留まった。
アイドルのコンサートのうちわ製作用のグラデーションシート。光り輝いてとても綺麗。
ここでピン!と来ました・・・
これカッティングしたらいい感じになるんじゃね!?
怪しげな輝きで悪魔らしさが増したじゃないか!!( ̄ー ̄)b
貼っていたシルバーメタリックロゴは敢えて剥がさず、グラデーションロゴを数ミリずらして影として使用。
悪魔ほむらにも所々グラデーションを追加し、より目立つようにした。
痛車天国のロゴを貼ってたほうが喜ばれると思ったのでカッティング。ピンク、ダイソーホログラム、ダイソーグラデーションの3色を使用。
バイナル新規作成
※撮影協力ニューマウンテン氏
今まで貼ってたブルー×シルバーメタリックのバイナルはイベント数時間前に作った間に合わせクオリティで汚かった。
貼り直そうと思いつつもズルズル貼り続けてたが、今回で新たに作成。
パープル、ブルー、シルバーメタリックの3色。全て余ってたカッティングシート。
整備手帳に書きましたが、純正リアウイングを加工して見た目アップ。これで完成。
ラジコン作成
実車とラジコンを一緒に撮影したいという要望もあったので、実車で変更した部分をラジコンでも同じように作成。
バイナルは実車と同じ色のシートを使用し、カッティングで作成。
グラデーションロゴは実車のロゴを写真に撮り、それを印刷。
リアウイングは同じようにハイマウント化、ロールケージはストローを青く塗って切って貼って作成。
これで取材に向けて準備万端!
そして、迎えた11月12日。
撮影場所の栃木県那須ステンドグラス美術館に向けて出発!
紅葉を楽しみたかったのでオール下道で田島方面を抜けていきました。
紅葉渋滞にはまって結構時間掛かったけど、無事到着。10分後くらいにカメラマンの川原さんも到着し、挨拶。とても明るく話しやすい方でした。
合計3か所で撮影しました。
イベントのついでとかではなく、プライベートでの単独取材。撮影されてるフィットを見ててもうドキドキ。夢なんじゃないかって思いましたw
撮影は数時間に及び、実車とラジコンとの構図や光の当たり方へのこだわりなど、流石編集カメラマンだと感じました。一体何百枚撮ってもらったのだろう・・・
撮影が終わり、川原さんに聞いてみました。
「1ページくらい掲載されるんですか??」
「見開き2ページです(笑顔)」
Σ( ̄Д ̄;)
約1か月後の発売を楽しみにして会津へ帰りました。
そして、待ちに待った発売日の12月15日。近所のTSUTAYAへレッツゴー!
痛車天国Vol.3を見つけ、中を覗いてみると・・・見開きを飾るフィットの姿がありました(T-T)感動
見る用、保存用で2冊お買い上げ。
カッティングを始めて約3年半。それが目的で始めたわけではないけど、
「いつかイベントで表彰される!雑誌に掲載される!」
当時の私はそんな夢を抱いてました。もちろん、叶わぬ夢だと思ってた。
今まで私がやってきた多色カッティングを振り返ってみます。
第1作目。当時の私はこの出来で納得してました。
でも、今の私が見たらアップするのも恥ずかしいくらいクオリティ低い・・・
2作目。多色カッティングで『影』は重要なんだと気付く。
キャラではないですが、多色でロゴを作ってみた3作目。だんだん細かい部分もカッティング出来るようになってきた。
途中で放棄してしまった幻の4作目。この頃からキャラ一人だけでは愛を伝えられないと思うようになる。
記念すべきフィット痛車化第1弾の5作目。今までマグネット+多色カッティングで作ってたので、キャラを車に直貼りしたのはこれが初。
多くの色を使うようになり、腕も上がってきたような気がしてきた。
ごちうさ熱がヤバく、もう5人カッティングしてあげないと満足出来ねぇ!と意気込んで5日で完成させた6作目。今でもお気に入りで部屋に飾ってます。
『多色カッティング』でヤフー画像検索すると、一番最初の画像にこのボンネットが出てくるのが微妙に嬉しかったりする(笑)
まどマギ第1弾な7作目。単体キャラとしては歴代最長の43時間。
40時間掛けて完成させて貼ったけど、出来栄えが気に入らずにすぐ剥がした8作目。
9作目。これが一番印刷っぽく見えるかも。実際よく間違えられる。
10作目。8作目で同じ絵をカッティングしてるので精神的にきつかった。
11作目。これは簡単だった。
12作目。ごちうさを超える6人切り。これが一番の力作。
フィットに貼る以外にカッティングしたもの
ロゴやバイナルも含めると、恐らく500時間はやってるかも。
時には徹夜、時にはカッターで切って血が止まらなくなることもあったなぁ・・・
コツコツやってきた3年半。これまでの積み重ねがあるからこそ今のフィットを作り上げれたと思います。
自分がやってきたことが評価され、イベントで表彰頂いて、痛車乗りのバイブルである痛車天国で見開きを飾れて、夢という名のゴールに辿り着いた気がします。
もはやカッティングは趣味であり、自信を持って特技と言えるものとなりました。
これまでやってきた自分を褒めてやりたいv( ̄ー ̄)v
あっ、フィットは完成しても、カッティングはこれからもやり続けますよ!
まどマギの他にカッティングしたいキャラがいっぱいいるのでw
それでは皆さん、良いお年を!(^o^)/