タンポポって、どこにでも生える生命力の強い草ですよね。
そういえば、昔、タンポポなんて映画ありましたっけ。ラーメン屋さんの話ですが…。
タンポポって食べられる野草なんですが、食べる方は少ないみたいですね。
花を天ぷらにすると優しい苦味もあり、なかなかの美味です。茎の部分も、おひたしなどに使えます。
ただ、最近の河原や、道端に生えているものは心配で、ちょっと食べられません。ダイオキシンや農薬、犬猫の糞尿中に含まれる病害虫の危険性があるからです。
私は自家栽培や、家庭菜園で勝手に自生したもの限定で食べています。
みな同じに見えるタンポポも、実はかなりの数の種類があるようで、カントウタンポポやカンサイタンポポといった在来種に加え、セイヨウタンポポに代表される外来種も。
ただ、生殖方法の違いから在来種が劣勢に立たされており、圧倒的にセイヨウタンポポが繁栄しているようです。
そういえば、わが家でも昔はセイヨウタンポポとカントウタンポポが混在していましたが、今見るとセイヨウタンポポしかありません(涙)
カントウタンポポの特徴は、総苞片と呼ばれる外側の「がく」のように見られる部分が開くことなく、花に沿って綺麗に直立しています。
写真のように、わが家のソレは明らかにビロ~ンと開いていますので、セイヨウタンポポです。
ただし、外来種の中にも総苞片が開かないタイプもあるそうです。この場合、総苞片が黒ずんでいたら外来種だそうです。
また、タンポポは一般的にあまり背の高くない植物との印象が強いように思われますが、周囲を背の高い雑草に囲まれますと、極端に茎を伸ばし、チョコンと花だけ頭一つ出したりします。茎の長さだけで80センチ以上も伸びたりしますので、草刈などをしていると、その異様な光景にびっくりします。
しかし彼らにしてみれば、綿毛を何とか風に乗せ、少しでも環境の良い土地に子孫を住まわせたいという本能的な動きなのでしょうね。タンポポの「孟母三遷の教え」?涙ぐましい限りです。風を浴びて、せいいっぱい種を飛ばしてました…
って、また増えちゃうじゃんか凹
Posted at 2010/05/24 11:06:51 | |
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