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2018年01月03日

超絶ディテールミニカーの世界 Part1(1/43スケール編)

超絶ディテールミニカーの世界 Part1(1/43スケール編)

皆様、明けましておめでとうございます。
本年も変態道に邁進する所存ですので、よろしくお願い致します!!

新年最初のブログは久しぶりにミニカーネタをお送りしたいと思いますが、今回はちょっと趣向を変えて、私のコレクションの中から驚愕のスーパーディテールを持ったミニカーを4回位に分けてご紹介したいと思います。
先ずPart1では、掌に乗る1/43の小さな世界に展開される匠の技をご堪能ください。
写真で見るとスケール感がよく分からないと思いますが、全て全長10cm足らずの1/43スケールミニカーです。

① Ferrari 250TR, #14 Olivier Gendebien/Phil Hill, 1st Le Mans 24hrs 1958
Renaissanceのレジンキットをベースに、LP Creationというプロモデラー工房が製作した1958年ルマン優勝車です。
エンジン等の内部ディテールは再現されていませんが、巧みな塗装と細部表現のおかげで写真に撮るとまるで1/18スケールのように見えますね。
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半分垂れ下がったトノカバーの表現がリアルです。
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② Ferrari 158, #2 John Surtees, 1st Italian GP 1964
Hondaが初めて参戦した1964年のF1で、John Surteesがワールドチャンプに輝いた車です。
Tameoのメタルフルディテールキットを、多分プロモデラーが組み上げたものと思われます。

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③ Ferrari 312T, #12 Niki Lauda, F1 World Champ. 1975
ニキ・ラウダが、1975年のF1ワールドチャンプを獲得した車です。
青山の高級ハンドメイドミニカーショップMake Upが、1991年頃に自社ブランドで販売した超絶フルディテールメタルキットを組んだ物です。キットだけでなく完成品も少量販売された様ですが、多分これはその希少なファクトリービルド品だと思います。
まるで1/12スケールかと見まがうような、病的なまでの作り込みです。

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④ Ferrari 312T3, #12 Gilles Villeneuve, 1st Canadian GP 1978
ジル・ビルニューブが1978年のカナダGPで優勝した車を、Tameoのフルディテールメタルキットで再現しています(多分アマチュアモデラー作品)。
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⑤ Ferrari 312T4, #12 Gilles Villeneuve, 1979
ジョディ―・シェクターが1979年のF1ワールドチャンプを獲得した車ですが、このモデルはジル・ビルニューブの車を再現しています。
これもTameoのフルディテールメタルキットを(多分)アマチュアモデラーが組んだ物です。
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⑥ Ferrari 126C2, #27 Gilles Villeneuve、DNQ Long Beach GP 1982
1982年のロングビーチGPを2位でフィニッシュしたが、リアウイングのレギュレーション違反で失格となったジル・ビルニューブの車を再現しています。
F.D.S.のかなり難物のフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組んだ物です。
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⑦ Lotus 25, #8 Jim Clark, 1st Italian GP 1963
ジム・クラークが初のF1ワールドチャンプを決めた、1963年第7戦イタリアGPの優勝車を再現したこのミニカーは、Tameoのフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組み上げたものですが、これも1/43とは思えない再現度です(*^_^*)
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⑧ Lotus 56B, #15 Dave Walker, DNF Dutch GP 1971
ガスタービンエンジン四輪駆動というチャップマンの野心作ですが、数戦走っただけで消えた失敗作です。
Tameoのフルディテールメタルキットを、Built Up Modelsというプロモデラー工房が組んだ物ですが、さすがプロの作品だけあって拡大しても全く破綻を生じません。
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⑨ Tyrrell P34/2, #3 Ronnie Peterson, DNF British GP 1977
大成功した1976年シーズンから一転して不振にあえいだ、1977年シーズンのティレル6輪F1です。
Tameoのフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組んだ物です。
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⑩ Honda RA272 modified, #11 Richie Ginther, 1st Mexico GP 1965
Hondaが記念すべきF1初勝利を遂げた1965年メキシコGP優勝車です。
1994年頃に青山のMake Upから自社ブランドで完成品のみが少量販売されたミニカーですが、今となっては中々入手困難なお宝品です。
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同時期にMake Upからレジン完成品のトランスポーター(Citroen U55)も発売されていましたが、これも素晴らしい仕上がりです。
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引き続いて1/18スケール編、1/12スケール編もお届けする予定ですので、乞うご期待!!


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この記事へのコメント

2018年1月3日 17:39
おめでとう御座います。

凄いコレクションですね。
ビルニューブとフランソワせベールは、
私のアイドルです。
こんな凄いんじゃないんですが、126Cはいくつか持ってますが、
12気筒時代のジルナンバーモデルカーは、初めて見ました。
フランソワナンバーのティレルもお持ちでは?
写真も上手いし、モデルカーシリーズを増やしてください。

コメントへの返答
2018年1月3日 19:59
明けましておめでとうございます。

まだビルニューブが新米F1ドライバーだった1977年の最終戦日本GPで、ピーターソンのティレルに追突して舞い上がり、落下地点の立入禁止エリアに居た観客と警備員を巻き添えにした時のテレビ中継を観て居たのを覚えているので、正にこの頃のレーシングシーンをライブで知っている世代です。

セベールのファンとは中々好みが渋いですね。
セベールが在籍していた頃のティレルはスチュアートの車しか持っていませんが、セベールがルマンで2位になった1972年のマトラMS670は持っていますよ。

続編もお楽しみに〜!
2018年1月3日 17:58
あけましておめでとうございます。

久々のスーパーディテールのミニカーを堪能させて頂きました。
ありがとうございます。
ドライバーフィギュアもまた見たいですね。
1/18、1/12も楽しみにしています。

本年もよろしくお願いします。
コメントへの返答
2018年1月3日 20:02
明けましておめでとうございます㊗️

ミニカーネタは本が数冊書けるくらいあるんですが、写真を撮ったり資料を調べたり、ブログ記事を書くのに結構手間がかかるので中々進みません (^^;;
暇を見つけて少しずつ書いて行きますので、気長にお待ち下さい。
2018年1月3日 18:08
本年も宜しくお願いします<(_ _)>

1/43の製作は老眼につらいので
Make upの312Tはキットで在庫中(>_<)

43精密再現といえばBosicaのイメージ
なんですが、お持ちでないですか?

1/12も楽しみです\(^o^)/
MF Hiroさん~でますか?
コメントへの返答
2018年1月3日 20:10
明けましておめでとうございます㊗️

Make Upの312Tのキットをお持ちとは流石です。今や超お宝品ですね *\(^o^)/*
ひょっとしたら、伝説の250GTOや250LMのキットもお持ちかな?

Bosicaはお高過ぎるので持っていないんです〜。

1/12は、私の大昔の自作品を中心にお届けする予定です。
乞うご期待!
2018年1月3日 19:35
いつかは手に入れたいと思わせるスーパーディティールな1/43を10台も! 貴重なコレクションの御開帳をありがとうございます♪ 新年早々の眼福(^_^)
ラクーンオートや展覧会で見た感動を思い出しました。
パイピングの1本1本、リベットの1粒1粒、金属の材質・仕上げ違いの表現力。どれをとっても溜息しか出ない、まさに芸術品!
特にトップ画像でもあるガスタービンロータスは素晴らしいですね。狂いの無い全体のデッサンからの細部の再現度。Fブレーキのダクトホース、インボードブレーキ周辺、リヤの放熱フィンなど鳥肌ものです。

興奮して長くなってしまいました、すいません(^_^;)
18、12も楽しみにしています。

今年もお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。
コメントへの返答
2018年1月3日 20:21
明けましておめでとうございます㊗️

私もMake Upやラクーンオートのショーケースの中を食い入るように眺めていましたよ。
こういうスーパーディテールモデルはまともに買うととんでもないお値段なので、この中で正規に購入したのはLotus 56B Turbineのみで、他はヤフオク等に安く出品されているのをコツコツ集めました。

こうして拡大してみると、プロの作品とアマチュアの作品には明らかな差がありますね。
プロの作品はやはり細部まで隙がないし、実物らしく見せるツボを心得ているところが流石です。

続編もお楽しみに〜!
2018年1月3日 21:21
こんばんは。(^_^)

新年明けましておめでとうございます。
今年も1年宜しくお願いします。

新年早々、待ってましたと言わんばかりの逸品ですね。(o^・^o)
1/43とは思えない緻密なディテールです。

1/12も楽しみですね。
今年はロータス78とティレル003は作ろうと思ってますので、製作の参考にさせていただきます。
コメントへの返答
2018年1月3日 21:31
明けましておめでとうございます㊗️

最近は老眼で細部がよく判別出来ないので、今回写真で拡大してみて改めてプロ作品の細部の凄さを再認識しました。

1/12編では、私が30年以上前に製作したタミヤの1/12 312Tもご紹介する予定ですのでお楽しみに〜!!
2018年1月4日 0:38
⑧Lotusの造り込みはハンパ無いですネ
フロントブレーキローターに塗られた弁柄 赤は燃えていない部分白は燃えた部分、ブレーキ作動温度を表現
素晴らしい逸品ですネ
久々のミニカーネタはディープ過ぎ>_<
コメントへの返答
2018年1月4日 1:18
明けましておめでとうございます㊗️

流石にプロの技ですよね。
Build Up Modelsの作品は、単にキレイに仕上げるのでは無く、オイルの匂いが感じられる生きている車に仕上がっているところが素晴らしいと思います。
HPを見ると、溜息物の作品が一杯掲載されています。
http://builtupmodels.wixsite.com/built-up-models
2018年1月4日 21:27
新年早々凄いお宝がいっぱい!

今年もよろしくお願いします(^^)/
コメントへの返答
2018年1月4日 21:34
明けましておめでとうございます㊗️

価値のわかる人にとってはお宝ですが、うちの奥さんから全て「おもちゃ」と呼ばれています(笑)

本年もよろしくお願いします。
2018年1月19日 23:03
はじめまして、ゆーじ改と申します。
素晴らしいコレクションの数々、
まさにため息ものですね!

これからも、お持ちのコレクションを
見せて頂けるとのことで
とても楽しみにしています。



コメントへの返答
2018年1月19日 23:07
はじめまして!

過去記事にもミニカーネタが結構ありますので、お暇な時にご覧下さい 😄
2018年2月6日 11:57
どれも恐ろしいくらいリアルですね・・・塗装の技術が高いことに圧巻です。見ているだけで癒されます。
コメントへの返答
2018年2月6日 12:43
写真に撮るとスケール感が分からなくなるくらいの病的な作り込みですね。

例え技術があってもこんな細かい所まで見えないので、老眼還暦オヤジには作れません(笑)

プロフィール

「エンジンを始動した瞬間に、又又エンジンチェックランプ点灯😰 やはり悪い予感通り、スロットルボディ側のスロットルポテンションメータセンサーがお亡くなりになっているのか?😭」
何シテル?   01/27 16:30
セクシーな赤いイタリア娘をこよなく愛するRosso Alfaです。 ちょっと古めのレーシングカーとそのサポートカー、トランスポーターのミニカー収集も趣味の一つ...
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