大津いじめ自殺

事実関係の再調査を指示。「越直美市長は６日の定例会見で、外部有識者による調査委員会を設け、いじめと自殺の因果関係を含む、事実関係を再調査する考えを示した。」

ちゃんと調べろよ。きっとだぞ！

TVのニュース、ワイドショーだけでは何も見えてこない。ネット上ではすさまじいスピードで話が展開しています。いじめた側少年複数はすでに実名を晒され、幼い弟妹まで顔写真を晒され。もちろん担任も顔写真付き。父親の会社名も、さらに取引先情報もネット上に出てきました。

被害届を受理しなかったとされる県警(TV報道)。いじめた側少年の祖父が県警OBだった(ネット情報)。その祖父のブログにもコメント殺到。ちょっと覗いてきたが「(明石花火大会の雑踏)事故で子供を亡くした親は、英雄気取りでマスコミの取材に応じて、責任転嫁に終始している。」など、なんじゃそれ？みたいなブログ内容でした。

いじめ加害者本名が出たので「そいつ、この前転校してきたぞ！」との転校先まで特定される(ネット情報)。また、本名で画像検索したら全然違うひとの顔写真が出てくる(ネット情報)など、情報は速いがその内容をみてどう判断するか、何が正しいかウソかを見極めるのは結局読み手側の力ってことでしょう。

関係ない人の顔写真を「こいつがいじめてた本人です」ってネットに拡散することだってできるわけです。たとえば３人分の本名が晒されて拡散されてしばらくしてから「４人目コイツだよ」いうのを見たら信じる人って多いと思います。最初のほうは、事実かよ？裏取ったのかよ？と慎重になるでしょうが、流れに乗ると何でも事実に見えてきてしまう危険さがあると思います。

再調査するって言ったよね。マジでちゃんと調べろよ。なぜ担任がいじめをとめれなかったのかと、警察が被害届を受理しなかったのか、あたり。市長や調査委員会に圧力がかかって結局うやむやな報告しか出てこない、なんてことにならないように祈っています。

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