「オイルの減りが早いですね。しばらく様子見ましょう。」は、
みんカラ愛車記録(>こちら)でさかのぼると2018年の夏ごろから指摘されていたようです。12~13万kmあたり。
結局、自分の車に「死亡フラグ」が立ち、50万以上かけて修理するかソニカを降りるかの判断を迫られるまで「オイル上がり」というのもが正直よくわかっていませんでした。「減ってるんだったら継ぎ足しゃ乗れるよね」ぐらいの感覚で(汗
みんカラ内でもKFエンジンのオイル上がりについて書かれたブログが何本かあります。使われている画像をWeb検索していくと、瀬谷モータースさんの「
ダイハツKF型エンジンオイル消費多い!修理」という2016年9月の詳しい記事にたどり着きました。
リンク:
https://seyamotors.com/ダイハツKF型エンジンオイル消費多い!/
ダイハツの初期のKFエンジンに多い、ピストンリング固着によるオイル上がりについて詳しく書かれています。この情報を早い段階で知っていたら、20万ぐらいの予算内で修理できたかもしれません。
対策済みエンジンが搭載されている軽自動車の車体番号一覧です。これより過去分は未対策エンジンということになります。ムーブ L175/185、エッセ L235/245、ミラ L278/285、タント L375/385、ソニカ L405/415、タントエグゼ L455/465、ムーブコンテ L575/585、ミラココア L675/685。
ハイゼットトラック S201/211、ハイゼットカーゴ S321/331。
画像出典:瀬谷モータース ダイハツKF型エンジンオイル消費多い!修理
+ トリミング加工しています。
瀬谷モータースさんのサイトでは、ほかにもエッセのKFエンジンの記事もあります。オイルリング固着について写真付きで詳しく解説されていています。
29,000台以上のソニカが販売され、対策前のエンジンが何台あってそのうち何台がオイル上がりの症状が出たのかはわかりません。ただ、いまからソニカを探そうとしている方には、車体番号から対策済みのエンジンかどうか気にするのも一つだし、もし購入後にオイル上がりが出て修理に迷うようなら早い段階で判断したほうが良い、ソニカだけでなくダイハツのKFエンジン(ムーブ、ムーブコンテ、エッセ、ミラ、ミラココア、タント、タントエグゼ)なら、という話をしたかったのが今回のブログです。
わたしのようにパーシャルエンジンで載せ替えを検討した場合も、余って出てくるエンジンということは古い可能性が高いので、もともとオイル固着対策済みエンジンかどうか(対策済みは2010年2月以降)、あるいは対策パーツ適用済みかを気にしたほうがよいと思います。
エンジンだけで27~28万(わたしの見積もりもそうでした)、載せ替え工賃込みで50万以上掛けるか、今のエンジン本体はまだいけると信じて、ピストンリングセットを適用、ピストンキットを交換する、などの修理で半額程度に抑えることができるかもしれません。
ちょっと話はそれますが。今回、上記の対策済みエンジンの車体番号リストの画像をWeb検索している最中にウィルス感染しそうになりました。エンジンの話ぐらい長くなったので別記事にします。こういうコアな話(?)に触手を伸ばすと、そこに付け込んでウィルスを送り込まれるかもという話です(
>こちら)。
Update 2023.10.08 06:55
パーツレビューのケミカル系で「
WAKO'S EPS / エンジンパワーシールド」というのが出ています。ソニカ乗りのみん友さんも使われているそうです。
Posted at 2021/06/19 07:20:15 | |
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ソニカ | 日記