3週間も前の話で恐縮ですが、4月20日に前橋で行われた群馬の模型展示会、「上州モデラーズエキシビジョン2013」(JME2013)を見学してきました\(^o^)/
趣味ネタなのでマニアックかつ長文となってしまうことをお許しくださいm(__)m
もう何年も前から行われている伝統あるイベントなのですが、今回初めて見学しました。私の中では模型イベントと言えば、静岡ホビーショーや名古屋オートモデラーの集いばかり目が向いてしまい、正に灯台下暗しですね(^^)
では会場内の展示物を見ていきます
比較的空ものやミリタリー系が多かったです
中にはこんなのも
模型店を再現したジオラマです
このイベント、JME2013の案内チラシも縮小サイズで再現されてましたよ。
続いて、
これはスカイツリーですね。
養護学校の生徒さんたちが創り上げた力作です。
材料は割箸や竹ひごなど、身近なものが使われてます。
さてさて、こんな作品の中に混じって、私の心躍るような作品も展示されてました。
以下に挙げる作品は高校生(製作当時は中学生)の少年が製作したものです。
まずはMP4−1型ミゼットです。
これは製作者のお父様が所有されている実車を再現したものです。
すべて一から手作り(フルスクラッチ)の作品です。シャシフレームや駆動系などもバッチリ再現されています。
続いてK77型サンバートラックです。
これはアオシマ(旧イマイ)の1/24のハイルーフのバンのボデーをカットして、荷台部分はプラ板などからスクラッチです。
積荷は藁です。 右下の「営農サンバー」のステッカーが最高です(^O^)
そして私が一番驚いたのは、このS66型ハイゼットジャンボです。
これも製作者のお父様が所有する実車を再現したものです。
キャビン、ボデー、シャシフレームすべてフルスクラッチです。
「働き者の休日」というタイトルが素敵(^m^)
下周りはシャシフレームや板バネ、内装はシートの柄までしっかり創り込んであります。
上から見るとルーフや荷台床面の補強リブ、リヤ周りはスペアタイヤ、アオリ部分の標示物も抜かりなく完璧です。
以上、展示物の一部を紹介させていただきましたが、模型などのものづくりを趣味とする子供や若い人が減ってきている中で、こんな子に出会えたことに(しかも地元で!)、私は大きな喜びを感じました\(^o^)/
模型ネタは以上ですが、なんと上記のハイゼット、実車で会場までいらっしゃったということで、オーナーさんのご厚意で見せていただくことになりました(^O^)
昭和59年式 M-S66-JTD型 ハイゼットジャンボ カスタム 4WD
主に農作業や趣味のカヌーの運搬に使用しているそうです。
昭和な佇まいが最高!!
4駆の切り替えレバーにはN(ニュートラル)もあります。
おそらくバンの乗用タイプ、「アトレー」に、PTO発電機の設定があるので、PTO駆動のため「N」があるのでしょう。
広々キャビン、シートリクライニングも可能です。 眉毛みたいなウインカーがいい味出してます。
ルーフはバンのハイルールフの流用ではなく、ジャンボ専用に設計、プレスされたものです。また後部アオリの「CUSTOM」ステッカーは、まさに高級仕様の証(^m^)
軽トラとは思えないお洒落なホイールやミラーはすべてダイハツ純正部品です。キャビンリヤガラスのカーテンは先ほどの模型を製作した息子さんの手作り。
やっぱ器用だなぁ。
この無鉛ステッカーも今ではめったに見ることができませんね。運転席サンバイザーにはチョークの操作方法が標示されてます。チョークも昭和車ならではの装備ですよね。
以上、長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
この日は模型と実車と両方楽しめて、充実した一日となりました。
オーナーさんと息子さんには改めて感謝です。
私も来年は何か模型(間違いなく商用車ですが)を展示したいですね。
Posted at 2013/05/12 18:49:45 | |
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