私はフランスへ行く、公にされない理由 (このブログは私(わたくし)なのか、公なのか)
(私の部分に公が食い込んできているのだと、私は思っている。)
(なぜなら、私はこれを他人に見られようが見られまいが、書き続けるからである。)
(そして、その内容も、一般的な社会生活においては公開しない
私の内面の奥深くまで書き綴っているからである。)
がある。
ルソーに会うためである。
初めてのフランス旅行(=海外旅行)からして、パリのパンテオンから始まった。
2回目(=初婚の新婚旅行)も。
3回目(=一昨年のむすめとの旅)も。
パンテオン、3連チャン。
フランスに貢献した人物の墓参は、世界の人智を讃える行為であるから、に他ならない。
4回目。ジュネーブ、ニヨン、アヌシー。それは、ルソー生誕地と人生の寄り道。
5回目。今回。
それは、ルソーが1年だけ家庭教師をした都市。家庭教師に失敗して1年で解任された。
そして、ルソーを日本に紹介した中江兆民がフランス留学をして、まず訪れたのがリヨン。
この地の弁護士についてフランスを学んだ。
リヨンで一番広いベルクール広場の北側にジャコバン広場がある。
横尾忠則氏がよだれを足しそうな、あるいはおしっこをちびりそうな、
Y路の通りがいくつも交差する広場。
近年の改修で噴水の周りに余裕ができて、憩うことができるようになった。
二つの広場を結ぶ通りにレジスタンスの慰霊碑がある。
(ジャコバンやレジスタンスが何を意味するのか。自律心のない日本人に説明しても虚しいだけ)
リヨンの町は、ブルジョワの町であるが、
私にとっては、市民の力を誇示する町なのであった。
世界遺産は、付け足しである。
巻頭の写真はジャコバン広場である。
フランス女性は、「赤」が好きで、赤のワンピースまたは赤のパンタロンが好きである。
パンタロンというのは、仁尾hんごの意味ではなく、ズボンという意味のフランス語である。
(日本語にない外国の概念(パンタロン)を、これまた外国語(ズボン)で説明するのは、
おかしみを覚えるものだ)
(ちなみに、パンタロンもズボンもフランス語から。キュロットは半ズボンのこと。キュロットスカートは
造語。衣装に関する外国語はフランス語原が多いのか?)
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republique francaise | 日記
Posted at
2016/08/24 00:00:05