感動のピアノ発表会

素晴らしい紳士のおはなしです。

今日の娘のピアノ発表会での事。
小学生の女の子達に混じって、初老の紳士が登場しました。
彼はショパンをひけるようになりたい一心でピアノを習い始めたそうです。
で、その演奏はお世辞にも上手とは言えませんが

僕の心に響きました。



この歳で、それを言うのは失礼ですが、しかしなかなか出来ることではありません。
僕も娘がピアノを弾いているのを見ると、『弾いてみようかな』と思うのですが
いざとなると『娘よりも下手だと恥ずかしい』とか、『今さら習えない』とか
考えてしまいます。

そこから一歩踏み出した、その心に、感動しました。

演奏が終わり、少し恥ずかしそうにされていましたが、観客全てからの本日最高の拍手がありました。
おそらく観客の誰もが自分たちの子供よりも大きな拍手を送り、感動したと思います。

久し振りに音楽で感動させて頂きました。