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2017年06月04日 イイね!

レッドブルエアレース千葉2017決勝

レッドブルエアレース千葉2017決勝遅くなりましたがレッドブルエアレース千葉2017決勝の模様をアップいたします。

予選の記事もアップしていますのでよろしければご覧ください。
予選ハイライトシーンの動画を追加しました。
レッドブルエアレース千葉2017予選




毎年予選のみの観戦でしたが、今年は初めて決勝を見に行きました。

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せっかくの決勝戦ですから、観戦エリアも奮発して初の一般エリアからの観戦としました。
この日も、もちろん最前列を確保しての観戦です(^^♪
直前に購入したコンデジでコース全体を撮影してみましたが、やはりサブのカメラがあると便利ですね。





決勝は13時スタートでしたので、それまでに昼食を済ませてパーク内のブースを見て回りました。
一般エリアだと、パーク内で様々なサイドアクトが見れたり、充実したフードコートがあったりとエアレース観戦以外でも十分に楽しめる内容となっています。



昨年から室屋選手をサポートするLEXUSブースへ行き、特別展示されたLC500hを見てきました。

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室屋選手への熱い応援メッセージががびっしりと書かれています。
透明のシートにメッセージを書いてボディに貼ってあります。
私も応援メッセージを書きました。


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期間中、LEXUSは全選手に移動用の車両を提供しており、LFAも数台提供するという特別待遇ぶり
ドルダラー選手は黄色のLC500に乗ってレース前に室屋さんのホームであるふくしまスカイパークを表敬訪問していました。






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エクストラ300SのLEXUSカラーバージョン
エアショーで飛んでいる姿を見るのはレッドブルカラーバージョンの方が多い印象なので、こちらのLEXUSカラーバージョンが飛んでいる姿も見てみたいですね。





前日は予選終了後に登場した零戦ですが、この日は決勝開始前に登場!


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前日とは違い、この日は車輪を格納しての展示飛行でした。



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なんと!キャノピーを開けてパイロットが手を振ってくれていました!!





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こんな光景二度と見れないかも!?
予選、決勝と違ったフライトを見れたのでこれは嬉しかったですね(*^^)v





DC-3は決勝の合間に登場しました。
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どの角度から見ても美しい機体ですね。









午後になりいよいよ決勝がスタートしました。

ここで競技について簡単に説明をしておきます。
決勝は予選のタイムで対戦相手が決まり、上位と下位の組み合わせで14人のパイロットが戦うラウンド・オブ・14、そこから勝ち上がった7人のパイロットと敗者の中で最速タイムだった1人のパイロットが戦うラウンド・オブ・8、そして勝ち残った4人で戦うファイナル4からなります。

コース上に設置されたパイロンを通過し、より早いタイムを記録した方が勝者となります。
パイロン通過時には水平に通り過ぎなければならず、また折り返し地点では10Gを0.6秒以上記録してはいけないというルールがあります。
これらのミスを犯すとペナルティタイムが加算されたり、失格となってしまいます。
他にもルールがありますがレッドブルエアレースでは、
パイロン通過時に水平を維持していなかった「インコレクトレベル」の+2秒
「パイロンヒット」の+3秒
オーバーGによるDNF(失格)
とりあえずこの3つのルールを知っているだけでもレースを見るうえで楽しめるかと思います。



Round of 14 ヒート1
決勝はタイムの遅い選手が先に飛んで、早い選手が後から飛ぶ形でレースは行われます。
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先攻は私の応援しているパイロット、ニコラス・イワノフ選手でしたが、予選タイムでも早かった後攻のマット・ホール選手が勝利。
早々にイワノフが見れなくなってしまったのはちょっと残念でした。






Round of 14 ヒート2
ヒート2の後攻ではいよいよ室屋さんが登場です!


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先攻はペトル・コプシュタイン選手
予選11位の選手とあって、室屋さんの予選4位を考えたらここは勝っておきたい相手です。
しかし、コプシュテイン選手がここでなかなかの好タイムを記録。


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後攻の室屋さん、最後の区間タイムでなんとかコプシュテイン選手を上回り、ギリギリの勝利を収めました。
その差僅か0.007秒!!
危うく初戦敗退するところでした💦

私が見ている場所からだと、大型モニターの情報が見れず、また実況の声も歓声にかき消されて届きにくかったので、その場で勝ち負けの判断が出来ないのです。
周りの反応で結果を知るのですが、後からこんなにもギリギリの結果で勝利しているとは思いもしませんでした。
とりあえずは勝利したので一安心しました。






予選とは違った角度から撮影できたのも良かったのですが、実はこのエリアは2015年の開催時は一番安いエリアでした。
予選はなんと破格の3000円でした!この時はパーク内のサイドアクトやフードコートも自由に行き来できたのでかなりお得なチケットだったと思います。
昨年から観戦エリアが変更になり、この場所が一般エリアに変更になりました。


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Round of 14の勝者は全て後攻めの選手が勝利しました。
つまりは、予選で早いタイムを出していた選手が順当に勝ち上がったという結果になりました。




Round of 14の後に本日もサイドアクトでエアロバティックスがありました。

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キャノピー越しにパイロットが手を振っているのが確認できるでしょうか?
現像していて気が付きましたが上空からどこに向かって手を振っていたのだろう!?




サイドアクトが終わるとRound of 8開始です。
ヒート1の先攻でいきなり室屋さんが登場!

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しかし、室屋さんはまさかのインコレクトレベルでペナルティタイムが加算されてしまいました。
モニターを見ていたファンの方々の反応もミスはあったけど良く頑張ったね。といった感じの反応でした。
対戦相手はマット・ホール選手
+2秒の余裕があるのでミスをしない限りは、負ける事は考えられませんでした。





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安定したフライトをしたホール選手。
室屋さんのタイムを上回ったままゴール。会場もここまでか~という残念な雰囲気が漂っていましたが、その直後、モニターにまさかのアンダーレビューの文字が!
審議の結果、なんとクライミング・イン・ザ・ゲートのペナルティー
垂直ターンに入る場所でゲートを通過する前に上昇を始めていたとして、+2秒の加算がされてしまいました。
これにより、室屋さんがタイムで上回り、ファイナル4への進出が決定したのでした!
しかし、その判定はかなり微妙なもので、ノーペナルティと判断されて、ここで室屋さんが敗退していてもおかしくないくらいの微妙な判定だったと思います。

ここでもなんとか勝ちを収めた室屋さん。
年間総合優勝を切に願うファンとしては、最低でもファイナル4への進出を決めてくれたら嬉しいと思っていたので、それが千葉戦で見れるとは嬉しい限りでした。






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安定したフライトを見せ、ファイナル4へ勝ち進んだドルダラー選手
さすが王者ですね。






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今大会も好調を維持するションカ選手も順当にファイナル4へ進出


ファイナル4へ進出したのは
室屋選手、ドルダラー選手、ションカ選手、そしてなんとRound of 14で室屋選手に敗れるもファステストルーザーでここまで勝ち上がってきたコプシュテイン選手!






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垂直ターンを行う通称「マクハリ・マニューバ」
ここが勝負の分かれ目で、Round of 8でもカービー・チャンブリス選手、ピート・マクロード選手がDNFで失格となっている場所です。
今年もここで勝負を決するドラマがありました。




ファイナル4は4人のパイロットが順に飛んで、いちばん早いタイムを記録した選手が優勝になります。

室屋さんはいちばん最初に登場!!ここまで来たら優勝する姿を見たい!!そう思いながら応援していました。

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その操縦スタイルからサムライ・スタイルと称される室屋さん。
日本人だから単にサムライの名前が付いたのではなく、その操縦スタイルにあります。
通常、操縦桿は右手で握り、左手はスロットルを握るのですが、レース中はスロットルは常に全開にしているので、それならば左手も操縦桿に添えて両手で操作した方がより繊細な操作が可能になるとのことから編み出された独自のスタイルなのです。
操縦桿を両手に持った姿が刀を持った侍のようだという事から、サムライ・スタイルと呼ばれるようになったのです。



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拡大した画像を見ると、両手で操縦桿を握っているのが確認できるかと思います。
しかし、一切減速もせずに、ゲートやシケインを通過するなんて他のモータースポーツでは考えられませんよね。
そこが迫力あって面白いのは言うまでもありません。







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ファイナル4では限界ギリギリを攻めるのではなく、ノーペナルティで飛ぶ事を優先した室屋さん。




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54秒台を出せば、優勝の可能性も高まるけれど、リスクも高くなるので、あえて攻めの姿勢で臨まない作戦を取り、ノーペナルティーでフィニッシュ。
55秒前半を記録し、後続の選手にプレッシャーを与えるだけの十分なタイムを出しました。









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続く2番手はコプシュテイン選手。
ノーペナルティーでゴールしましたが、室屋さんにタイムが及ばず。
この時点で室屋さんの表彰台が確定!!










続く3番手に登場はドルダラー選手。
昨年の年間王者のフライトはさすがに早い区間タイムを記録していました。

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しかしここでまさかの出来事が!!
最後の垂直ターンでドルダラー選手がまさかのパイロンヒット!!
勝負が決した瞬間でもありました。





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ドルダラー選手はサンディエゴ戦に続き2戦連続でファイナル4でパイロンヒット
パイロンヒットがなければ54秒台を記録していたので、室屋さんに勝利していたのですが、逆に言えば室屋さんのタイムがそれだけプレッシャーとして働いていたということでしょうね。







ファイナル4最後に登場したのはションカ選手
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くしくも昨年の千葉戦を最後に飛んだのもションカ選手でした。
その時は接戦を繰り広げ0.1秒差で室屋さんが勝利しました。
今年も昨年同様の対決になるとはこれもまたドラマですかね。




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フリープラクティスでは54秒台を記録していたので、手強い相手でしたが、ゲート4でインコレクトレベルを犯して2秒のペナルティー
そのままゴールしたションカ選手のタイムは室屋さんに及ばず。


室屋さんが母国2連覇、そしてサンディエゴ戦から連続優勝を決めた瞬間でもありました。
観客全員が立ち上がり、拍手と歓声で包まれた会場は最高の空間でした!
昨年の優勝した室屋さんの姿を自宅のパソコンから観戦していて、来年は自分もあの場所で同じ思いをしたいと願っていたのが本当に実現するなんて夢のような出来事でした。







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大型スクリーンに映し出される室屋さん。
昨年の初優勝と違って、自身3勝目なのもあって表情も落ち着いていますね。
君が代が再び幕張で流れる様子を見れて幸せな瞬間でもありました。




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レース後のコメントでも今回のレースはラッキーだったと語る室屋さん。
確かにRound of 14ではコプシュテイン選手に薄氷の勝利をし、続くRound of 8では自身がミスをするも、ホール選手のミスに助けられ何とか勝利。

ファイナル4ではミスをしない安定したフライトを心掛けた作戦が功を奏し、相手に十分なプレッシャーを与える事にも成功。
風向きが強くなっていたこともあり、対戦相手2人がペナルティーを受けたのも大きい

勝利の女神は室屋さんに微笑んでくれたのでしょう。



何はともあれ室屋さん、優勝おめでとうございます🎊

決勝のハイライトシーンをダイジェストでどうぞ

母国で2勝を上げた選手は他に引退したポール・ボノム選手しかおらず、室屋さんがそこに名を連ねたのは嬉しい限りです。







3戦を終えてポイントランキングでもトップに躍り出た室屋さん。
ションカ選手とは同率のポイントですが、優勝回数が2回の室屋さんが首位となった訳です。
次戦からはヨーロッパラウンドに突入するのですが、室屋さん曰く、ヨーロッパラウンドはヨーロッパ勢のパイロットが強い傾向にあるので、勝負はここからだと
まだ残り5戦もある訳ですからね。

昨年は千葉戦で初優勝をした後は、優勝するだけの実力がありながら、どこか歯車がかみ合わず思う様な結果を出せていなかった室屋さん。
今年は初戦こそDNFで失格となりましたが、フライト自体のパフォーマンスは良くて、早い印象を受けるので、年間総合優勝を狙える年だと信じています。

今後のレースは全戦でファイナル4に残り、その中でさらにあと一勝あげるだけの実力が十分に備わっていると思います。











そしてこの日は決勝終了後に大会アンバサダーになっているGLAYのスペシャルライブがありました。
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著作権の関係で一切の撮影、録音が出来ませんでしたので、ライブ前にステージの撮影だけしておきました。

室屋さんの優勝もあり、ライブは最高の盛り上がりを見せました!
自分が若い時に聞いていたヒット曲の数々を惜しげもなく披露してくれて、最後にこの大会のテーマソングにもなっているXYZを歌ってくれたくれた時には、上空にエクストラ300が現れ、エアロバティックスによる演出まであり、会場の一体感がたまらなく心地よかったです。
私は運よく前列の方で見る事が出来たのもラッキーでした。






<二日間の観戦を終えて>



今回は予選、決勝と二日間、それぞれ別々のエリアから観戦した訳ですが、
観戦するにあたってはそれぞれメリット、デメリットがありましたね。


<予選で観戦したスタート、ゴールエリアについて>

ここは最安で購入できるチケットであり、レースもしっかりと観戦できるエリアです。
その分他のエリアとは差別化されており、パーク内のサイドアクトやフードコートには入れない様になっています。
しかしながらレースだけを楽しみたい人にはお勧めのエリアです。
会場が仕切られているおかげで、フードコート、グッズ売り場、トイレが近くにあり、かなり便利なのです。
グッズ売り場も近いので、待ち時間もなくすぐに購入出来ました。
最前列は砂浜ではなく、コンクリートなので砂まみれになる事もなく快適です。ただし長時間座っているとお尻が痛くなってくるので、クッションがあった方が良いと思います。
どちらかというと格安でレースだけを楽しみたい人向けのエリアです。





<決勝で観戦した一般エリアについて>

値段はやや高くなりますが、レッドブルエアレースを思う存分楽しめるエリアです。
会場は広く、ここがメイン会場である事を実感出来ます。
ここでしか手に入らない限定グッズの販売もあり、パーク内のサイドアクトやフードコートも充実しているので、レース以外でも楽しみたい人向けのエリアです。
レース観戦に関しても一体感をより味わえるエリアではないかと思います。
ただ入場してから観戦エリアまでは少し距離があり、また最前列は砂浜なので、靴に良く砂が入ります。レジャーシートは必須です。
お尻は痛くなりませんでしたが w


しかし会場が広いぶん、最前列を確保した場合はフードコートやトイレまでの距離がある為、不便です。
グッズ売り場も決勝当日は多くの人が長蛇の列を作っており、購入するのも一苦労しそうでした。
レースだけを楽しむならスタート、ゴールエリアがベストかも知れません。


しかしこの日はGLAYのスペシャルライブが見れるという特典があったので、最高に素晴らしいエリアでもありました。








NEXT RACE

HUNGARY BUDAPEST 01-02 JUL





私がレッドブルエアレースの開催地の中でも特に好きな場所です。
ハンガリーの首都ブダペストで開催されるレースで、ドナウ川を挟んだ世界遺産にも登録されている美しい街並みの中で行われるレースです。


見どころはなんといってもそのスタート方式でしょう。
ドナウ川に架かるセーチェニ鎖橋の下を時速370kmでくぐり抜けてスタートするというクレイジーなスタート方式にあります。


昨年は雨により川が増水し橋の上からのスタートとなりましたが、2015年は橋の下をくぐり抜けてのスタートでした。
動画で2015年のハイライトがご覧いただけます。

昨年は天候悪化によりファイナル4がキャンセルとなり、室屋さんは5位に終わりました。
上位進出が狙える内容だっただけに残念ではありました。
今年は勢いに乗っているので、ブダペスト戦でも活躍を期待したいですね。



今年は最高の二日間を楽しんだレッドブルエアレース千葉2017になりました。



来年も予選、決勝の二日間の観戦をしたいと思います。


Posted at 2017/06/18 23:10:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | レッドブルエアレース | 日記

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