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2017年05月06日

謎の人物・ハンス・ブレッツナー氏 from Mr.JetBoy's Photo

謎の人物・ハンス・ブレッツナー氏  from Mr.JetBoy's Photo  みん友さんの JetBoy 氏からのメールに添付されていた画像











付けられていたキャプション:

『愛知機械のお話が出たので彼らと合衆国の話を。。。

コニー・ワイドが我が国に来た頃の話は愛知機械の復元クラブのウェブサイトに詳しいですが、此方は80年代後期の出来事です。

丁度その頃はクライスラーの大ヒットしたミニヴァンに対抗する車両がちらほら出ていて、トヨタ、三菱両社がヴァンを出したので日産も、と持って来たのがその名も”日産ヴァン”。ももとは飛行機屋だった愛知機械、 余り知られてませんが、当時は日産車両一部の企画、設計、試作から製造まで一気に受託していて、この日産ヴァンことヴァネットは厳密に言えば日産車ではなく愛知機械の車といっても過言ではナイト思います。そのヴァネットに大きめのエンジン積んで米国へ持って来たのはいいのですが、オーヴァーヒートから発火する事件が相次いで起き、リコール通告出すこと4回。しまいには費用が嵩みすぎるとの判断で、信じられない事に売った車両、全てを買い戻したのです。日産が。搭乗者が火だるまになって訴えられた方が余程高くつきますからね。三年間に売った台数がおおよそ33,000台。この買い戻しプログラムは強制できないですから矢張り回収不能の車両が数台未だ走ってます。。。これにかかった費用が数百億ドルらしいですが、その内愛知機械に請求書が回った分はいくらだったか。。。それから暫くしてトヨタも三菱もヴァン車種は辞めて、乗用車から派生したミニヴァンに変わりました。。』

★「はい、カラーブックス「自動車Ⅱ」の巻末資料にも愛知機械が日産グループであることが系譜として書かれていますね。
しかしVanette が愛知機械製だとは知りませんでした。」

va





>オーヴァーヒートから発火する事件

以前の職場で会社が買った中古のヴァネット ラルゴ 、走行約3万kmの上モノ。前オーナーは「金沢国税局」と言うのも頷ける個体でした。
しかし、しかし オーバーヒートが治らず 行きつけの工場でサーモスタット交換そしてラジエタファンを後付け追加するもやはり治らず(汗
もちろんウォーターポンプもラジエタも交換。
エンジンはあのA14型・・・車重とパワーの乖離が根本原因だった?分かりませんが。
いったい何だったんでしょ?」



※送られて来たこの茶色いミニヴァン画像、一見すると確かにかつてのラルゴみたいに見えますが、開けられたエアインテーク状の孔、そして見慣れぬヘッドライトが目を引きますね。

話は脱線して・・・


mi

画像上・中:

『今日の掘り出し物。三菱の三輪車。大小二種類、ちゃんと合衆国に輸出してました。。。』

画像下:

『水島エンジニヤリングと三菱重工 ”編成” 有限会社というのが興味深いです。』


タイトル画像:

『三菱で思い出しましたけど、北米にホボ確実に来なかったと言うか、プレジデントやらセンチュリーとは違って左ハンドル車が一台も作られなかったと思われるデボネア。一応GMのハンス・ブレッツナーたる人物がデザインしたと言われますが、このブレッツナー氏が謎の人物で、顔写真一枚も出て来ません。GMで彼のデザインした車が一つも見当たらないだけでなく、彼がGM所属時に試作車のドアヒンジやらの特許を2件申請しただけで、その後三菱にどう言う経路で行ったのかさっぱり分かりません。彼は2007年に77歳で他界してますが、判っているのは彼は戦後暫くして母国の独国から合衆国にボクシングの選手とかなんとかで’来て、絵が上手いと言う事で人に勧められてGMに雇われて。。。(でもデボネアはリンカンそっくりと言うのが定説です)独國にいた頃はBMWの単車に乗っていた事。米国、GM、その後朝鮮戦争に行って、三菱に行って。。。1985年からブレツナー・パースペクテイブと言う技術コンサルテーションの会社を一人で経営していた事。単発事業操縦士免許と計器飛行証明を1973年に取得、単発小型のセスナ機を所有していた事。。あとは全く分かりません。。。』

『三菱自動車、一昔前は技術のニッサンもたじろぐ新機構で興味深く、乗りやすいスタイリッシュな乗用車を作っていたのに、今は見るも無残な状態でニッサンに吸収されちゃって。。。次世代のMRJと言う小型旅客機を作ろうとしているのはご存知だと思いますが、ありゃ税金で賄っている事が殆ど報道にならなくて、おまけに吹飯物(噴飯物)の開発劇で、僕にも働かないかとこの前にお誘いが来ましたが、あなた達、これご冗談でしょ、と思うくらい人材募集も2年くらい遅れていて。。。シロートが白紙からやっているような状態。三菱グループ、本当にどうなっちゃうのかしら。。。。』

★「ブレッツナーたる人物 氏の名前は日本でもデボネアの件で知られていますが、そんな謎の多い人物だったとは・・・」

※ブレッツナー氏の名は日本でも広く知られている処ですが、こんな消息も我々日本人には伺い知れ無い 非常にリアリティに富んだネタと言えましょう。

そしてJetBoy氏は三菱の凋落ぶりを嘆いておられます。

このメール自体は2016年11月のものです。



デボネア 2600 2台/東海オールドカークラブ スプリングミーティング2017







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Posted at 2017/05/06 21:52:48

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この記事へのコメント

2017年5月7日 8:49
ブレッツナーの話、面白いですね。
50年前の日本ならあり得る話ですね。
多少胡散臭くてもアメリカ人がデザインしたアメリカ風の車ということで、ちゃんとカタチになっちゃった。
日本自動車史に残る車ですが、アメリカを意識し過ぎたのか、足廻りがフワフワでなんとも乗り難い車でした。
コメントへの返答
2017年5月7日 19:15
ね?面白いでしょ!

>多少胡散臭くても

チョロチョロっと殴り書きの様な絵が、原案だったのかも知れませんよね?
で、どういう経緯で三菱に居たのかは謎ですが、ブレッツナーの名前だけが独り歩きしたのかも。

>足廻りがフワフワでなんとも

どうなんでしょ?何もデボネアだけがフワフワじゃなかったハズ。
当時の国産車はスタイルだけでなく足腰もアメリカ車を・・・

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「志比口橋・その後 http://cvw.jp/b/183514/47674568/
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★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
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