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2017年01月31日

ASIAのリーダーJohn Wettonがついに息を引き取ってしまいました(T_T)

ASIAのリーダーJohn Wettonがついに息を引き取ってしまいました(T_T) プログレねたで、またまた訃報ですm(_ _)m

2015年5月18日に大腸ガンの大手術を行い闘病を続けていたASIAのリーダーJohn Wettonの復帰を願って近況を書き続けてきましたが、ついに叶わぬ夢となってしまいました(T_T)

1月31日の日本時間で20時過ぎ(英国時間31日11:00)にASIAの公式Twitter、FBページが英国時間の1月31日の朝にJohn Wettonが息を引き取ったことを伝えました。その後DrumsのCarl Palmer、KeyboardのGeoffrey Downesも追悼コメントを投稿しています。

John Wettonはプログレ界屈指のVocalist、Bassistで、私が最も好んで聴いていたアーチストでした。ある程度覚悟はできていたとは言え、非常にショックは大きいものがあります。

10月にガンの転移治療と思われるガンマナイフ療法終了後に敗血症に陥り死の淵を彷徨い、3週間にわたる闘病から生還し11月7日に無事退院
11月29日にパートナーのLisaと籍を入れて再婚しましたが、万が一のことを考えて相続権を持たせるための覚悟の入籍ではないかと思われ、やつれた姿に愕然とするものがありました。



その後12月5日に2017年3月15日から4月4日までのASIAとJourneyの全米ジョイントツアーが発表され、John Wettonも参加予定とされたことから、疑心暗鬼ながらも一時的にヌカ喜びがありました。
しかし、案の定、米・英時間の2017年1月12日に新たな化学療法を行うために、ASIAとJourneyとの全米ジョイント・ツアーに参加できなくなったとの発表がありました。

そして、1月14日を最後にTwitterの投稿が途絶え、17日にLisaからJohnの回復を祈るような投稿があり、その後退院の知らせが無いため容態が心配されていました

享年67歳、R.I.P.


John Wettonが所属していた時期のKing Crimsonは解散後に聞きましたが、U.K、ASIA、Solo活動はほぼリアルタイムにフォローし続けて来ました。1979年のU.K.の初来日こそ行けませんでしたが、その後のSoloでの来日、再結成ASIA、再結成U.K.のコンサートはほとんど見に行きました

ASIAは1983年の初来日の「ASIA in ASIA」でMTVでの衛星中継生放送の日本武道館のコンサートで、初めてJohn Wettonを見られると思いチケットを取りましたが、まさかのJohn Wetton直前解任でGreg Lakeが急遽代役を務め、散々なコンサートになってしまいました。

ASIAを解任されて、1984年から1985年までASIAに復帰するもその後活動停止1989年にASIA活動再開もJohn Wettonは程なく脱退し、Solo活動の時期に入りました。しかしこの時期呑んだくれて荒れた生活を送り、不摂生から肥えて声もあまり出なくなってしまいました。

しかし、2002年にASIAのKeyboardのGeoffrey Downesと再会、共演を果たし、John WettonのSolo Album「Rock of Faith」のレコーディングに参加。そして2005年にWetton/Downes名義の共作「ICON」リリース2006年にJohn Wetton、Steve Howe,Carl Palmer、Geoffrey Downesの4人のOriginal MemberでのASIA再結成へと繋がりました。

この間John Wettonは摂生に努め、声も出るように回復してきました。2007年8月10日に過去の不摂生が祟って心臓バイパス手術を受けることになったものの、その後は健康を取り戻し活発な活動を続けました。

そしてOriginal MemberのASIAは、2012年まで活動し「Phenix」「Omega」「XXX」の3枚のOriginal Studio Albumをリリース
2007年3月、2008年5月、2010年5月、2012年9月に来日公演を行いました。
2012年末にSteve HoweがYESとSolo活動に専念するためにASIAを脱退し、オーディションで若手のSam Coulsonを採用して、2014年に「Gravitas」をリリース6月に来日公演を行いました。

Eddie Jobsonと和解し、奇跡の再結成を果たしたU.K.では、2011年4月、2012年6月、2013年11月にClub Citta'で来日公演を実施。2011年4月は東日本大震災後1ヶ月で、海外アーティストが相次ぎコンサートをキャンセルする中で、日本を元気づけるために予定通り来日公演を実施してくれました。
そして、結局John Wettonを見られた最後のコンサートは、2015年4月30日に中野サンプラザで行われたU.K. Final Concertになってしまいました。John Wettonは帰国後に大腸ガンの一種の結腸ガンが見つかり手術となってしまいましたので、このU.K.の中野サンプラザでのコンサートが生涯最後のコンサートになってしまいました。

因みに、YESのリーダーでBassistのChris Squireは、2014年11月29日のNHKホールでの「Heaven And Earth Tours」が生涯最後のコンサートで、2015年6月27日に急性骨髄性白血病の一種の赤白血病で亡くなってしまいました。享年67歳。

更にELPのVocal、BassistでKing Crimsonの初代VocalのGreg Lakeも、2013年6月18日の大阪心斎橋MUSE HALLでのコンサートが生涯最後のコンサートで、2016年12月7日にガンで亡くなっています。享年69歳。

奇しくも5大プログレグループのうちYES、King Crimson、ELPのBassistがいずれも日本公演を最後にガンで亡くなってしまっています。60年代末から70年代半ばが全盛期だったProgressive Rockの主要メンバーが亡くなる年代になってきたので致し方がないこととは言え、相次ぐ訃報は悲しいものです。


今後は、John WettonとGeoffrey Downesと製作を始めていたASIAのNew Albumを何とか形にしてもらいたいものです。Geoffery Downesは追悼コメントの中でNew Albumを完成させられなかったことはJohn Wettonにとって大きな心残りであろうから、いつの日か必ず形にすると誓っていますので期待して待ちたいと思います。

ASIAは3月から4月にかけてJourneyとの全米ジョイントツアーを行いますが、John Wettonの代役を務めるYESのChris Squireの代役でもあるプログレお助けマンBilly SherwoodがどこまでJohn WettonのVocal,Bassを再現できるかに注目したいと思います。

ASIAはJourneyとの全米ジョイントツアーの第2クール(6/5〜7/15)のスケジュールを発表したばかりでした。そして秋から第3クールの計画もあるようですが、その後もASIAは活動を続けるのか解散するのかが注目されます。

【12月にJohn Wetton家に訪問したKing CrimsonのリーダーRobert Fripp】





『SYMFONIA - Live In Bulgaia 2013 with THE PLOVDIV OPERA ORCHESTRA(邦題:シンフォニア〜ライヴ・イン・ブルガリア 2013)』


Sam Coulsonを迎えての新ラインアップが、2013年9月21日にブルガリアのプロヴディフで行ったコンサートの模様を収めたDVD(Blu-ray)が日本で2月10日、海外で2月24日に発売されます。
ステージの前半はバンド単体での演奏、後半はオーケストラとの共演という構成。

【Only Time Will Tell】


【King Crimson - Starless】Audio Only、やはりこの曲がBest Performanceでしょうか。


【U.K. - In The Dead Of Night】U.K.の代表曲


【UK - NOTHING TO LOSE】Eddie Jobsonはこの曲をPop過ぎると好まず、U.K.解散の一因になったと言われています。しかし、日本では結構好まれていて、東日本大震災後のコンサートで、John Wettonが日本を励ますために強く推奨して演奏してくれました。


【UK - Rendezvous 6:02】John WettonのVocalが映えるバラード曲


【JOHN WETTON (ASIA) -BATTLE LINES】Audio Only、Soloの名曲


【John Wetton ♪ Arkangel】Soloの名曲でTwitterのアカウントにもなっていました。
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Posted at 2017/02/01 02:33:52

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この記事へのコメント

2017年2月1日 21:26
こんな美声に
もう出会える事が無いなんて
悲しいです。

近年での来日公演にて
歳を重ねても美声を聞かせてくれて
感謝感激です。

私は
オリジナルエイジアを見ていないのが
心残りです。

プロジェクト作
ロックオペラ ジーニアス でも
力強く歌ってますね。
(随分、古い作品です)

プログレファンさん
お勧めのライブ映像やCD
ありましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。
コメントへの返答
2017年2月18日 13:48
ロッチナさん、こんばんは。

喪失感が半端ありません。

そうですね、DVDでは再結成U.K.の「カーテンコール」とASIAでは、再結成Original Member最後の「エイジア・ライヴ・イン・サンフランシスコ 2012」あたりですかね。

本当はNight after Night 2012のDVDが発売されれば良いのですが、録画・録音してたのに何故かリリースされませんが。完璧主義のEddie Jobsonが自分の演奏水準に納得がいかなかったんですかね。いつかリリースして欲しいものです。

CDではJohn WettonのSolo Liveで、It BitesのJohn Beckがバックバンドを努めていてキャリアの集大成でKing Crimson,U.K.、ASIAの代表曲も演奏した「Chasing the Dragon」ですかね。

ASIAのOriginal Member再結成のLive CDは一杯出ていて、どれもそんなに大きな差は無いはと思いますが。U.K.のLive CDは初期の4人編成のLive in Philadelphiaあたりですかね。
2017年2月2日 12:17
プログレファンさん、こんにちは。

定番の
「キミタチ サイコダヨ!」
もう聞けないんですね。

喪失感が半端ありません。
⇒お気持ちわかります。

U.K.「カーテンコール」
⇒持ってます、音質良くて嬉しいです。

ASIA「エイジア・ライヴ・イン・サンフランシスコ 2012」
⇒これですね、買います!
  肝心な全盛期の映像が無く残念です。

Night after Night 2012のDVD
⇒これですよ、これ! 
  利権の壁とかあるのでしょうか? 

CDではJohn WettonのSolo Liveで、
It BitesのJohn BeckとBob Dulton
「Chasing the Dragon」
⇒ボブダルトン ベースでしたか?
  買いましょう!

U.K.のLive CDは初期の4人編成のLive in Philadelphia
⇒ブートレグは沢山持っていますが、
  こちらは持っていないので買います!

最後に
ジョンウェットンの そっくりボーカルさんは いますか?
コメントへの返答
2017年2月18日 13:50
ロッチナさん、こんにちは。

Chasing the Dragonで「キミタチ サイコダヨ」が聞けますよ(^^;;
キャリアの集大成という感じのライブで、It Bitesの2人が演奏とバックコーラスで大活躍しています。
Bob Dultonは歌うDrumsです。John Beckも歌いますが。It Bitesは強力でした。(追伸:すみません、Bob Dultonの方は入っていませんでした)

Live in Philadelphiaはブートではなく正規品で、この前出たU.K.のBoxに入っていますが、現在単品で手に入れられるか不明です。
4人U.K.の数少ない音源の1つで、Live in Bostonよりも曲数が多いので上げてみました。

ASIAは初期よりもOriginal再結成の方が演奏水準が上がっています。なのでOriginalメンバー最後のDVDを上げてみました。
Steve HoweのいないASIAは、片肺飛行で違和感があります。
初期はロクにリハーサルもやっていなかったので結構ガタガタでした。

Night after Night 2012はCitta'が録画、録音していたみたいでしたが、権利うんぬんと言うよりは、うるさいEddie Jobsonの許可を得られる出来では無かった(特に自分の出来)と言う事なのかなと思います。出して欲しいですよね。

King Crimsonは音源はBoxで大量に出て来て、John Wetton、Billl Burufordの2人の演奏は凄まじいモノがあります。でも、日替わりSet Listでどれが良いとは言えないんですよね。Boxで言えば24枚組のRoad to Redになります。

King Crimson,U.k.,Solo時代の映像は殆ど残っていませんね。昔はLiveはあくまでもCDを売るためのプロモーションでLiveやLive映像で儲けようなんて発想はありませんでしたからね。

そうそう、John Wettonに似たVocalという事ですけど、あれだけ力強く、かつ繊細で、音域も広いは正直見当たりませんね。
しいて言えばGreg Lakeが少し似たところがありましたが、音域がやや狭く少し低めで、力強さには欠けるものの繊細さはより強い感じでした。
個性の強さだけだったらJon Andersonも負けていませんが(^^;;

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