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2017年01月06日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2016年12月の販売台数は小幅ながらも3ヶ月連続で前年割れ(- -;;

VOLVO CAR GROUPの2016年12月の販売台数は小幅ながらも3ヶ月連続で前年割れ(- -;;Volvo Car Groupの12月のグローバル販売の状況が現地時間1月5日に発表されました(^^;;

Responce等でVolvo Car Groupの2016年の年間販売台数が53万4,332台(前年比+6.2%)と3年連続の増販となったことが報じられています。昨年2015年の年間販売台数で89年の歴史の中で初めて50万台を突破し50万3,127台になったとしていましたが、2016年も新型XC90を牽引役とした米国、中国の販売回復により、更に3万台強上積みした格好です。

しかしながら、地元Swedenでモデル別の年間登録台数で20年振りに首位陥落となるなど、足元では地域別では行色が出てきており、報じられていませんが2016年10月に17ヶ月振りの前年割れとなり、12月のグローバル販売台数も前年同月比▲2.1%の6万804台となり、小幅ながらも3ヶ月連続のマイナスとなってしまいました。決算期末で最大の需要期の12月にマイナス幅がやや拡大する格好になっています。

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、V70等販売終了モデルや既存モデルの減少を補い切れていない様子が伺われます。

地域別には最大の市場になっている中国の販売は持ち直しが進んできており、10月にXC90の新車効果の反動減が出た米国も11月はプラスに転じ堅調な推移を続けていますしかし、本国SwedenがXC90の新車効果剥落の反動か7月以降不振が続いており、欧州も同様に低迷気味です。

中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど再び調整気味でしたが、8月に同+37.0%と底打ちし、9月同+27.8%、10月同+17.4%、11月同+12.8%と続き、12月もパイが大きいため伸び率は同+3.6%と減速も、月間で1万台の大台を突破し10,171台となりました。9月以降再び米国を抜いて世界最大の市場に返り咲いています。

長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から復活。2015年7月に増加に転じて以来2桁での回復が進み、10月から12月にかけては倍増近い大幅回復。2016年に入ると伸び率はやや減速し、波はあるものの増勢を維持しています。
さすがにXC90の新車効果が剥落してきており、9月は同+1.6%とほぼ横バイ、10月は同▲14.6%の2桁減と23ヶ月振りのマイナスになってしまいましたが、11月は同+11.9%の2桁増。12月も同+8.4%の1万129台と、米国でも月間1万台の大台乗せを達成しています。

本国Swedenは、2015年6月以降、同年10月と2016年1月、5月を除いて2桁増が続き、中でも2015年11月、12月には4割以上の増加。2016年に入っても好調を維持していました。
しかし、7月に同▲11.2%とマイナスに転じ、8月同▲13.8%、9月同▲5.3%、10月同▲7.3%、11月同▲20.6%と不振が目立ってきています。かき入れ時の12月も同▲14.9%の7,726台に留まり、6か月連続かつ2桁減継続となってしまいました。

また、Sweden以外の欧州地域も5月以降減速気味で、8月は同▲14.4%のマイナスとなってしまいました。9月同+5.3%、10月同+1.5%とプラスを確保するものの、11月は再び同▲4.2%。12月も同▲2.8%の23,769台と小幅ながらもマイナスが続いています。

モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。特にマイナーチェンジモデル本格納入開始前の調整か、8月に同▲22.7%の大幅減となりました。その後は大掛かりなフェィスリフト効果が現れ9月に一時的に持ち直しの動きも見えましたが、40シリーズ合計で11月同▲6.1%、12月は同▲11.6%の11,623台と再び2桁減になってしまっています。マイナーチェンジで価格水準を引き上げた影響がグローバルでも出てしまっているのでしょうか。

引き続き最量販車種はXC60で、18,987台(前年同月比+10.0%)とモデル末期ながらも大健闘を続けています。お買い得で熟成の進んだClassic Model投入が功を奏している様ですが、今後どの程度販売を維持できるが注目です。

引き続き新型XC90の増加が続いていますが、本格デリバティーから1年以上経過してきため増分が縮小してきています。2015年12月が最量販月で9,177台を記録しましたが、2016年12月は1万台の大台を超えて過去最高の月販台数1万70台(前年同月比+9.7%)を記録しました。
ただ、9月同+87.8%、10月同+12.5%、11月同+15.9%、12月同+9.7%と伸び率は減速が目立ってきています。

XC60は大健闘ですが、販売終了する80シリーズ、70シリーズの減少が大きく、既存車種でXC60以外で健闘しているのはS60Lぐらいで、S、V60、V40等主力モデルはいずれも低迷気味です。

新型XC90が2年目に入り前年比の増分が縮小してきているためS90、V90にうまく繋げて行く必要がありますが、グルーバル販売はやや伸び悩み気味の感があります。米国、中国を狙いとしたXC90はジーリーの思惑通りに成功していますが、懸念していた通り本国Sweden、欧州では裏目に出て来ている懸念があります。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプテミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州のこのところの販売低迷、S90、V90の立ち上がりを見ていると、あまりうまくいっている様には思えません。
V40のマイナーチェンジを含めて、プレミアム化を狙った価格水準引き上げが販売台数の低迷に繋がってしまっているように感じられます。

そのため、今後は欧州での主力、量販車種となる次期60シリーズと市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入する新型XC40をどのようなタイミングでどのようなモデルとして投入してくるのかが、今後の再成長の鍵になって来ると見られます。

なお、12月はS90が販売8か月目で2,050台V90は販売開始6か月目で2,461台でした。S90はXC90ほど台数は出ないでしょうが、やや立ち上がりが鈍い感じがあります。V90の方はまずまずの立ち上がりとみられますが、それほどの力強さは見られません

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直しの動きを見せています。8月前年同月比+68.9%、9月同+81.6%、10月同+94.3%、11月同+99.4%と急速な回復、拡大が続いており、12月も11月に続いて10万台の大台を突破し、10万8,230台(同+101.8%)と前年比倍増となり月間過去最高記録を更新しています。

年間では前年5割増の76万5,851台となり、不可能と見られていた年間販売台数目標70万台を達成しました。2017年は100万台を目標としているそうです。一昨年までVOLVOと肩を並べて50万台水準の販売台数でしたが、計画通り進めばあっという間に2倍の水準になってしまい、ジーリーの発言力が一段と強まることが懸念されます。







Posted at 2017/01/07 11:08:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ

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