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2017年04月14日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2017年3月の販売台数は3ヶ月連続で前年比プラス(^^;;

現地時間4月3日にVolvo Car Groupの2017年3月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、V70等販売終了モデルや既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降前年同月比マイナスが続いていました。
しかし、復活していた米国の回復一巡の影響は大きいものの、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、グローバルでは1月に4ヶ月ぶりの前年同月比プラスに転換し、以後3ヶ月連続で着実な回復が進んでいます。3月は比較的ボリュームが大きい月ですが同+9.3%と増勢を強めました

中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど再び調整気味でしたが、8月に同+37.0%と底打ちし、9月同+27.8%、10月同+17.4%、11月同+12.8%と2桁での回復が続きました。
12月はパイが大きいため伸び率は同+3.6%と減速も、月間で1万台の大台を突破し、2017年1月は同+15.7%と再び2桁増、2月もパイは小さいものの同+20.8%、そして3月は1万台の大台には及びませんでしたが9,095台で、同+20.6%と2割増を維持しました。

長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し増勢は維持しているものの伸び率は減速
2016年10月は、同▲14.6%の2桁減と23ヶ月振りのマイナスとなってしまいました。11月同+11.9%、12月同+8.4%と一時回復し、月間1万台の大台乗せを達成しましたが、その後は再び減少傾向になっています。
2017年1月は、同▲18.2%、2月▲11.6%となり、3月も5,356台の同 ▲21.9%となり、減少幅が2割台に拡大してしまいました。S90、V90が投入されますが、米国マーケット自体が頭打ちになってきていることから今後の動向が注視されます

本国Swedenは、2015年6月以降、同年10月と2016年1月、5月を除いて2桁増が続き、中でも2015年11月、12月には4割以上の増加。2016年に入っても好調を維持していました。
しかし、2016年7月に同▲11.2%とマイナスに転じて以降はマイナスが続き、11月には同▲20.6%、12月も同▲14.9%と不振が目立っていました。
ただ、2017年1月に7か月振りに同+15.2%と増加に転じ、2月も同+7.0%3月は7,106台で同+10.5%の2桁増となりました。

モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。特にマイナーチェンジモデル本格納入開始前の調整か、8月に同▲22.7%の大幅減となりました。
その後、大掛かりなフェィスリフト効果が現れ10月に一時的に持ち直しの動きも見えましたが、40シリーズ合計で11月同▲6.1%、12月同▲11.6%、2017年1月も同▲7.8%と3ヶ月連続でマイナスが続いてしまいました。
しかし、マイナーチェンジモデルの販売が本格化してきたのか、2月は同+3.4%と増加に転じ、3月も11,452台の同+4.4%と着実な増加ペースに入ってきています。

引き続き最量販車種はXC60で、18,420台(前年同月比+19.9%)とモデル末期ながらも大健闘を続けています。お買い得で熟成の進んだClassic Model投入が功を奏しているものと思われます。
3月7日にGeneva Auto ShowでNew XC60が発表になりましたが、XC90とは異なり、新たなデザイン言語に現行モデルのイメージも引き継いだ正常進化という感じですので、現行モデルの販売に急ブレーキが掛かることは無さそうな感じがします。

新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが本格デリバティーから1年半ほど経過し、2017年2月はついに前年同月比で前年割れとなってしまいました。
2016年12月は1万台の大台を超えて過去最高の月販台数1万70台(前年同月比+9.7%)を記録しましたが、9月同+87.8%、10月同+12.5%、11月同+15.9%、12月同+9.7%、2017年1月は同+4.7%と減速。2月は▲17.4%の2桁減になってしまいました。3月は7,661台で同▲10.3%と減少幅は圧縮も依然2桁減でした。

XC60は大健闘で、V40、V60も底打ち安定していますが、販売終了する70シリーズの減少が大きく響いています。

新型XC90が本格デリバリーが始まってから2年目に入り、前年比でマイナスになっているためS90、V90にうまく繋げて行く必要がありますが、グルーバル販売はやや伸び悩み気味の感があります。

米国、中国を狙いとしたXC90はジーリーの思惑通りに成功
しましたが、本国Sweden、欧州ではあまりうまく行っていないのではないかと懸念されます。また、米国マーケット自体が頭打ちから縮小気味になってきている点も懸念されます。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプテミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷、S90、V90の立ち上がりを見ていると、あまりうまくいっている感じには思えません。
V40のマイナーチェンジを含めて、プレミアム化を狙った価格水準引き上げが販売台数の低迷に繋がってしまっているように感じられます。

欧州での主力、量販車種となる次期60シリーズの先鋒として3月7日に発表されたNew XC60、4月の上海Motor Showで、市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入するNew XC40が発表されると言われています。これらもどのようなタイミングでどのようなモデルとして投入してくるのかが、注目されます。

なお、2017年3月はS90が販売11か月目で3,344台、V90は販売開始9か月目で3,164台、更にV90CCは発売4か月でニッチモデルにしては1,673台と出足好調です。S90はXC90ほど台数は出ないでしょうが、やや立ち上がりが鈍い感じがあります。V90の方はまずまずの立ち上がりとみられますが、それほどの力強さは見られません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直しの動きを見せています。8月前年同月比+68.9%、9月同+81.6%、10月同+94.3%、11月同+99.4%、12月同+101.8%と急速な回復、拡大が続いています。
2017年1月も11月、12月に続いて10万台の大台を突破し、10万2,653台(同+70.8%)、2月は88,976台(同+167.0%)、3月86,952台(同+74.2%)と大幅な伸びが続いています。







Posted at 2017/04/16 01:05:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ

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