ブロアモーター交換(流用)

全く回らなくなったブロアモーターを交換します。
先ずはグローブボックス、その下のパネル、制御ユニットを外します。

工具は制御ユニットを外すのに幅せまのマイナスドライバーあたりがあれば良いと思います。
他ははまっているだけです。
するとブロアモーターが見えます。

次にモーターに接続してあるコネクタを外します。

回らない程になっているとモーターブラシの粉が出る可能性があります。

ただし、このままでは交換するモーターには接続出来ないので途中の変換コネクタ(スポンジで巻いてあります)を外しておきます。

この作業の最大の難関がここです。

モーターをカッターナイフ等で切って取り外します。

切るのは丸いリブの内側を切ります。

この際、気を付けないとカッターナイフの刃が折れて大変危険です。
私も折れてケガをしてしまいました。

一度差し込んでから地道に切り進んでいく方がやや安全な気がしますけどそれでも折れますので替えの刃は数本必要な気がします。

切り進んでいくと二ヶ所リブがあります。

画像の様にカッターナイフではキツいので、ニッパーなどで切り取る必要があります。

私はメリーのＳＸ-５と言うハサミで切りました。

全周切ると外れます。

ここまでに一時間位はかかる可能性があります。

勿論、カッターナイフで切る時間が殆どです。

今回取り付けたのは２０１１式のＬ３７５タントのモーターです。

こちらは普通の取り付け方法ですね。

後はこのモーターを差し込んで、あらかじめあるスクリュー取り付けベースにタッピングスクリューで取り付けます。
タッピングスクリューは一度ネジ切りしてからの方が楽です。

使用したタッピングスクリューは５Ｘ２０を３本です。

が、３箇所のうち車両前方の一本が位置が合いません。

無くてもキッチリはまってますが、私の場合は大きいワッシャで押さえるようにしました。

後はコネクタを差し込んで外した部品を取り付けると完了です。

位置が合わない所のワッシャはもう少し改良したい所ですが、無事にエアコンの風が出る車になりました。