わんばんこ~、龍聖でございます。
今回の扉絵は、東京モーターショーに出展が
予定されているダイハツ・D-Xでございます。
見た目は違いますが、次期コペンの素材とも
言われ、クルマファンの注目の1台でございます。
注:このブログはPC視聴推奨ブログとなっております。出来ればPCからご覧下さい。
では、今宵もカーニュースステーション、始まります。ミ☆
まず最初の話題は、まもなく新型インプレッサが登場するスバルですが、その前に
究極とも言えるインプレッサをスバルは用意していました。
【スバル・インプレッサSTI S206限定発売】
富士重工業のモータースポーツ部門を担うスバルテクニカインターナショナル(STI)は
昨日2011年11月24日にSTIコンプリートカー「スバル・インプレッサS206」を300台限定で
発売し始めました。
「S206」は、ハイパフォーマンスモデル「スバル・インプレッサWRX STI」をベースに、
運動性能や内外装の質感を向上させた特別仕様車で、今年6月に開催された
「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に出場しクラス優勝を遂げた
「インプレッサWRX STI tS」と同じ“走りの思想”を織り込んだ、究極のロードカーだという感じです。
エクステリアは、アルミ製エンジンフード、専用の大型フロントアンダースポイラー、
専用フェンダーアウトレットなどで武装。専用表皮のレカロシートや専用のトリムパネル
(ピアノブラック塗装)、さらにS206ロゴ入りサイドシルプレートなど、インテリアも特別仕立てと
なります。
ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4605×1795×1465mm。
ベースモデルに比べ、幅はそのまま、25mm長く、背丈は(最低地上高も)5mm低くなります。
前後トレッドは、ともに5mmワイド化。車重は20kg軽い1470kgに抑えられています。
「インプレッサ」のアイデンティティーたる2リッター水平対向4気筒エンジンは、
ボールベアリングを用いた専用のターボ、同じく専用チューニングのECUが組み込まれ、
クランクシャフトやピストンなど構成パーツの重量バランスも改善、専用スポーツマフラーとの
組み合わせにより、ベースモデルを12psと1.0kgm上回る、320ps/6400rpm、
44.0kgm/3200-4400rpmを発生するハイパワーマシンとなっています。
足まわりにも、STIならではの専用チューンが施される。具体的なメニューは、専用チューンの
ビルシュタイン製ダンパーとコイルスプリング、フレキシブルタワーバー、
フレキシブルドロースティフナー、フレキシブルサポートリヤなど。BBS製の19インチ鍛造
アルミホイールとミシュランタイヤも与えられ、前後のブレーキシステムにはブレンボ製の
ドリルドディスクローターがおごられます。
スバルいわく、「静粛性や快適性など日常ユースでの使い勝手を犠牲にすることなく、
ワインディングなどでのスポーツドライビング時には、ドライバーの意のままにコントロールできる
高い操縦安定性を実現する」とのことです。
今回ニュルブルクリンク24時間に出場した「インプレッサWRX STI tS」をベースにし、価格は
ベースモデルより166万9500円アップ(!)の540万7500円というスバルの中では最上位な
価格を有します。2012年5月7日に受注の分まで、300台限定で販売されます。
なお、このうち100台は、前述のニュルブルクリンク24時間耐久レースクラス優勝を記念した、
スペシャルモデル「S206 NBR CHALLENGE PACKAGE」として扱われるスーパーウェポン。
ノーマル「S206」との違いは、カーボンルーフや角度調節式ドライカーボン製リアウイング、
専用サイドシルプレートなど多岐にわたります。
価格は、さらに52万5000円高の593万2500円。そのスペシャルプライスにもかかわらず、
発売前にもう売り切れとなっています。
ノーマルのインプレッサSTIより約2倍もの価格がする特殊なS206が発売前に
売りきれるなんて驚きですが、こういう方はそろそろ出るだろうと思ってたんでしょうね。
メーカーがきちんとドレスアップやチューニングを施した方が、仮に同価格で社外パーツで
チューンするよりもトータルバランスが良いのは言うまでもないので、あながち600万は
高くはないともいえるでしょう。
でも、間違えなく日本の道路でこのクルマのハフォーマンスを活かせる道路はありません。(爆
サーキットでもいきますか。w
まあ、そんなクルマに乗れる約100名は正直羨ましいの一言です。
ぜひ、大事に乗って買って早々に事故車とならないように願いたいものです。
お次の話題は、来月開催される『東京モーターショー』に出展されるクルマの中から
龍聖が気になるクルマをピックアップしていきます。
1台めは、ホンダの逆襲の一撃となるか、そんな1台です。
<ホンダ・N BOX>
軽自動車戦略の中で完全にダイハツ・スズキと差がついてしまったホンダですが、
普通車が盛り上がる要素を見出せない為軽自動車の売り上げが重要になってきました。
そんな中、軽自動車のジャンルで今1番元気なのが超トールBOXタイプ。
いわゆる全高1800mmという背高ボディにより広大な室内空間が売りのこのジャンル。
ダイハツがタントで市場を切り開き、今ではスズキがパレットを出し活気が出てきました。
時にはタントが車種別で1位を取るなど台数確保にはこのジャンルのクルマが不可欠に
なってきてます。
これまでダイハツ・スズキに肉薄していたホンダがここ数年かつてのトップ3と言われていた
頃から脱落し単独3位で落ち着いてしまった大きな要因が、CVTの導入遅れと先のトール
BOXのような受けの良い車種が無かった事だと思います。
それを打破すべく、タントやパレットに負けないようなクルマを開発し、ようやく発売が
出来る所までに至りました。
ホンダの軽自動車の始まりで会ったN360の想いを胸に名付けられた【N BOX】は
後発の利点をフルに発揮しアイドリングストップやようやく導入されたCVTなどライバルに
負けない装備やシステムを組み込んできました。
さて、このクルマは売れるでしょうか?
個人的には、来年出ると思われる3代目タントが出るまでは結構売れると思います。
もし、自分がどっちを買うか?と言われたら3代目タントが出るまで待って結論を出すと
思いますが、ね。w
2台目は、ついに出るトヨタ&スバルの合作クーペのスバル版の方です。
<スバル・BRZ コンセプト>
トヨタがFT-86と言うのに対してスバルはBRZと名付けられたFRクーペですが、
新世代の水平対向4気筒エンジンをベースにトヨタの持つ直噴技術などを盛り込んで
チューンされた200馬力のNAエンジンが実際に市販された時、どのような反響を
得るか期待と不安でいっぱいです。
将来ターボを積むのか不明ですが、構造上AWDは不可能らしいので、いずれ出るであろう
新型のインプレッサSTIとの住み分けはそこで出来そうですね。w
現車は写真よりカッコイイと言われてますので、楽しみです。♪
3台目は、現実的に買いやすくスポーツを楽しめるコンパクトカーがまもなく登場です。
<スズキ・スイフトスポーツ>
来週には発表が決まっているスズキが誇るコンパクトスポーツがこのスイフトスポーツです。
現行型のスイフトをベースに、パワフルなエンジンと新しいトランスミッション、高剛性・高性能の
シャシーなどを採用することで、「The sporty flagship」を目指したという新型スイフトスポーツ。
「多くの人に操る楽しさと感動を感じてもらいたい」と願う開発陣がまず着手したのは、
パワートレインとシャシーの高性能化だそうです。
エンジンは、旧型と同じ1.6リッター直列4気筒DOHC「M16A」ですが、その中身は大幅に
変わりました。新しいエンジンは、回転数に合わせて吸気経路を切り替える可変吸気システムを
採用し、全域で充填(じゅうてん)効率を高めています。
これに合わせて吸気VVT(可変バルブタイミング)を最適化するとともにバルブのリフト量を
増加し、さらに樹脂インテークマニホールドを採用して吸気抵抗の低減を図るなどして、
最高出力136ps/6900rpm、最大トルク16.3kgm/4400rpmを達成。
これは旧型に比べて10ps、1.2kgmのアップです。但し、ハイオク仕様っぽいけど。(汗
組み合わされるトランスミッションは6段MTとCVTの2タイプ。マニュアルトランスミッションは
従来の5段MT同様、2~5速をクロスレシオとする一方、6速を追加することで高速巡航時の
燃費を改善出来るそうです。一方、4ATからCVTに変更されたオートマチックトランスミッションは、
ベースモデル同様、副変速機構付のCVTを採用するが、スイフトスポーツの1.6リッターエンジンに
合わせてセッティングを変更。例えば、リダクションギアを標準よりもローレシオ化することで、
鋭い発進加速を実現したそうです。また、7段マニュアルモードやパドルシフトも採用していて、
今度はCVTでももっさり感は少ないと思います。
それと、CVTはエコカー減税対象だと思うので、最初はそっちが売れるでしょうね。¥
シャシーは「安定性・応答性を高めながら、より上質でしなやかなハンドリングを目指した」との事。
サスペンションは、前:マクファーソンストラット、後:トーションビームを継承するが、その内容は
大きく変更されています。フロントのストラットにはリバウンドスプリングを内蔵され、これにより、
旋回時の内輪の浮き上がりを抑え、ロール剛性を高めています。
インストゥルメントパネルとドアトリムにヘアラインメタル調の処理が施された室内。
シートやステアリングホイール、シフトブーツには赤いステッチが入ります。
専用設計のリアサスペンションは、トレーリングアーム断面を拡大するなどして旋回時の
安定性を図っています。また、トーションビームブッシュの構造を前後非対称として、
乗り心地を確保しながら安定性を高めたとの事。さらに、ステアリングギアボックスの
取り付け剛性やフロントサスペンションフレームの取り付け剛性などを高めることで、
操舵(そうだ)の応答性を20%向上させたと言ってます。
タイヤは195/45R17サイズを装着。先代の16インチに比べて1本あたりの重量を1.6kg軽減。
またアルミホイールも、インチアップしたにもかかわらず1本あたり0.1kg低減し、
さらにブレーキパーツの軽量化などと合わせて、先代に比べて1台あたりのバネ下重量を
合計で9.8kg低減しています。
標準型のスイフトに比べてアグレッシブなエクステリアデザインもスイフトスポーツの特徴。
大開口のグリルや3本フィン形状の大型フォグベゼル、ルーフエンドスポイラー、メタリック塗装の
ディフューザー、サイドアンダースポイラーなど、ひと目で標準型との違いがわかるでしょう。
一方、インテリアでは、シート、ステアリングホイール、シフトブーツに赤のステッチを施すとともに、
フルスケール240km/hのスピードメーター、専用デザインのフロントシートなどにより、
スポーティーで上質な雰囲気づくりに努めたとの事。
装備では、全車にESPを標準装着するとともに、リアシート中央席にはヘッドレストと3点式
シートベルトを標準化。イモビライザーとセキュリティアラームも標準なので、盗難もある程度は
安心ですが、個々の管理は必要です。w
スイフトスポーツは単一グレード展開で、ボディーカラーは専用色のチャンピオンイエロー4を含む
全6色を用意しています。
価格、および燃費についてはまだ未発表です。先代より価格は上がるでしょうが、G’sヴィッツと
拮抗すると予想され、価格は185万辺りと思われます。¥
エコカー減税が来年の3月で終了しますが、どうやら燃費性能の良いクルマについては
引き続き減税対象になりそうです。
まあ、これまでの減税対象にいささか問題があったのも事実ですが、正直エコカー減税が
終わってしまうとクルマの売れ行きは間違えなくかなり落ちるでしょう。
このエコカー減税に対して輸入車の対象車種が今年に入り一気に増えた事は、まもなく
終わるとはいえ輸入車の底力に驚くばかりです。
価格こそ国産車より高くても魅力のあるクルマが多いのも事実。
さて、継続される減税対象がどこまで許されるかが注目です。
更に、自動車取得税などの税金の廃止と一元化も徐々に話が進んでいます。
自動車のまつわる税金は他国に比べ高いとも言われていますが、ここまで広がった
税金搾取の手法をどこまでまとめる事ができるでしょうか?
自動車はとかく所有してから費用がかかる代物だけに、給料等が減った現在の若者には
敷居が高くなってしまいました。
特に都会では公共の乗りモノが充実しているだけに、無理にクルマを所有する必要が
ないのも事実。でも地方に行くと逆にクルマがないとどうにもならない所も少なくない。
今度の私たちをとりまくクルマの環境はどうなっていくのか?
願わくば、クルマ好きにとって暗黒の時代を迎えない事を祈るばかりです。
では、今宵はこれにて終了にいたします。
ご視聴いただきありがとうございました。
最後に恒例のクルマ動画でお別れです。
今回のテーマは「どうしてこうなった?」です。すぐ終わりますのでさくっとご覧ください。w
次回の更新は12月9日の予定です。