こんばんは、龍聖でございます。
メーカーによっては年度末決算が迫って
きていて、販売台数の確保に躍起に
なっている頃ではないでしょうか。
そんな11月の半ばとなりました。
今週もクルマニュースをお届けしていきます。
この時期となれば、恒例となっている【カーオブザイヤー】の選定ですが、先ごろついに今年の
カーオブザイヤーが決まりました。
日本カーオブザイヤー2010は『CR-Z』に決定!
今年はずば抜けたクルマが無い中、各自動車評論家の方々の好みと評価で票が左右される
のではないか、とも思われたが、最後は大接戦で結果が出ました。票数はこんな感じ。
1位:ホンダCR-Z (406点)
2位:フォルクスワーゲン・ポロ (397点)
3位:スズキ・スイフト (228点)
4位:プジョーRCZ (190点)
5位:日産マーチ (67点)
6位:BMW 5シリーズ セダン/ツーリング (62点)
7位:ジャガーXJ (54点)
8位:マツダ・プレマシー (51点)
9位:トヨタ・マークX (26点)
10位:メルセデス・ベンツEクラスセダン(E350 BlueTEC アバンギャルド) (19点)
CR-ZとVW・ポロの一騎打ちとなったのですが、初の輸入車が日本カーオブザイヤーを
取るのではないか、とも言われていたので、どうなるかと思われましたが、結果はかろうじて
日本車がキープしました。
僅差で2位だったVW・ポロはそのままインポート・カーオブザイヤーを受賞、新設された
実行委員会特別賞は「プジョーRCZ」が受賞することとなりました。
ホンダとしては、過去にシビック(第4・12・16・21回)・アコード(第6・14・23回)
レジェンド(第25回)・フィット(第22・28回)でこの賞を獲得していますが、ホンダ車と
しては4代目の受賞となりました。
でも、シビックもハイブリッド以外は次期型の予定がないし、アコードにしても完全に
アメリカ仕様のおまけでしかない現状。フィットは国内販売の最終防衛ラインとしてホンダも
重要車種として扱ってますが、将来のホンダを担うクルマはフィットでいいのでしょうか?
昭和55年より始まったカーオブザイヤーも今年で31回目を迎え、これまで多くのクルマが
栄冠を勝ち取っていきましたが、概ねカーオブザイヤー受賞者は売れないというジンクスも
ありましたが、その年のクルマを代表する意味では必要かもしれませんね。
さて、お次のニュースは、かつてほどの賑わいはないものの、日本の自動車ジャンルに
確たる地位を確保した【ミニバン】。その中でも5ナンバー2000ccクラスのミニバンは
最激戦区と言われています。そのトップに君臨するクルマがこの度新型となりました。
日産セレナ、4代目が登場。
2000ccクラスのミニバン市場で3年連続トップとしてベストセラーミニバンと言われるほどの
販売台数を誇るまでに成長した日産・セレナですが、元々は1年前に出す予定でしたが、
末期モデルと言われた中でも販売台数をキープ出来ている為、ここまで3代目を継続させ
5年ぶりに新型にスイッチしました。
今回のウリは
アイドリングストップ機能をほぼ全グレードに搭載した事。
どのクルマでもエコを切って離せない現状で、日産はこのセレナに最近新型になったマーチと
同様アイドリングストップ機能を搭載し、10・15モード燃費は15.4km/リッターを達成した事で
ライバルであるトヨタ・ノア&ボクシーやホンダステップワゴンよりも優位な立場をキープした
ままとなりました。先にアイドリングストップ機能を搭載したのはマツダ・ビアンテですが、
人気の無さでその事を忘れられてる感もあります。w
日産が出したFMCの結論はキーコンセプト。まあ、これだけ売れてる3代目セレナを大きく
弄る必要もないので、3代目の問題点を徹底的に改善していったのが4代目であると
いえるでしょう。
その中でも各社色々考えている3列目の収納方法ですが、トヨタはバネを使って3列目の
シートをワンタッチで収納できるようにし、ホンダは床下収納を考案し、日産はシートの
跳ね上げ位置を出来るだけ低くすることで、収納方法ではなく収納時の運転視界の妨げを
極力抑える事で同じサイド収納のトヨタには優位にいたい方向で考案されたようです。
3列目の扱いは三者三様でどれも有利不利があります。使用者が使いやすい方法を
持ったクルマが注目されるのは確かですが、それが決定打ともならないのがミニバン選びの
難しさでもありますが、おもしろい所でもありますね。
個人的にセレナを推す要因としたら、VDC(横滑り防止装置)を最下グレード以外は標準装備に
している所だと思います。ホンダ・マツダも同じで好感が持てますが、トヨタだけはいまだに
オプション扱い。しかも、サイドエアバックとの抱き合わせ商法。これはイカンと思うのですよ。
あまり雪が降らない地域では4WDまではいらないと思いますが、横滑り防止装置があれば
かなりの割合でカバーをしてくれます。安全装備について改めて考えて欲しいとトヨタには
つくづく思う次第であります。それかせめて単独オプションにでもいいのでして欲しいわ。
話が逸れましたが、4代目は実に良く出来たクルマに仕上がったと思います。
見た目こそあまり変わりませんが、3代目の初期モデルあたりの方々なら乗り比べてみて
その違いに驚くと思います。あるいはミニバン初購入なら超驚きかも。w
価格は装備の有無で比較出来るようにした4グレードにまとまっています。
20S:216万3000円(FF)/243万6000円(4WD)
20X:233万1000円(FF)/260万4000円(4WD)
20G:258万3000円(FF)/285万6000円(4WD)
ハイウェイスター:249万9000円(FF)/276万1500円(4WD)
外観がオーテック版でもある「ライダー」は、FFが269万8500円、4WDが296万1000円です。
1番売れると思われるハイウェイスターあたりは特に激戦区だと思います。
トヨタ・ノア&ボクシーのG’s版やステップワゴンのスパーダ等とはガチンコ勝負になるかな。
ミンバンは付帯オプションが豊富で、その気になれば本体価格が250万辺りでも下手したら
総額が400万円になってもおかしくないだけに、メーカーも力を入れる理由はわかる気がする。
さて、4代目は引き続きトップ販売数をキープ出来るでしょうか?
今日最後のニュースは直接クルマとは関係ありませんが、クルマ好きなら興味があると
思われる超有名レースゲームの最新シリーズがいよいよ登場間近!?
グランツーリスモ5、11月25日に発売決定
当初11月3日発売だったのが一度発売を延期し物議をかもし出した超有名レースゲームである
グランツーリスモの最新シリーズ【GT5】が改めて発売日を決定し、発表しました。
年末商戦期と言う事でクリスマス前ではないかとも思われてましたが、意外と早い発売日発表に
また延期するんじゃなイカ?
という不安はぬぐい切れません。w
再度発売延期とならない事をユーザーやファンは祈っておきましょう。
今回のニュースはここまでです。最後は恒例のクルマ動画でお別れです。
今日のクルマ動画は『家政婦は観た』…じゃなかった、『ドライブレコーダーは観た』と称して
最近注目のドライブレコーダーが撮影した事故映像を2つお届けします。
この事故はありがちかもしれませんね。
インプレッサのようなクルマに乗ると、初心者や若者はついつい一般道でも飛ばし気味に
なる方がいます。くれぐれも過度な追い越しや速度超過にはお気を付け下さい。
そそて、もう1つはコレ。
「居眠り」の可能性もありますが、ナビ等を弄っていたりしてもこういう事はありえます。
または助手席・後席に気を配った時にもこうなる可能性はあります。
いずれにしても、対向車はたまったモンじゃないですがね。(爆
みなさんは、こういった事故を起こさないように気を付けて下さいね。
では、また来週。(^-^)/