出かけてました。
戻りました。
月がほんのり輝く、優しい夜。
でもものすごく、寒いんです@山の上。
そんな今日は、ちょっとずっっっと祈ること、、、、それだけ気になる事がありました。
出先で少し、用事があってクルマ停めて目的地に向かう途中で。
階段の下になんとなく倒れているようにお年寄りの・・・・おばあちゃんが。。。。
ものすごい偏見の目であえて見るなら、ホームレスのようにも見えないこともない、そんなおばあちゃんの様子・風体だったもののものすごく気になって近寄って声をかけてみた。
「大丈夫ですか、どうかなさいましたか」
おばあちゃんは
「ちょっところんで・・・・・でも大丈夫ですけん」
なんとなくうつろな目で、でもしっかり手すりをもって立ち上がろうとしていた。
ものすごく躊躇したものの、会話はできる。。。。手を出そうとするとなんとなく拒否する感じもあり、
とりあえず目の前に置いてある買い物バギーのようなもの・・・・・お買い物してきたんであろう、商品が
いくつか乗せられていた。
荷物にかけてあった上着を、おばあちゃんに渡して。
しかし自分にも用事がある、先を急ぐこともありものすごく気になってしゃあなかったけど「また帰りに
様子を見てから」と思って後ろ髪をひかれるような気持ちでもあり、用を済ますべく移動。
30分くらい後になっただろうか。
テケテケ歩いておばあちゃんの所に向かってたら、なにやらものものしい様子になっていた。
誰かが警察を呼んだらしく、何人かの一般の人達と・・・・お巡りさん、婦人警官、それから救急車と
救急隊員が。
おばあちゃんはさきほど渡していた上着にきっちり包まれてぼんやりそのままの状態でいてはった。
救急車で運ばれるんだ。。。。。。。。。。。
そんなに大変な状態だったのかもしれないのに、なんとはなしに元気そうに見えたことや、会話が
できたこと。。。。。。。。。。
あとは、ものすごくはずかしい勝手な自分の気持ちと状況でおばあちゃんをそのままにしてしまったことにものすごく自分を責めた。
でも、あのとき私が大騒ぎしても・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかしたらみんな素通りしていたのかもしれない。
もしかしたら、おばあちゃんは頑張って起きあがる事が出来たらその手押し車をゆっくり押して
帰れていたのかもしれない。。。。。。。。。。
でも。
自分を責めつつ、おばあちゃんがすぐ、どこか近くの病院に運ばれてしっかり診てもらってもしかしたら
家族が呼ばれて暖かい時間を安心してゆっくり過ごしてもらえますよう。。。。。。。祈ってた。
救急隊の人と警察の人に、おばあちゃんの荷物だったんであろう手押し車があったことを確認して
しっかり荷物を見てもらうようお願いして。。。。
あとは、たぶん警察を呼んでくれたんであろう他の人達にまかせる、、、というかお願いするしかなかった。
寒い中で、おばあちゃんはどれくらいの時間、、、、、あそこにああやって寝てはったんやろう。
今夜も、ものすごく寒い。
昨夜、ここは氷点下だった(^▽^;)
「おおさかの今朝の最低気温が4.ウン度だったのにここはまだまだ氷・点・下ッ」
などと笑ってやろうと思っていたんだが、気温のことより気になることが。。。。。。。。
そう、
「
気」になる「
気温」「
気持ち」 「
気」が入る。
大気の空気の、「気」なんやろうとは思うものの、気持ちの「気」は、なんだろう。
たまたま今日、私が気づいて声をかけた。
それまでにいったい、何人の人が前を後ろを、横を素通りしていったんだろうか。。。。。。。
「
気」がつく、
そんな
気持ちや
気づきにも、人それぞれ温度があるのかなって感じた。
年中ホカホカ春の陽気のような温度の人。
いつも氷点下のように寒々しいような人。
きょう、おばあちゃんには私のあとで春の気持ちの人に見かけられて、手を差しのべられたんだと思う。
うまく言えないけど、そのまま暖かい手に包まれて今、安心してゆっっくり休んで元気になってもらいたいしのんびり過ごして手押し車でまた、外に出てお花見でもしてもらいたい。
誰かか道で倒れたりしているとき。
どうすればいいのか、ものすごく悩むときも多い。
見た瞬間に意識がなかったり出血や大怪我をしているならともかく、
今日のように意識もあるし目もはっきりしていて会話も出来て・・・・・・・・・・
勝手に騒いで、逆に元気すぎたために周りを振り回して迷惑なヤツにもなりかねない。
なにを基準にどう行動すればいいのか、判断に悩むとき。
どうするのが一番いいのか、まだ私にはわかっていないみたいだ。
今夜も氷点下のような寒さの中、なんだかやるせない気持ちや自責の念のまま・・・・・・・それでも
いっぱいに、おばあちゃんがより良いようになるよう、祈ってきた。
千手観音を拝ませていただいた直後にこんなことがあって、試されているようにも思ってなにもできなかった自分がいかに愚かな存在なのか痛いほどわかったし。
より暖かい、より多くの手に包まれてゆっくりしてもらえるよう願うしかない。
気持ちの切り替えが、なかなかできない私はやっぱりまだまだ。。。。。。。。。。。。。
Posted at 2013/03/26 23:58:31 | |
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