ヘッドライトコントロール･･･準備2

前回の続きですが、DA64のヘッドライト部分の配線は写真の１２３が司っており、1－3でロービーム、2－3でハイビームが点灯する所まで解りました。

実はこれが大問題で、それぞれが独立しているためオートライトユニットを接続するのに1番だとロービームを直接稼働になり、2番だとハイビームを稼働する事になります。3番に接続してハイローを切替を可能にする事は出来ますが、その為にはライディングスイッチが常にライトオンにいる必要があります。

これはどう考ても実用的ではありませんし、リレーを組んでもかなり面倒くさい配線になりそうです。

そこで改めてムーブLS150のライディングスイッチにテスターを当ててみました。

全端子に番号を振っていますが、エブリィのライディングに該当するのは同じ場所の４・５・７番です。
ただひとつ異なっているのは、ライトスイッチのオンオフ位置に関係なくレバー位置がローであれば4－7、ハイであれば5－7が導通します。
ライトオンオフに拘わっているのはエブリィでは繋がっていない8番で、オンにすると7－8が導通します。

以下で説明しますが、私の考え通りならエブリィの車両側配線は1本だけ替えれば済みそうです。

ちょっと解りにくいですが、エブリィとムーブのライディングスイッチのヘッドライト部分を簡略した図です。

ライディングスイッチのオンオフに関係なく7番に電流を流せば（エブリィの場合アースに落とせば）ヘッドライトが点灯する事が解ります。

そこで図で言えば現在αに来ているアースをムーブライディングの3に繋ぎ直し、αをオートライトユニットに繋ぎます。

これでオートライトが作動した時、ライディングの位置に関係なくヘッドライトが点灯するはずです。

もっと簡単に言えば、既存の配線にムーブのライディングスイッチを繋げば、ライトのオンオフに関係なくヘッドライトが点灯するはずです。
早速、明日にでもムーブのライディングスイッチをエブリィに繋いでみます。