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オザミの愛車 [スバル WRX STI]

ZESTINO Gredge 07RS 265/35ZR18 

イイね!
評価 : ★★★★他の商品のレビュー
2017年09月16日
カテゴリ : タイヤ・ホイール > タイヤ
ZESTINO Gredge 07RS 265/35ZR18
パーツ単体 パーツ取付全体
ZESTINOのGredge 07RS 265/35ZR18のレビューになります。
2016年冬から2017年春のタイムアタックシーズン中の勝負タイヤとして2セットを購入、使用しました。
ZESTINO Gredgeには07R(TREAD WEAR 240)、07RR(TREAD WEAR 180)、07RS(TREAD WEAR 140)の3種類がラインナップされています。
本レビューは『条件さえ揃えば』ドライグリップ性能が最も高い07RSのものになります。

設計&テストを日本国内で行う一方、その製造を(解析を含めた詳細設計もそうらしいですが)中国で行っており、「DESIGNED IN JAPAN」という位置付けになっています。
製造を中国で行っていることもあって、国産ハイグリップラジアルの4~8割の価格で購入することができる一方、『条件さえ揃えば』それこそ多くの国産ハイグリップを喰ってしまえる高いグリップ性能を備えています。
(敢えて単に「性能に対する」とは言いませんが)好タイムに対するコスパの高さから、昨年から今年にかけて随分と話題になったタイヤですね。

とまれ、2セットを使ってみた感想として、以下の4点をトピックとして挙げたいと思います。

◆強い構造

ラジアルらしからぬ構造の強さで殆どヨレが出ません。
07RRと07RSとは基本構造がSタイヤに近い… なんて話も耳にしましたが、なるほどな構造の強さです。
ターンイン時にフロント外側のタイヤを潰しにいきますが、その潰れる感覚が希薄だったりします。
なので、進入スピードやステアインのタイミングを掴むのに若干慣れが必要でした。

しっかり熱が入った状態で攻め込むと『G/Sコンですか?!』って思えるレベルでがっつり摩耗(溶ける)していきますが、ヨレが殆ど出ないので端部だけが偏摩耗するようなことはなく、トレッド全体がジワジワと溶け落ちるように摩耗していきます。
尚、下記しますが、若干突っ込み気味にコーナーに進入、ガバっとステアを入れるようなドラインビングになりがちなんですが、それを繰り返す代償としてセンターグルーブが斜めに摩耗する傾向がありました(私が下手っぴなだけかも… ですが)。

◆ダルなハンドル特性

構造が強いのでハンドル特性も素直か… と言うと、非常に『ダル』なステア特性になります。
小舵角時や僅かなステアのきり足しに対し、そのヨーの出方が非常に弱いんです。
それでいてグリップは高いわけで、タイムを出しにいくなら、突っ込み気味にコーナーに進入、ガバっと大きくステアを入れていくようなドラインビングが必要と感じました。
参考にTSタカタをアタックした際の車載動画を貼っておきますが、けっこう雑にステアを入れているのが分かると思います。

ちなみに、温間内圧を高めに設定することである程度は『ダル』さは緩和されます。
ただし、タイヤの潰れる感覚がますます希薄になっちゃいますし、せっかくの構造の強さを活かしにくくもなりますので、タイムを出す方向でのセッティングとしては内圧は高くしない方がベターとの結論に。
尚、自分のGVBとのマッチング的には温間内圧 2キロ前後が良い感じでした。

◆『条件さえ揃えば』鬼グリップ

上記までにしつこく『条件が揃えば』と書いてきていますが、その条件とはズバリ『熱入れ』です。
発熱しないとグリップしないのはゴムタイヤなんで当たり前なんですが、シーズンとなる冬場ですとコースによってはいくら走っても熱が入ってくれません。
それこそ人肌程度にしか熱が入らず、全然グリップが得られないんです(街乗りに支障が出るレベルではありませんけど)。

参考例として、冬場の阿讃サーキットでは何周走っても人肌程度にしか熱が入ってくれませんでした。
当然ながら高いグリップは得られず、全然曲がってくれませんでした。
同じ阿讃サーキットでも冬場でなければ必要な発熱は得られましたし、相応のグリップは得られるんですが。。。
これがコーナーが連続するTSタカタサーキットですと、それが冬場であっても4~5周を走り込めばかなりの発熱が得られます。
ただし、4~5周も走り込んでしまうと(上置きI/Cの宿命でもありますが)エンジンの方が熱ダレしてしまうわけで。。。
これは本タイヤに限った話ではありませんが、タイムを出すためにはエンジンが熱ダレする前に十分にタイヤを発熱させる必要があるわけで、そういう意味ではアタックシーズンである冬場に使用するタイヤとしては非常に難しいところがあります。

『条件さえ揃えば』に対する話が長くなりましたけど、とまれ、発熱さえさせられれば本当に鬼グリップです。
そうとうに無理をしないとグリップが抜けない感じなんです。
一発タイムを出すタイヤとしてなら、DUNLOP DIREZZA ZIISSやZIII、ADVAN NEOVA AD08R、それにPOTENZA RE-71Rあたりとは十分に真っ向勝負が可能なグリップ性能だと思います(少し上のグリップ性能と感じています)。

尚、前述の『ダル』さとの絡みから大舵角ステアを伴う小Rコーナーを苦手とするところがあるので、発熱させにくくヘアピンコーナーの多いコースとは本当に相性が悪いです。
(そういう意味では、冬場の阿讃サーキットは本当にNGでした)
冬場の使用に限って言いますと、FR車やFF車の後輪等は特にですが、07RSよりも07RRの方が(発熱させやすい分だけ)ベターかな… なんて思ってみたり。


◆『条件さえ揃えば』溶ける

先述の通り、高いグリップ性能を発揮させるためには、十分に発熱させる必要があります(これは、ゴムタイヤである以上、全てのタイヤで同じ事が言えますけど)。
そして、本タイヤを十分に発熱させると、気持ち良いくらいにトレッド面が溶けていきます。
前述の通り、『G/Sコンですか?!』って思えるほどに本当に溶けます。

画像は新品時、及びほぼ新品状態からTSタカタサーキットを20周くらいアタックした後のものになります。
トレッド面・トレッド端部がG/Sコンのアタック後みたいになっているのが分かると思います。
ちなみに、アタック後に30分程度放置、フロントタイヤをスロープに乗せてジャッキアップすると、スロープがタイヤに貼り付いて一緒にジャッキアップされました(画像にてスロープが貼り付いた跡が確認できます)。

十分に発熱させてトレッド面が溶け出してから数周(TSタカタサーキットだと2周強)は鬼グリップ、それから先はじんわりと熱ダレ状態に入っていきます。
熱ダレ状態になってもスパーンとグリップが一気に抜けるようなことはなく、ヌルヌルと少しずつ滑っていく感じでコントロールは比較的簡単にできる感じでした。
尚、先述の通り、トレッド面の摩耗(溶け)は均一に進行しやすく、また、かなり摩耗させてもある程度のグリップは得られますので、(溶けるタイヤな割に)意外とライフは短くないと感じました(センターグルーブを大きく偏摩耗させるとグリップが一気に下がりますけど…)。


ダラダラと思うままに書きましたが、以上が私にとってのトピックとなります(レビューになっていないかもしれませんが…)。
色々とクセのあるタイヤながら、ツボにはまればタイムは出ますし、比較的安価なタイヤであることも考慮、評価としては満足の☆4にて。
(ちなみに、Gredge 07RSはサイズラインナップがプアなので、購入・使用を検討の際には先ずはサイズの有無を確認する必要ありです)
関連動画:


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この記事へのコメント

2017/09/16 08:03:01
いつも勉強になります!!

そういえば、見学にいった際にも派手に溶けていたのを思い出しました!(笑)

次は、、、このタイヤを使ってみたいと思います!
コメントへの返答
2017/09/18 08:55:38
どもども(^^)

使用後の画像ですけど、まさに ひろぽんさんが見学に来てくださった際のものです(笑)
あの時もすんごく溶けましたよねぇ。。。

クセはありますけど、タイムに対するコスパは高いと思います!

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