2017年08月04日
無給油 1000km プロジェクト その9
気温が上がるとともに燃費数値もピークを迎えつつあるのでそろそろプロジェクト敢行といきたいところですが、仕事が忙しくてまだ詳しいコースが決まらない状況です。
8月か9月に走る予定でいますが、燃費のためには当然のことながら冷房のためにコンプレッサーを回すことはできないので窓を開けるか、窓を閉めて送風モードて走ることになります。そこで気になるのがどちらが燃費を悪化させないかということで、先日調べてみました。
窓を開けると空気の流れが乱れてかなり燃費に影響があるだろうから、窓全閉でブロワー1~2段目で外気導入するのが良いとずっと思っていました。しかしブロワーによる送風の場合、Cool側にしてもヒーターコアを常時循環している冷却水の影響で吹き出し温度は外気温度より数℃高くなるので、できれば運転席側の窓を全開にして気分良く走りたいというのが本音でした。
窓を開けることによるCd値悪化とブロワーモーターによる電力負荷増加の比較となりますが、以外にも窓を開けたときの燃費悪化は思っていたほどではありませんでした。気温が25℃を超えるくらいになると窓全閉でブロワーOFFなら50km/h定地走行燃費は40km/Lを超えてくるのですが、この条件で 「運転席側窓全開+ブロワーOFF」 と 「窓全閉+ブロワー2段目」 を比較すると燃費悪化の程度はほぼ同じという結果でした。数値でいうと1km/L程度悪化します。ブロワー1段目(最弱)にするとかろうじて運転席側窓全開よりは燃費が良くなるといった具合です。
実際のところ片側の窓を全開にしても車内に入り込んでくる風量はそれほどでもないので燃費にはあまり影響がないのでしょう。しかし、両方の窓を開けたり後ろの窓を取り外したりすると流入風量がかなり増えて燃費も2km/L程度悪化しました。また、エアコンONでコンプレッサーを稼動させるとエバポレーターの熱負荷がかなり低い条件(風量最低・日射なし・外気温度24度・コンプレッサー稼動率約35%)でさえ区間燃費は35km/L台となるので今回のプロジェクト的にエアコン使用はあり得ない結果となりました。
あと残る課題は車体下部フラット化のアンダーカバーですが、材料のプラダンは購入したものの全く手付かずです。車速が40~50km/hなのでそれほど変わらないかもしれませんがそれでも燃費が2~3%でも向上してくれれば充分意味があります。
走行はかなりの長丁場となり身体的にも負担が大きいので一発勝負の予定ですが、昨年に較べてテクニックの向上とエンジンOFFでの滑走モードが加わったので、流れの良いコースさえ走れればなんとかなりそうな感じです。でも運悪く渋滞に巻き込まれるようなことがあればプロジェクト達成はまず無理でしょう。
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Posted at
2017/08/04 14:02:33
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