目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
旧オルタからバックカバー&オイル配管のブラケットを移植。
矢印部分の逃げが不十分だったので8mmの穴を開けて対応。
また、バックカバー固定ナットの位置が一部異なりましたが、固定に関しては無問題・・端子位置も付属のプーリー径も同一でした。
なお、プーリーの軸部への締め付けトルクは60Nmとの事。
2
整備手帳用に画像を整理していて気付いたのですが、矢印部分の端子台座固定ナット(?)を追加するのを忘れていました。。
直ぐに外れるとは思いませんが、早急に対処するつもり。。
→翌週に対処完了しました。
3
製品誤差なのか、今回入手したリビルト・オルタはブラケット間が0.4mm程狭く、最初は削ったりもしてみたのですが・・・一筋縄では嵌りそうになかったの少々強引な手段に。。
オルタ・ハウジングを少し緩めてから車体へ嵌め込み、下部固定ボルト(M10)を仮締めした後にハウジングを締め直し、上下固定ボルト締め込みという感じに・・・軸ズレ等は起こしていないと信じたい。。
その後に調べた所、ハウジングを締め付け過ぎると軸音等が発生し易いとか・・・ハウジング固定ボルトの締め付けトルクは10Nm位になる様です。
後日にオルタを再脱着したのですが、ブラケット部が広がったのか本体はスンナリ脱着&ハウジングもキチンと組み込めました。
4
上部固定ボルトはアイドラー・プーリーと共締めになり、プーリー側の凸部とオルタ側の凹部を合わせて締め込みます。
下部の固定に関しては新しいオルタにはナットが既に埋め込まれており、今迄のボルトは長さが合わなくなるので、別途にUS-M3&US-Z3M用の短いボルトが必要になります。
(ボルト品番: 07 11 9 900 630)
締め付けトルクは上部ボルトが45Nm、下部ボルトが43Nmとありましたが・・約45Nmで締めちゃいました。
5
オルタが固定出来たらB+&D+端子、オイル配管を固定します。
B+端子用ナット(M8)の締め付けトルクは13Nm、D+端子用ナット(M6)は7Nmとの事・・・僕は手ルク・レンチで締めちゃいました。。
6
再びテンショナー・プーリーに8mmヘキサを突っ込み、時計回しに力を込めつつベルトを嵌め直します。
ちなみにプーリー・カバーが知らぬ間に脱落&行方不明になっている事がありますが、カバーが無いとベアリングの寿命が極端に落ちるので要注意です。
僕のもテンショナー側が脱落していて錆が少々・・取付け前に注油しておきました。。
7
諸々を元に戻して作業終了。
工具が揃っていて、オルタ本体や端子の脱着がスムースに行けば・・・2時間程度で収まるかも知れません。
今回はtoto会長から安価なSSTを紹介して頂いたり、かいまん師匠のブログを参考にさせて頂いたので準備万端で作業に臨めました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
有難う御座いましたm(_ _)m
※オルタ交換に際し、バッテリー充電量が不十分な状態でエンジンを始動すると過負荷でオルタが破損or故障する場合があるとの事。
必ずバッテリー充電量を確認し、放電気味の場合は十分に充電しておきましょう。
8
参考程度にBMW AG公式な各部締め付けトルク表の一部を貼っておきます。
上側はE36用から、下部は各車共通用からの抜粋になります。
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