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amemanの愛車 [BMW M3 クーペ]

E36 M3 Special Versions vol.Ⅰ

投稿日 : 2006年08月28日
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M3-Lightweight(LTW)

一部では「E36 M3CSL」とも呼ばれているモノです。

アメリカのBMWレース関係者の要望により、1995年に約120台(116台?)ほど製造され北米限定で販売されました。

部品製造時に選りすぐられた完全バランスな部品を使用して、BMW Individual社で組上げられたUS版エンジンが搭載されており、防音材・A/C・サンルーフ等も排除された結果、ノーマルよりも約100kgほど軽量化されています。
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シートは325iクーペと同一形状(色はM3しています)で、内装にはGTと同じくカーボントリムが驕られています。

出力はUS版と同じ(240hp)ですが、吹け上がりは別格らしいです。
車体色はアルピンホワイトⅢのみでチェッカーフラッグパターンのステッカーが左前と右後に貼られています。

その他の変更点は
・スピード・リミッター変更
・ファイナルは3.23
・アルミ・ドア
・GTフロント・リップスポイラー
・M3用リア・ウィング(ブレーキランプ付)
・鍛造アルミホイール
・M製フロント・タワーバー
・etc.
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ディーラー・オプションとして
・ロア・クロスブレースバー
・クラスⅡリア・ウィング(ブレーキライト付、下駄も付属)
・アルミ製オイルパン&デュアル・オイルポンプ
・ドリルド・ブレーキローター
・車高調サス
・アジャスタブル・キャンバープレート
・アッパー・ストラットタワー・ブレース
などが用意されていました。
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M3-R

オーストラリアのGTクラス(Australian Super Production series)参戦の為、1995年にM社にて15台(17台?)がS50B30エンジンをベースに製造され、オーストラリアのFrank Gardiner Racingを通してレース関係者のみに販売されました。

車体色はこちらもアルピン・ホワイトⅢのみとなります。

出力は324hp(7200rpm)、トルクは258lb/ft(4400rpm)との事です。
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この車の特筆すべき点は、BMW M GmbH & Schnitzer Motorsport GmbH により以下の部分に手が入れられている事です。

・インテーク&エキゾースト・ポート研磨
・カムプロフィール変更
・軽量フライホイール

そしてサイドブレーキのハンドル下にNo.入りのプレートが貼られています。
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他にも
・デュアル・オイルポンプ
・E31 850Ciのドライブ・シャフト
・AP Racing製クラッチ
・AP Racing製フロント&リア・ブレーキ・キャリパー
・AP Racing製フロントブレーキ・ローター
・グループN用スプリング&ダンパー
・ファイナルは3.23
・GTフロント・リップスポイラー
・BBS製アルミホイール
・クラスⅡリア・ウィング(下駄&延長リップ付)

俗に言うオーストラリア仕様のセンターパイプは、このM3-R用のパーツであると認識しております。
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・A/C・カーステ・集中ロック・チェックコントロールは無し
・防音材無し
・リアシートも無し
・フォグランプも無し
・スペア・タイヤ無し
・リアのM3バッヂも無し
・もちろんサンルーフ無し

ノーマルと比べて、約200kgほど軽量化されています。
まさしくレース専用に製造されたモデルで、国際ライセンスを所持している事が購入条件としてあったそうです。
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M3-GTR

一番知名度がある割りに謎の多いこの車両。。

最初に登場した'93~'94年の車両はS50B30をベースに内部に手が加えられており、スペック的には346ps/8250rpm/1150kgとの事ですが、ボア&ストロークはM3Bと同じで変更は無かった様です。(ともきちサン Thanks!)

この頃に約300hpというスペックでストリート仕様のM3GTRも2台製造された様ですが、E46M3GTRの様に市場販売されたかどうかは不明です。

M3GTでホモロゲを取得した'96年以降はGTエンジン(オイルパン等がM3C)ベースとなり、ボディ各部の軽量化も進んで車重は1100kgを切っていました。(約1050kg)

その後、'97年にはS50B32をベースに380hp/8200rpm仕様となり、最晩年の'99年には420hp仕様となりましたが、ポルシェ勢のモデルチェンジを受けてV8搭載のE46M3GTRに代替わりする事になります。


画像はADACで活躍した'93~94年の車両と、IMSAで活躍したチームPTGの'98年の車両になります。

PTG仕様は目立つ所で言うと、リアウィングに下駄が加えられフロントリップが可変タイプでなくなっている位ですが、窓のアクリル化やボディの大部分をカーボン化するなどの軽量化が施されています。

しかし、初期のM3GTRに関する情報は非常に少なく、かえって謎は深まるばかり・・・情報が入り次第、随時追加修正して行きたいと思います。

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この記事へのコメント

2008年3月27日 21:57
俗に言うオーストラリア仕様のセンターパイプは、このM3-R用のパーツであると認識しております<<<


あ  それは僕の車についているのと同じですか?? 違うの?
コメントへの返答
2008年3月27日 22:27
M社設立25周年を記念したオーストラリア限定の特別仕様車も販売されましたが、スペック的には一般の右ハンM3Cと同じでしたので・・・シルバーさん達が装着しているパイプはM3-R用としか考えられないと思います☆

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何シテル?   02/17 16:41
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