27日から発売となる、永ちゃんの2000年から2015年までのLIVEから32曲を収録したCD「LIVE HISTORY 2000~2015」が昨日、ヤマトさんから届きました。USBへダビングするのに一回聴きましたが…色々不満が残ったというのが正直な気持ちです。
過去、矢沢が複数年のLIVEをミックスして出したCDというのは、1984年~1988年の「STAND UP!!」、1990年~1999年の「ライヴ・ディケイド '90-'99」があります。どうしても今作は、その2作と比較してしまいますが、ハッキリ言えば、50代~60代の永ちゃんは、若い頃の永ちゃんに勝てないという事です。単発のLIVEビデオやLIVE CDというのは、それこそ何十本もリリースしてるし、自分は30年、コンサートは何十回も観てきてるので、分かり切ってた事ですが…。別に、これは非難ではないです。例えば、イチロー選手だって今も凄いですけど、10年・15年前の方がもっと成績は良かったじゃないですか。永ちゃんも“60代半ばにしては”と前置きすれば凄いです。でも、矢沢自身がそう(前置きされることは)望まないでしょう。
せめて、選曲あるいは曲順だけでも、改善する余地はあったと思います。選曲としては、もっとスローナンバーの比率を高くする。具体的には、2014年の武道館なら「CITY LIGHTS」を入れるとか、昨春のマニアックナイトから「Mr.T.」「昼下がり」、2004年クラシックⅡの大阪等で「長い旅」の代わりに最後に歌った「このまま…」とかね。曲順だって、前の2作は実際のコンサートで一曲目だったヤツをTOPに持ってきて、ラストのを最後にしてるじゃないですか。厳密にはSTAND…の最後「長い旅」は一回目のアンコールの最後であって、ホントの最後じゃないけど。「ラヴ・ファイター」が一曲目で「終わりじゃないぜ」がラストという今作は理解に苦しみます。収録曲の中なら、2007年武道館で一曲目だった「カモン・ベイビー」、2012年の日産スタジアムで最後だった「SO LONG」を素直に配置すべきだろうと…。このへんは今後、自分のウォークマンへデータを移動するとしたら、曲順変更するつもりです。
おそらく、多くのファンは無条件で「永ちゃん、サイコー!」と言ってるんでしょうけど、自分は座布団10枚の上にのっけられてる永ちゃんを見たくないので、あえて書きました。ちなみに、ウォークマンでヘビロテしてるのは、最近だと'82~'95年くらいのアルバムですね。
Posted at 2016/07/27 00:27:28 | |
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