エンジンOHに挑戦！ ～part.1 エンジンを下ろす～

ブログのほうに書きましたが、一昨日の帰宅途中にエンジンからの大きな異音が発生しました。原因はわかりませんが、明らかなパワーダウンを感じ、進むのがやっとなほどでしたのでエンジンブローと判断しました。

どこかが不調になった時、いつもは渋々作業をするところですが、今回は何故かやる気があります！あまり自覚はありませんが、バリオスへの思い入れが結構あるのでしょう(笑)


なんたって初めての単車ですから！(^0^)
みんな最初の愛車は簡単には手放したくないはずです・・・。

私は最初に乗っていたスカイラインを廃車に出した時に凄く後悔しました。いずれ時は来ようとも、まだ同じ気持ちは味わいたくはありません。ですので、今回は頑張って自分で直してまだまだ沢山バリオスに乗るつもりです！！

熱弁してしまいましたがｗ
まずは作業しやすいように庭に移動させました。

エンジンを下ろすにあたり、前にヘッドカバーを開けたときと取り外すものは殆ど同じなのでサクサク進みました。


大まかに言えば、オイル・クーラントを抜いて、チェーンを緩めてドライブスプロケットから外し、タンクを下ろしてエアクリBOX、キャブ、ラジエーター、マフラー、各配線を外すだけ。

やってみると意外と簡単です！車と違ってサイズも小さいし補機類も少ないのがいいです♪

作業を始めてから三時間ほどでエンジンが下ろせました。
思っていたよりもスムーズ！

しかもエンジンが結構軽い！250ｃｃだとこんなものなんですね。軽いって言っても30～40kgはあると思います(^^;)


この分だったらエンジン載せ替えは思っていたより簡単にできそう。今回はOHが目標ですが、分解してみてお金が思ったよりもかかりそうだったら載せ替えも検討します・・・。

外は蚊が凄く、時間も遅くなってきたので、作業場所を自分の部屋へと移しました。エンジンを二階まで運ぶのに一苦労ｗ

雑誌を下敷きにして水平に。こういう時の雑誌は役に立ちます！車をジャッキアップするときも、スロープ代わりに雑誌をガムテープでグルグル巻きにしたやつを使ったり(笑)

ヘッドを開けたらカムチェーンが干渉したような傷が！前開けたときはこの傷なかった気が・・・。テンションが緩かったのでしょうね(T_T)

異音の正体の一つはカムチェーンのガラガラ音でした。しかし、もっと根本の所にも原因があると思うので、まずはシリンダーを外します。

腰上はこんな感じ。

カムやチェーンガイド等を外し、長いボルトを外せばシリンダーは外せます。オイル下がりは大丈夫そうですが、バルブスプリングコンプレッサーが用意できればバルブも外して清掃したいと思います。


スペースが狭いので、専用工具(SST)がないと厳しいですね(^^;)

ヘッドを外したらピストンと御対面！カーボンが堆積してます。


バリオスのピストンは初めて見ましたが面白い形をしてますね～。

更にシリンダーからピストンを引っこ抜いて、クランクやコンロッドを確認。メタルガスケットが使われてました！流石レーサーレプリカのエンジン(^0^)

ピストンのスカート部に擦り傷があったので、シリンダーと少なからず干渉していたようです。外したら磨耗具合を計測してみます。



というとこで、今日の作業はここまでにしました。続きは明日！思ったよりも進んだので、順調に行けば早く原因を特定できそうです！しかし、この先（腰下）は未知の領域・・・。何かとSSTが必要になってくるので無事に作業を終えられるのかが心配です。