土佐日記 by ロドリゲス④

大阪に来て３ヶ月が経ったでやんす。
おかげで高知までの旅は300キロちょっとと、かなり楽になったでやんす。

渋滞嫌いなご主人は相変わらずの深夜に出発・・・
ゆっくり走っても淡路島まで一時間で着いてしまったでやんす。
改めて西の方まで来たもんだと実感した瞬間なのでした。

淡路島で早めの休憩を取ったのですが、ご主人は恒例の八ッ橋とレッドブルのコンビネーション・・・

これって、ガソリンに添加材入れるようなもんなんですかねぇ(-_-;)
美味しいんですかねぇ(/--)/








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四国に入ってから高知までが結構な道のりでやんす。

山の中を走る高速は暗く、あっしは黄ばんだオメメで120％の力を振り絞り頑張ったのでした。

その甲斐あってか快調に進み、すんなりとオババ様邸の近くまで来てしまったでやんす。

早くに着きすぎても迷惑なので途中で仮眠を取ろうとしたご主人は、フルバケが寝るには最悪なことに今さら気付いたようでやんした。

快適ドライブを取るか寝やすさを取るか、等価交換は世の理でやんす。








・・・








オババ様のおウチに着いて、いつもの駐車場で休んでいると、見たことないトノサマガエルが来たでやんす。



トノ、ご乱心～(/--)/
それ以上近寄るとあっしの頭が地球にめり込んじゃうでやんす(/--)/





トノサマ、他人様の顔におしりを近付けたらダメって教育はされてないんでしょか(-_-;)

ぽしぇ ターボ って言う落書き、そんなに強調しなくてもいいでやんすよ(/--)/

それに排ガスそんなに至近距離で嗅がされたら、さすがのあっしもいい気分はしないでやんす(-_-;)

えっ(-_-;)?
あっしの不完全燃焼制御の方がよっぽど臭いでやんすか(/--)/
それは失礼したでやんす(-_-;)








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トノサマから降りてきたのはなんとオヤジどのだったでやんす(/--)/

ダークコアラは売りとはされてしまったんですねぇ・・・

ご主人と久しぶりに会ったと思ったら何やら話を始めたでやんす。










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Emma「久しぶりに会ったと思ったらマカンターボかい(/--)/」

オヤジ「退職金全部使ってやったぞ～」

Emma「老後の蓄えとか考えてないんかい(-_-;)」

オヤジ「やかましい、４０年働いたご褒美じゃ。」

Emma「息子にちょっと残してあげようとか思わなかったわけ(-_-;)?」

オヤジ「なんでそんなことせにゃいかんのじゃ?」

Emma「いや、一応聞いてみたかっただけ(-_-;)」

オヤジ「ちょっとデカいんだよなぁ・・・
911にすりゃ良かったかなぁ・・・」

Emma「あぁ、そう(-_-;)」








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相変わらずの心温まらない会話を聞いてしまったでやんす(/--)/

そんなこんなしてるとオババ様も出てきて、開口一番、イヤっちやって面と向かって言われたでやんす(-_-;)

これ、デジャ・ビュと言うヤツでやんしょうか(-_-;)



ボロボロボロボロうるさくて申し訳ないですねぇ・・・
マフラー変わりましたけど、その擬音に他意はないですよね(-_-;)?

このあともあっしに聞こえるような場所でしばらく尋問的な会話が続くのでした。








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オババ「まっこと背の低っくいクルマだこと。」

Emma「ウチのロドリゲスは短足なんよ。」

オババ「これは二人乗りかい？」

Emma「そう。」

オババ「あべつくで出かけるにはエエかもしれん。」

Emma「んっ(-_-;)?」

オヤジ「アベックって言いたいんか？」

Emma「新語出た～(/--)/」

オヤジ「イントネーションもフラットでナウいな(笑)」

Emma「オッサンの悪乗り始まっちゃったよ(-_-;)」

オヤジ「ボケたかと思ったぞ。」

Emma「・・・(-_-;)」








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寒空の下、こんな寸劇を見せられたあっしは心にすきま風が吹くのを感じつつ、大阪での慣れない暮らしで溜まっていた疲れを癒すべく束の間の休息をもらったのでした。

昼間は南国の澄んだ空気を楽しみながら野良ネコちゃんたちと日向ぼっこ、夜はキレイなお星さまに向かって今年も良い一年でありますようにとお祈りをしたのでした。

今年もご主人と色々なところにお出かけするでやんす。

皆さん、今年もよろしくお願いするでやんすm(_ _)m