カムカバーシール交換1

エキマニ遮熱カバーにオイルのにじみがあり、カムカバーシール交換にチャレンジしました。V8なので左右2ヶ所です。

*最初に間違ってチャリの整備手帳にアップしてしまい、C43に作り直しました。イイね付けていただいた方、申し訳ありません！

まずは右バンク。エンジンカバーやエアクリを外して、イグニッションコイルを外しました。プラグコードは片側8本あり奥は特に狭かったので、コイルから外すのみで何とかすることにしました。
コードがコイルに固着していてなかなか外れずかなり大変でした。
カムカバーは液体パッキンを一部使ってありましたが、あっけなく外れて拍子抜け。

初めて見たカム周り。思っていたよりはきれいでほっとしました。
ただ止めていたトルクスボルトを外す時のトルクが結構ばらついていて、中には「えぇ？」って思うほど軽いのも何本かありました。もしかしたら締付不良がオイル漏れの原因かもと思ってしまいそうでした。

カバーの裏側。パーツクリーナーほぼ1/2本使って油を落としました。18年15万キロ余りと思えばまあまあの状態？
外したシールは特に劣化は見られず、半月状の切欠き部分にのみ液体パッキンが塗ってありました。

カバーはT27のトルクスボルトで止まっていて、左右微妙に取付位置が異なり、かつ場所によって長さも違います。家内にナンバリングしてもらいました。コイルも元あった場所に戻しました。
左右とも奥の方は直接見えないため、ミラーを使って見ながらアクセス。
SK-11のEトルクスソケットの使用感にも問題なかったです。
ただTONEやKTCのレンチ類だと脱着がちょっと硬く油が付いた手ではきつかったです。

8/14　訂正
T27トルクスはイグニッションコイル固定用トルクスボルトで、カムカバー固定長ボルトはEトルクス　E10頭のボルトです。
すみません！

後はシールの山をカバーの窪みに押し込み、元と同じように半月状の丸い部分のみ液状パッキンを塗って組み付けました。
右バンクはすんなりいきましたが、左バンクはエアコンの太いホースなど2本の邪魔なホースがあり、外す時も苦労しました。
これは取り付けも注意しなくてはと判っていたのですが、とっても私らしくミスりました。

試走がてら買い物に行き、帰宅後チェックしてみると、左側フロント近くのシールが溝から外れているのが発覚。奥は注意して確認しましたが、まさか手前が外れていたとは気づきませんでした。
カバーの溝をまたいで外にはみ出していてそこからオイルが漏れてます。
右バンクは全く問題なしでした。

今日左のシールのみを再度発注しました。多分再利用は無理だし、手間を考えると新品にしたほうが良さそうです。
お盆休みでいつになるやら・・・。

入荷次第リトライです。
ヘッドカバーボルトの締め付けトルクは8N・mとありましたが、手持ちのデジタルトルクアダプターは10N・mが最低だったので、それに合わせました。
測れる場所は半分ほどで残りは”アナログ手ルクレンチ”にて10N・mで締めました？

途中休憩しがてら約4時間の仕事でした。失敗しましたが・・・。
写真は家内が作ってくれた”テンモー　パン（スイカのスムージー）”タイではポピュラーなスイカジュースです。タイに居た時出張者に「これは唐辛子のジュースだ」と言ってビビらせたことがありました。
タイのスイカはさほど甘味はないので、種を取ったスイカの果肉にコンデンスミルクと氷を入れて、ミキサーでクラッシュしたものです。
安いスイカを使ってやれば結構お得です。

失敗しておいてこんなこと言うのはなんですが、作業は思ったより簡単でした。
ただエンジンルームに長時間かがみこむのは、意外とにハードで整備士さんは大変だなあと実感。

修理が完了するまでセルボのみの生活です。いつになるんだろう？