龍雲閣とDEMIO…

先週、二十間道路桜並木に行った際に、桜並木の終点にある『龍雲閣』(りゅううんかく)を見てきました。


↑龍雲閣は明治42年竣工。

当時静内で宮中御料馬の生産、軍馬の拠出をしていた為、皇族をはじめ高位高官の方々をお迎えする機会が多かったことから、宿泊所として建てられました。


↑建築に要した費用は4.939円17銭…と、当時の静内町の年間予算に匹敵するほど！







↑100年以上前の木造建築が今もこうして現存されていることに感動！


↑この『龍雲閣』ですが…残念ながら『静内桜まつり』期間の限定公開と成っています。


↑ちなみに建物内は土足禁止です。

ガイドさんもおり、展示物などの説明もしてくださります。


↑平成18年に両陛下が来道された際に、実際にお座りに成った椅子と靴ベラ。












↑実際に使われた食器類や昔の道具、昔の本が展示されています。


↑伊藤博文が書いた額など国宝級の宝もあります。


↑お風呂。




↑トイレには畳(！)敷かれております。


↑2階にも…




↑壺や狩野探幽の屏風等が所蔵されています。


↑龍雲閣の近くには、旧御料牧場事務所が。


↑大正9年に建築され、昭和45年まで使用されていたそうです。

残念ながらこちらは内部公開はされてませんでしたね…