2012年10月31日
カーオーディオをやるってことは・・・
先週末組んだサブウーファーの調整を進めてます・・・。
サブウーファーとフロントスピーカーのクロスオーバーはそれぞれ60Hzの-12dbに。
タイムアライメント・・・実際に測った距離を入力したら問題ない感じでした。
なぜ今まで「実際に測った距離より長い距離を入力したほうがいい」と考えていたかというと、どうやら今まではフロントスピーカーとサブウーファーの音のバランスが取り切れておらず、タイムアライメントでなんとかしようと考えていたためかと思われます。
バランスが取れていなかった原因はサブウーファーの音を大きくしすぎていたために、フロントスピーカーとのつながりが悪くサブウーファーの音が目立つことで違和感を感じていたようです。
せっかくサブウーファー付けたんだからドンドコ鳴らさないと!という謎の意識があったのかもしれません。
しかしサブウーファーというのはあくまでもフロントスピーカーの補助ですから、ドンドコ鳴らす必要はないですよね。
サブウーファーを必要最低限の音量に絞っても、大きなスピーカーコーンから広がるジワ~という空気を揺らす音は感じられます。
もちろん、低音を強く主張させた曲では必要にして十分な低音を楽しめると感じます。
今回調整していく中で、サブウーファーの音量を適度に抑えつつ、十分に鳴るフロントスピーカーで音像を引っ張ってあげたらサブウーファーの違和感が消えた気がしてきました。
たかがサブウーファー、されどサブウーファー・・・。
難しいですね。
もう少し、スロープなど煮詰めてみたいと思います。
カーオーディオ、難しいですね、やっぱ。
カーオーディオってのは人それぞれ目標とするところが違うと思いますが、自分は家庭用コンポの音を目標にしてます。
5万円以下の安い家庭用コンポの音って、実はカーオーディオだとなかなか再現できないんですよね。
スピーカーのど真ん中に座ることができ、格安なのに木製エンクロージャに入ったスピーカーや、カーオーディオに比べると大きなアンプ部、など有利な点がとても多いです。
しかしカーオーディオでは真ん中に座ることはできず、ペラペラの鉄板で隙間だらけのドアに取り付けられるスピーカー、一般的には1DINという限られたサイズのアンプ部・・・とても制約が多すぎますよね。
それに家庭用コンポに驚かされるのは、再生する曲のジャンルに捕らわれないフラットな特性!
100万円の高級カーオーディオ!なんてのはさすがに無理ですが、少ない資金や技術を駆使してせめて5万円くらいの家庭用コンポに近づけたらなあなんて、考えてます(^ω^)
●その中での勘所、キンキンするツイーター!
CR-Zでちょいとコツを掴んだ気がします。
よく○○社のツイーターはキンキンうるさい、なんて言いますよね。
あれって、たいてい取り付け方の問題なんじゃなかろうか、と思うのですよ。
ドアスピーカーと違ってツイーターはそれそのもので完成されてます。
なのでデッドニングがゆるかったりパワー不足のアンプを使っていたりしてドアスピーカーが十分に働かなければ、目の前に置くだけで完全な仕事をするツイーターがキンキンやかましく聞こえるのは当たり前ではないでしょうか。
セパレートスピーカーの評価を下せるのは、まずドアスピーカーを鳴らしきってからになるんじゃないかな、と。
またツイーターの取り付け位置も非常に重要ですね。
高音は指向性が強く、ツイーターの場所を変えるだけで大きく聞こえ方が変わります。
アイの時はダッシュボード奥に埋め込んでたんですが、フロントガラスとダッシュボードに挟まれた狭い場所・・・それぞれへの反射音がとてもひどかったです。
CR-ZではAピラーに埋め込んでみましたが、見事に解消されたのに驚きました。
ツイーターの高さも目線の高さにしました。
・・・が、キックパネルに埋め込むのがいい!という意見もあるのでそのシステムを視聴してみたいところです。
ツイーター同士を向かい合わせにしたほうがいい!という意見もあるし、いろいろあって面白いですね。
自分は、右ツイーターは左座席のヘッドレストを、左ツイーターは右座席のヘッドレストを向くように付けるのがいいんじゃないか、と思って組んでいます。
タイムアライメントも重要ですね。
左右スピーカーの真ん中に座れないのだからしょうがない、というのでは悲しいので、せっかくの最新技術であるタイムアライメントを使わない手はありません。
マッキントッシュはどうのこうの、ロックフォードはどうのこうの、と聞きますが果たしてボーカルは目の前から聞こえているでしょうか。
1万円台のスピーカーでも、ツイーターのタイムアライメントを合わせると驚くほどまとまりのある音が出ます!(実体験)
ただしボーカルの周波数帯域の多くはミッドレンジにあるため、あくまでもドアスピーカーをきちんと鳴らさないといけませんね。
●ドアスピーカーを鳴らせ!
マーチに乗ってた時に、始めて外部アンプを組んで驚きました。
ビシッと鳴るドアスピーカー!
それまで使ってたヘッドユニットにはPOWER MOSFET MAX55Wなんて誇らしげに書いてありましたが、社外スピーカーは最大150W以上も入力を受け止められるものがいくつもあります。
つまりヘッドユニットのアンプでは社外スピーカーの1/3も鳴らせないということですね。
仕事をしないドアスピーカーでは、ツイーターが目立つばかりになってしまいます。
激安の外部アンプでいいので、音質アップに悩んでいる人はぜひ入れてみて欲しいですね。
最近カロッツェリアから安くて超コンパクトなアンプが出たので興味があります(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
とは言っても、設置場所やケーブルの取り回しなど大変なのが現実・・・。
自分はカーオーディオには「引き算」の考え方があると思ってまして、例えばドアスピーカーをフルに鳴らしきれないのであれば、逆にツイーターのレベルを下げてしまえばいいということです。
すべてを最高に!ってわけにはいきませんからどこで釣り合いを取るかってことですね。
●タイムアライメントの謎
これはまだハッキリとした答えが見つかってないんですが・・・フロントスピーカー左右の距離を実際に測ってそのままヘッドユニットに入力しても、いまいちハッキリタイムアライメントが取れない気がするんです。
自分は、まず実際に測った距離を入力して、その後ボーカルや役者のセリフがセンターに来るまで聴感で数値を変えていく・・・という作業をしています。
これはそれなりに理由があって、スピーカーから耳に届くまでの間にシートや内装などで音が減衰したり逆に増幅されたり反射音で余計な音が聞こえてきたり・・・と、実際に測った距離と耳に届く音は少し違うのではないかと考えているからです。
ただし、冒頭のサブウーファーの件のようにツイーターとミッドで音の釣り合いが取れてないとか設置場所や設置方法に問題があって釣り合いが取れてない、とかいう原因もあるかもしれません。
このあたり、どなたかご教授いただけると嬉しいですorz
●リアスピーカーって必要ですか?
後部座席に誰か乗ることがあるのであれば、必要だと思います!
・・・自分はいつも一人で乗ってるのでさっぱり必要ありませんw
一人で乗るのであれば、フロント2WAYとサブウーファー程度がちょうどいいなあなんて思います。
というか、ツイーター+ミッド+サブウーファーの調整だけでいくつもの調整項目があるのに、リアスピーカーまで含めたら音のバランス取りなんてとても難しい><
よっぽどの玄人になればうまくいくんでしょうが・・・。
リアスピーカーがあったほうが音の広がりがあるよ!という話も聞きますが、あってるし、あってないです?
ほとんどの人の言う「音の広がり」はただ音がまとまっておらずあちこちでバラけた音が鳴っているだけではないでしょうか。
リアスピーカーも使って音の広がりを出すなら、タイムアライメントを調整した上で意図的にリアスピーカーの距離をイジるとサラウンドのような効果になって面白いかもしれませんね。
最近は5.1chで音楽を楽しむ方法も広まっていますし。
・・・ただ、その調整は地獄でしょう(;^ω^)
うーん、久しぶりにgdgdと書いてしまいました。
ここんとこカーオーディオをいじってるので、熱が・・・w
自分などはわりと手間を省いたり金をケチったりしてるのでたいしたもんではありませんが、そんな中でもイイトコロを目指したいなあなんて思います。
脳内妄想全開なトコロもあるので、おかしな点とかあればご指摘いただければ幸いです。
今後のカーオーディオに生かしていけたらと思います。
CR-Zでは社外デッキ→社外スピーカー→デッドニング→サブウーファー追加と進んで来ました。
次は外部アンプを組んでみたいです。
前のアイではいきなり外部アンプまで組んでしまい、音の違いを理解して楽しむ余裕がありませんでした。
今回はそれぞれの変化を楽しみつつ、またオーディオの奥深さを教えられています。
うーん、楽しいけど、頭がイタイ・・・w
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CR-Z | 日記
Posted at
2012/10/31 01:18:04
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