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「水が赤いからといって安全基準を満たしてないとはいえない」

「小豆を入れて炊けばご飯も赤くなる」

タイトル画像は２００６年１０月の蘭州の黄河で、赤い色で汚染された件についての中国当局のコメントだというｗ


国連は５日、地球温暖化対策の新しい枠組みとして昨年１２月に約１９０カ国が採択した「パリ協定」の発効が確定したと明らかにした。
「歴史はパリ協定を地球にとっての転換点だったと評価するかもしれない」
と、オバマ米大統領は声明を発表したというが、まずはメリケンが手本を示せや(ﾟДﾟ)

パリ協定の合意内容がすべて守られても温暖化を十分に防げないともいうが、少なくともこれ以上温室効果ガス排出を抑制しないと、大変だ。

温室効果ガスと地球温暖化の因果関係については諸説あるようだが、大気を綺麗にすることについて誰も異論はないはずだ。

我が国の環境対策への取組みは、環境先進国といって差し支えなかろう。
しかし、支那が酷い・・・

支那国内の汚染は自業自得だが、越境汚染があるのでそうも言っていられない。有害物質は偏西風に乗ってやってくるし、垂れ流しの汚染水も海流に乗って運ばれてくるし・・・
西に立地する支那の環境汚染を何とかしないと効果は極めて薄いモノになってしまう。

この国は、都合の悪いことは隠蔽するので、現状は明らかにはなっていないが、もう、予想以上に深刻な手に負えない悲惨な状況になっていると想像される。

＞＞中国の大気汚染が相当深刻…日本や韓国も被害

＞＞外国人「もはや中国は手の負えない状況になっている…」環境汚染の写真にショックを受ける
↑こちらに解説があるが、元ネタはこちら＞＞Ｉｍｇｕｒ

中国の大気汚染はＴＶのニュース映像等でさんざん見た。


有害化学物質を大量に含んでいて重いのか、スモッグが低空を漂っている。

この汚染された大気は、偏西風に乗ってわが国にやってくるんだなぁ。
まぁ、これら大気汚染もかなりやばいが、水の汚染はもっとやばい。

ゴミなら拾えばいいが・・・


“藻”ではないな。

と思ったが、これは異常繁殖した藻で、船上は漁師さんだそうだｗ

下水処理場ではなさそうだ。

これは、銅山の汚水タンクから流出した汚染水だそうだ。

そのまま垂れ流しかよっ・・・


重油？

大連港の石油パイプライン爆発事故で黄海に1500トンもの石油が流出したとのこと。

ま、魚も死ぬわ。

このオサーン、食べるんですって・・・

かつて、我が国でも戦後の高度成長期には、公害が深刻な社会問題となったことがあった。カドミウム汚染のイタイイタイ病や、水俣病、そして四日市ぜんそく等がその典型であろう。

一昔前は夏になると「光化学スモッグ警報」の発令が日常であった。

その後、自動車や工場等の排ガス規制や産業廃棄物のダイオキシンの抑制等が功を奏して聞かなくなっていたのだが、最近また発令されるようになった。

原因は、
亜熱帯性気候のような猛暑もあるだろうし、中国からの越境汚染もあるだろう。
しかし、忘れてはならないのは、原発を止めて老朽化した火力発電所をフル稼働させていることだ。


また、産業による公害ではなく、生活排水による河川の汚染もあった。
その当時有名だったのが、東急東横線の多摩川鉄橋で、川は泡で埋め尽くされていて、強風時は電車の窓から泡が入ってくる程だったという。

記憶をもとに探したら見つけた。

＞＞多摩川のアワ(1973年、昭和48年）
 ／田園調布の写真集より


どうしても経済発展を重視すると、環境対策がおざなりになってしまう。
得体のしれない化学物質の影響なのか因果関係は不明だが、中国で多発する、いわゆる奇形児発生の現状を少なからず窺い知ることができる現実がある。
今の中国の状況を非難するだけでは駄目だが、そろそろ自ら気が付いてもいい時期になったのではないだろうか。

しかしながら、この国の政治的な問題は一筋縄ではいかない。

日本のＮＧＯが、中国の内モンゴル等でポプラを植林する砂漠緑化事業を行ってきた。
緑化事業によりＰＭ２．５等の汚染物質を含んだ黄砂飛来防止の期待もあった。

しかし、植林後の苗木は家畜に食い荒らされ、成長しても現地の中国人に伐採されてしまうという。

そもそも、日本人の慈善であることは誰にも知らされず、中国政府もこの事業を友好とはとらえていない。


兎に角、国際紛争の火種である政治的な問題も勿論、環境問題という観点でも、この一党独裁国家を崩壊させないと駄目だ。
「One China」
なんて糞食らえ。台湾は当然、チベット、ウイグル、内モンゴル等全ての自治区は独立だ！

平和な地球で繁栄した文明の以前に、環境汚染が深刻で、想定外の自然災害が連発しては人類が存続することさえ難しくなってしまうだろう。