プジョー・シトロエン・ジャポンは8月27日、新型シトロエンC5を同日に発表、10月1日に販売を開始するとした。
新型C5は2007年9月のフランクフルトショーでデビューしたコンセプトカー“C5エアスケープ”のデザインエッセンスを受け継ぐアッパーミッドクラスのサルーン/ワゴンだ。
外観は歴代CXやエグザンティアの流れを汲む、シトロエンらしい独創的なデザインに仕上げられた。
セダンはクーペのようなスタイリッシュなシルエットを、ツアラー(ワゴン)は、リアエンドを延長し積載性を高めるとともに複雑な面と線が交差するデザイン処理やサイドまで回り込んだテールランプにより平凡なワゴンとは一線を画するプロポーションとされた。
サイズはセダンが全長4795mm×全幅1860mm×全高1470mm。
ツアラーは4845mm×1860mm×1490mmと、50mmで先代と比べセダンの場合で55mm長く、80mmワイドで、10mm低く設定した。
サスペンションにはシトロエンの最大の特徴ともいえるハイドロ式を採用する。
スプリングとダンパーの代わりに窒素ガスとオイルを使った独創的な油圧式サスペンションは、“ハイドラクティブIII”へと進化。
「コンフォート」と「スポーツ」の自動切り替えにより、通常はソフトな一方で、高速走行時や高負荷時には姿勢変化を最小限に抑える設定へと可変する。
エンジンは、3リッターV6(215ps/28.3kg-m)と2リッター直4(143ps/20.8kg-m)の2タイプが設定され、トランスミッションはV6が6速AT、直4には4速ATが組み合わされる。
装備面では車速20km/h以下でフロントバンパー両端に装備された超音波センサーが、縦列駐車の際に障害物との距離から「駐車可能」「困難」「不可能」の3段階のシミュレーションを行うパーキングスペースセンサー、障害物との距離を検知し、ドライバーに伝える前後パーキングアシスト、坂道発進時に車両の後退を防ぐヒルスタートアシスタンス、シトロエン初の電動テールゲートなどを採用する。
日本導入モデルの価格
C5 2.0:399万円、C5 3.0エクスクルーシブ:479万円
C5ツアラー 2.0:419万円、C5ツアラー 3.0エクスクルーシブ:499万円
・・・遂に日本に登場しましたね。
発売は10月からなので実車を拝見できるのはもう少し先ですが、画像を見る限り凄く魅力的なエクステリアであることは容易に想像できます。
今回からHBはオーソドックスなセダンに改められましたが、これはツアラーとの棲み分けを図る観点から正解だと思います。
外観的にはC6ほど大胆ではないけどC4よりはグラマラス・・・って感じで、個人的には結構スタイリッシュだと思います。
特にツアラーはサイドまで回りこんだレンズが凄くスタイリッシュで(いい意味で)とてもフランス車には見えません・・・・(笑
半面、サイズが著しく肥大化してしまったのは日本の公道においては不利となる要素なのですが、それを余り補うだけの魅力を感じればプライス面を含めて故障(特にハイドラ。欲を言えばコイルサス仕様も導入して欲しい)がなければ「買い」だと思います。
(2Lが4ATなのは非常に惜しいですが・・・)
C6といいC4といいC4ピカソといい・・・
最近のシトロエンは結構そそられるデザインになってきてますよねぇ・・・。
Posted at 2008/08/28 16:56:59 | |
トラックバック(1) |
新車 | クルマ