レスポンスより
韓国のルノーサムスンは、2010年初頭から、新型『SM5』の販売を開始する。ルノー『ラグナ』をベースに開発したミドルクラスセダンだ。
ルノーサムスンは韓国で4位の自動車メーカー。
1994年に日産から技術供与を受け、三星自動車として発足した。
しかし、2000年に経営破綻しルノーの傘下入り。
現在はルノーサムスンとしてルノーや日産の技術を応用した自動車を開発している。
ちなみにルノーサムスン『SM7』は日産『ティアナ』がベースだ。
SM5は同社のミドルクラスセダン。
新型は3代目に当たり、約3年の開発期間と約300億円の開発費が投じられた。
新型は「ルノー=日産アライアンス」を最大限に活用。
ボディやシャシーはルノー『ラグナ』をベースにしており、アダプティブキセノンヘッドランプが装備される。ガソリンエンジンは日産製2.0リットル直4で、トランスミッションは6速MT。
ルノー製2.0リットル直4ターボディーゼルも用意される。フロントシートにマッサージ機能が付くのも特徴だ。
ルノーサムスンは、この新型SM5を2010年初頭から韓国内で販売開始。一部海外市場への輸出も計画中だ。価格は公表されていないが、ヒュンダイやキアの同クラス車よりも、リーズナブルな設定とし、拡販を狙っている。
1998年にA32セフィーロを、2005年2月にJ31ティアナをベースに出て以来、結構な販売台数を叩き出してルノーサムスンの主力車種となっているわけですが、5年の時を経てようやく1月にFMCされることとなりました。
今回はルノーラグナがベース(プラットフォームはJ32ティアナとも共有)となりますが、実質的にはオリジナルボディと言い切っても過言ではないでしょう。
ソナタ(YF)を意識してか、かなり流麗なスタイリングとなっていますが、ソナタほど傾斜がきつくないので乗降性は良さそうです。
ただ、この記事は韓国では12月1日に既に発表されているため12月22日のメーカー公式発表分を追記すると・・・
・ボディサイズは全長x全幅x全高=4.885mmx1.830mmx1.490mm。
・エンジンは2代目後期で登場したM4R(MR20DE)を改良した「M4R Ⅱ」を採用、これにジヤトコ製6速シーケンシャルモードつきエクストロニックCVTを組み合わせる(よって、6MTは誤報)。
・全車にEBD付きABS、4輪ディスクブレーキ、LEDリヤコンビネーションレンズ、スマートエアバッグを標準装備。
・グレードによりディスチャージヘッドランプ、インテリジェントスマートカードキーシステム、米・BOSE社と共同開発したオーディオシステム、本皮革&パワーシート、バックセンサー、オートライトシステム、電子式パーキングブレーキをも装備することで利便性と上質感を両立。
・グレードは廉価版「PE」、量販グレード「SE」「SEプラス」、スポーティーグレード「XE」、上級グレード「LE」、最上級グレード「RE」の計6種、ボディーカラーは計7色を用意。
なので、当初は2Lガソリン(M4R)のみでスタートし、追ってディーゼル(M9R)+6ATを投入するものと思われます。
2代目同様、輸出の計画もあるようなので(輸出名はルノーサフラン?)コレオスのように日本輸出計画を立ててほしいと思う今日この頃・・・・・
(そうしたら、USEDで買ってSM5仕様に仕立てます!!!・・・笑)
Posted at 2009/12/29 10:54:11 | |
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