アルミモールの白錆取り

アルミモールのうろこ模様、出てませんか？うちのもしっかり出てます。曇って見えるので見栄えのいいものではないですね。これを取りたい。以前、ジフ(台所用クレンザー)でこすりましたが、消えませんでした。
今回は、研磨剤(酸化アルミニウム)を含んだスポンジで試しにこすってみます。
結論から言うと、磨きではないので細かい傷になって曇った感じになります。そのあとは磨く必要がありますね。
やるなら自己責任で。私は責任とれません。

現在の状態。そんなにひどくはないですが、白くうろこ状の模様が見えます。これは、アルミニウムの腐食によるもの。
金属表面が化学反応(腐食)しているので、磨くのではだめで削るしかないと判断。
素のアルミニウムは非常に反応しやすく、通常は直ちに表面が酸化して酸化アルミニウムになります。表面に緻密な酸化アルミニウムの膜を作ってこれ以上反応させないようにするのがアルマイト処理。でも針の穴から侵食する(した)んでしょうね。

今回使用したのはこれ。ウレタンスポンジの下地に、酸化アルミニウムの研磨剤がついているシート。3M(スリーエム)のスポンジ研磨材 ウルトラファイン (5084 ASD)。裏地に青字で印刷されてます。近くのホームセンターで200円/枚。サンドペーパーの #800～#1000程度とのこと。細かい傷はできるでしょう。
こすると白い粉が付きます。削れたアルミなのか表面のコーティング塗料なのかはわかりません。

細かい傷(といっても目では見えないです)になるので、本来のアルミモールの艶は出ませんが、うろこは消えました。
この後、より細かい番手(粒子)のコンパウンドなどで磨いて艶出しをすれば消えるかな。次回やってみます。
今は、表面が削れてアルミが丸裸の状態なので、保護膜を作ってやる必要がありますね。何がいいか考えてみよう。