散らない枯葉のブログ一覧

"ピカ１" の輝きが大きいほど売れる。

　先代のホンダ「フィツト」が売れたのは、"スポーツハイブリッド" のお陰だと思います。　日産「ノート」がモデル中期にバカ売れしたのは "ｅ-Ｐｏｗｅｒ" 追加のお陰だと思います。　トヨタ「ヴッッツ」がモデル中期に売れ出したのは "ハイブリッド" 追加のお陰だと思います。　冷静に見るとすべての "ピカ１" は動力性能、接する頻度から見たら当たり前かも知れませんね＜笑＞。　ホンダの "スポーツハイブリッド" がリコール問題で、売りであったレスポンスの良さを対策で打ち消してしまい、退屈なハイブリッドになって "ピカ１" の輝きを失ったのは今も残る大きな痛手だったと思います。　日産の "ｅ-Ｐｏｗｅｒ" は多くの人が未体験だった電動車の走りの良さをコンパクトカーの価格で味わえることが大きな要因だと思います。　トヨタの "ハイブリッド" はホンダや日産ほどのインパクトは無かったのかも知れませんが、手頃な価格で燃費の良い評判のハイブリッドが買えるところが "ピカ１" だったような気がします。

　トヨタの新型「アクア」の発信されつつある試乗記（動画）を見ると、他車のお客さんに支持された "ピカ１" の性能を巧みに取り込み、ライバル達を上まわるレスポンスの良い走りと、電動車感を併せ持つ "ピカ１" の動力性能を、「ヤリス」をも置き去りにして実現させてきたように思います。　それなのに燃費は２割も向上！、バカ売れ間違いないみたいですね。　案外上にいる「プリウス」が喰われるかも知れませんね。

燃費改善を止めないトヨタ。

　トヨタのハイブリッド専用車「アクア」がモデルチェンジされた、ハイブリッド専用車なのに、燃費が「ヤリス」に負けていてはモデルチェンジの価値が無いみたいな変な記事まで登場している＜笑＞。　燃費改善を止めないトヨタに対して、白旗上げてハイブリッドの燃費競争を止めてしまった本田や日産との、燃費差はタイトル画像に示したように大きく、今後も差は広がることはあっても縮まることは無さそうである。　本来はトヨタを追わない本田や日産の燃費戦略をマスコミは追求すべきと私は思うが、燃費にはなるべく触れないで、商品性が良い悪いの擁護記事が多すぎる。　確かに燃費性能が決め手ではないかも知れないが、燃費が良いことが邪魔だと言う人もいないと私は思っています＜汗＞。