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散らない枯葉のブログ一覧

2020年12月10日 イイね!

フルモデルチェンジした事が凄い。

フルモデルチェンジした事が凄い。FMCは開発進化のバロメーター。

 トヨタの「MIRAI」がフルモデルチェンジ(FMC)されて12月9日から発売開始された。 世界に先駆け2014年に市販の燃料電池車(FCV)「MIRAI」の発売を開始した、それまでは実験室の中だけのクルマと言う印象でしかなかったFCVが誰でも買えるクルマとして世界に売り出された事は驚きでもありました。 前モデルイヤー6年間の世界の累計販売台数は1万台程度と言われているが、世界販売された事で、これまでに得られたノウハウは計り知れない位膨大なものとなったと思います。 それを活かして早くもFMCをしたことは、これから追いかけようとしているメーカーに取っては、一世代前を走られている感じがしているのではないかと思います。

 今回発売開始された「MIRAI」の新FCVユニットの生産能力は年間3万台以上とか、完全に量産可能な能力をトヨタとトヨタ関連会社で整えたことになります。 水素社会が来るとか来ないとか巷では勝手な議論がされていますが、来た時に備えが出来ているかは大変重要な事だと私は思います。 豊田市はトヨタのお膝元でもあるの特殊な街<笑>なので、街を走る「MIRAI」を良くみかけます、忖度で買った関連メーカーが多いかも知れません<汗>、でもこの6年間でFCVが普通のクルマに見える環境作りはできたように思います。

■新FCVユニットを使ったコンビニ配送用トラック。

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Posted at 2020/12/10 10:21:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | MIRAI | クルマ
2019年10月12日 イイね!

全てを刷新して新型MIRAI登場。

全てを刷新して新型MIRAI登場。MIRAI、5年振りに新型発表。

 世界初で燃料電池(FC)を搭載して登場したMIRAIも早いもので既に5年になろうとしているんですね。 最初は実験車的な位置づけの特別なクルマというイメージを抱いてたので、未経験の重大問題を起こして発売中止もある得るかも知れないと失礼ながら思っていました。 特に大きな不具合もなく順調にここまでは来ているように思われますが、世界初だけに課題は多く残っていただろうし、5年間に得た貴重な市場情報もたくさん抱えていたと思います。 2020年に全てを刷新してモデルチェンジを実施すると発表されたことは、他社が追従できない量産燃料電池車開発の技術力をこの5年間に着々と磨き上げてきたように思います。

 初代MIRAIはお客さんのターゲットを絞り切るよりも、まずは先陣を切って燃料電池車を世に出すという雰囲気が強かったように思いますが、新型MIRAIはグローバル市場の高級車群に入っても恥ずかしくないサイズとスペックで登場となりそうですね。 新型はTNGAのFRセダンベースに変更されるとともに、ボデーサイズはレクサスLSとGSの中間位の 4975×1885×1470mmとなり、国内でもLSやクラウンの公用車市場にマッチしたクルマとなりそうですね。 案外、次のレクサスGSはレクサス顔になった燃料電池車になるかもしれませんね。
Posted at 2019/10/12 11:33:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | MIRAI | クルマ
2018年06月05日 イイね!

MIRAIに未来はあるか・・。

MIRAIに未来はあるか・・。燃料電池トラックにもシステム転用できる強み。

 日本ではタイトルのようにMIRAIの車名に引っかけて「MIRAIに未来はあるか・・」とやや先行きを心配する記事も書かれ始めている昨今であるが、先日WBSを見ていたらこんなニュースが流されていました。 『トヨタ自動車が世界で初めて一般に販売した水素で走る燃料電池車「MIRAI」(ミライ)。 販売台数の累計は、日本国内では今年3月末の時点で2,300台なのに対し、アメリカのカリフォルニア州では4月末で既に3,500台に達しています。 そのカリフォルニア州ではトヨタの新たな戦略として 「燃料電池トラック」 の開発が進んでいました。 開発中の試作車は、ミライの燃料電池システムを2基搭載し、貨物を含めた総重量は36トン、一回の水素の補給で320キロ走行できます。 ミライのシステムを転用することで、設計から試作車の製造までわずか1年でこぎつけました。 開発を後押しするのは、実は 「港湾における環境規制」 です。 全米で最多のコンテナ取扱量を誇るロサンゼルス港では去年、2030年までに、港湾内の荷役にかかる機器の排出ガスをゼロにすると宣言されているのです。 環境規制を 「水素トラック」 開発の追い風とできるのでしょうか?』 と言う内容でした。

 「カルフォルニアの方がミライが売れているんだ!」 「ミライの燃料電池システム2基搭載で36トンもの大型トラックを走らせることが出来るのだ!」 「風光明媚なカルフォルニアにも深刻な排ガス問題が存在するのだ!」 と言う三つの驚きがありました。 日当たり生産3台とか言って実験車を世に出したように感じたクルマがほぼ思惑通りに生産台数を上げれていること、特に生産をストップするような致命的な不具合も無くここまで来ていること、日本でのバスやトラック、リフトへの転用、そして米国でのトラックへの転用と、ある程度の信頼性を確信した動きに、私はFCVの未来は少しずつ広がっているなと感じています。

■ミライの燃料電池システムを搭載したトラック(ネットから借用)

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Posted at 2018/06/05 09:28:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | MIRAI | クルマ
2017年09月14日 イイね!

新聞紙でFCVのMIRAIが走る。

新聞紙でFCVのMIRAIが走る。理論上は、朝刊で燃料電池車「MIRAI(ミライ)」が約3キロ走れる。

 今日の中日新聞の一面記事でした。  『究極のクリーンエネルギーとして期待される水素を古新聞から効率良く取り出す手法を、名古屋大大学院環境学研究科の日比野高士教授(54)らのチームが開発した。 新聞の朝刊一部から抽出した水素で理論上は、燃料電池車 「MIRAI(ミライ)」 が約3キロ走れる。』 という内容でした。 

 従来の天然ガスや石炭など化石燃料から水素をつくる方法ではその過程でCO2を排出することが問題であったが、チームが開発した手法では、100~150℃の高温の酸性溶液に古紙を直接、浸すことで液化。 さらに独自開発した特殊な電解質膜を使うことで、工程が複雑でコストがかかるアルコール変換をせずに水素を取り出ことができたそうです。 蛇足ですが一番効率よく水素が取り出せた新聞紙は中日新聞だったとか、‥すこし笑ってしまう記事ですね。

 このような水素を取り出す安価でCO2の排出も少ない新技術の出現。 高価で資源量の少ないレアメタル(白金)を必要としていた燃料電池の電極触媒に代替品として日清紡ホールディングス株式会社が白金代替触媒 「カーボンアロイ触媒」 を開発し実用化したと言うニュース等、水素社会実現への動きは着々と進んでいるように思います。 使い勝手の悪いEVが足踏みしている間に、意外に早く水素社会が育っていくかも知れませんね。
Posted at 2017/09/14 10:23:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | MIRAI | クルマ
2015年02月21日 イイね!

視界の悪い『MIRAI』に未来はない

視界の悪い『MIRAI』に未来はない悪いと思っていたが、実際に悪かった。

 動かないMIRAIに乗ってきました。 デザインを見たときから視界が悪そうと思っていたが、実際運転席に座って見ると、危惧していた通り私には最悪に思えました。 なかなか程度を表現するのは難しいが、悪いと言われている現行プリウスをさらに悪くしたような感じです(プリウスを愛している人には御免なさい)。 プリウスよりもさらに高いインパネ上面と、眼前に迫るルーフヘッダに囲まれた上下に狭い視界エリアは、はるか遠くしか見通せません。 サイドも前方に張り出すフロントピラーに遮られており、視界確保のために開けられているガラスエリアも十分には役割を果たしているとは思えませんでした。 正直“クルマの視界はクルマの命”と勝手に思っている変人(私)には、少なくとも『MIRAI』からクルマの未来を見ることはできませんでした。

 個人的には水素社会が実現することを期待していますが、折角の燃料電池車であればもっと乗り味や使い勝手でも“未来”を感じられる未来志向のクルマであったらと思うと残念に思いました。 もちろん未来志向と言っても視界視認性や人間工学に基づいたクルマとしての基本は守り育てて欲しいと思います。 次はデモカー(失礼)ではない、いつかは愛車にしたいと思う燃料電池車を早く出し欲しいと思います。

■MIRAIの運転席から見たフロントの視界です。
 ※右隅に映るドアミラーが下に見えるインパネ上面の凄い高さ。
 ※ステアリングホイールの位置、インパネに隠れてしまいそう。
 

Posted at 2015/02/21 14:57:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | MIRAI | クルマ

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「マツダが先を行っていたコンパクトカー戦略。 http://cvw.jp/b/1923480/47676713/
何シテル?   04/25 10:29
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