最近ジムや仕事から帰宅すると頑張って沢山寝るようにしているせいか、
気が付けばブログの更新も1週間くらい空いてしまいました…(汗
久々ですがクルマの話題ではなく…乗り物つながり、ということで。
さて、10日近くも空けるとその間にいろんなニュースが入ってきます。
中でも、個人的に聞き捨てならなかったニュースというのが、
こちら。
簡単に説明すると…
シカゴ発ルイビル行きのユナイテッド航空便で、オーバーブッキングが発生。
いつものように謝礼を払って席を外してもらおうと職員が働きかけるものの
最終的に誰一人名乗り出なかった為、オーバーしている4人分の席を確保すべく、
無作為にコンピューターで割り出して、その4人に降機を願うことになったけど、
4人中この映像にも映っている中国系ベトナム人の医師1人だけは断固反対。
このままだと離陸もままならないと判断した結果、現地警察に厄介になった、と。
相変わらず不親切な報道しかしてない気がするので、私が知る限りの話。
シカゴは私も何度か訪れてますが、ユナイテッド航空はハブ空港ですよね。
そして、シカゴからルイビルまでは、車でも高速を飛ばせば4時間の距離。
このフライトは夕暮れ時に1時間かけて、シカゴの南にある街へ向かう便。
1つ疑問に思ったのが、ルイビル空港もそこそこデカいエアポートだし、
そもそも東京~大阪間よりも短いくらいの距離だったら代行無かったの?
って思ったんですよね。それと、他キャリアは全く無かったのか?とか。
そして次。
オーバーブッキングは、頻繁に発生しています。私も何度か経験してます。
ま、地下鉄に乗るような感覚でガンガン乗ってましたしね、一時期なんて(笑
しかし、こういう暴力的な?ケースというのは見聞きしたことは全く無し。
というかですね、映像見てもお分かりのように…何も空港職員や航空会社が
直接彼を引きずり降ろしたワケではないですからね。勘違いも多そうですが。
明らかに直接的に暴力で訴えたのは現地シカゴ警察なので、まずは彼らを
糾弾すべきだと思うんですけどね。上っ面の映像やニュースだけ耳にして、
いきなり当事者の如く憤慨している人を見ると、頭弱いなーって感じちゃう。
あと、現時点では、どうしてそこまでする必要があったのか語られてません。
相手が警察官であれば、無暗に抵抗すれば誰だろうと暴力で応戦するのが
警察官の職務でもあるワケですからね。ユナイテッドの職員が同じ事をすれば
逆に、どんな理由があっても危害を加えた事になって、御用になるハズです。
それと、この引きずり降ろされた男性が有色人種だったから差別したんだ、
といった声も多くありますね。アメリカじゃ何をどうやってもまずコレ(笑
因みに、黒人は黒人で差別してるし、私に言わせれば同じ穴のナントカです。
特に今回、中国人が反米運動っぽいことを展開しているみたいですが、
これ、まさに在日韓国人の半日デモと根源みたいなものは同じ気がします。
というか、多分同じ。現地に住んでた人なら…わかりますよね。
さて。
このオーバーブッキングというのは、航空会社にだけ認められた特権です。
要するに、当日のキャンセル分を見込んで例えば300人乗りの飛行機なら
320人分の予約を確保しておいて、後で帳尻合わせをする…ってワケです。
しかし、稀に見込んでいたハズのキャンセルがまるで無い場合もあります。
私もそれに何度か当たりましたが、私の場合は1度目は書類にサインをして
席を譲りました。別にアメリカ国内なんて、アホみたいに飛んでるから、
その飛行機がアウトでも、自分で違うフライトを探して乗っちゃいますし(笑
また別の時は、エコノミーが満席との理由で自動的にビジネスクラスへ(笑
このケースの方が実際は多いんじゃないですかね。
おかげで私はJALなんて、2回に1回ファーストクラスです、感謝~(笑
また、今回のように、完全にその飛行機全ての座席が満席状態になった場合、
どのキャリアも必ずお見舞金を出してくれます。宿泊予定だったホテルに
宿泊できなかったら全額負担は勿論、別のホテルを用意してくれたり。
ユナイテッド航空も、今は炎上真っ只中ですが、しっかりしてくれてました。
もっと言えば、タクシー代とかも出ますし、さらにそれら実費とは別に、
席を譲ってくれてありがとう!的な謝礼金みたいなのも出してくれます。
それが、今回たったの$800だったことにちょっと驚きました。
この金額も航空会社ではしっかり定められていて、現時点だと$1350。
因みに、バゲッジクレームなんかも全て一律で限度額とか設けられてるので
ほんと、飛行機に乗る人はそこらへんをちゃんと知っておくべきですが、
残念ながら私の周りでもそういう知識のある方は、まるでいません…(大汗
今回のニュースをキッカケにいろいろ知ると良いかもしれないですね。
そんな私…
ウン十年も前は電車に乗る感覚で頻繁に飛行機に搭乗してた時期があって、
その時に一番利用していたのが、何を隠そうこのユナイテッド航空でした。
当時はまだ日本の航空会社では採用されていなかったマイレッジ制度。
これを私はいちはやく利用していたおかげで、随分良い思いが出来ました。
今でこそJALとかANAとか当たり前のようにマイレッジはありますが、
元々アメリカ系航空会社が始めたオフとオンのシーズン調整を図るべくして
生れたサービスだったと思います。実際、当時はそれで盛況だったんですが、
いかんせん、サービス内容が良い意味でエゲつなかったこともあってか、
次第にこのサービスのおかげで自分の首を絞めることになっていきました。
そりゃそうです、私みたいな輩が地下鉄に乗る感覚で飛行機に乗ってるんじゃ
きっと航空会社なんて、大して儲からないと思いますからね(汗
このへんのカラクリは、30年以上トップキャリアで国際線スッチーしてる
アメリカ人の姉から色々教わったりもしていたので、ウハウハでした。
何~も知らないと、ユナイテッド航空も誤解されまくりで気の毒ですが、
このオーバーブッキングのミスの端緒は、社員を急遽搭乗させたからだ、
といった報道もあるので、それが本当なら…相当アンポンタンだろうから、
その点ではどれだけ糾弾されても仕方がないですね。
因みに…
過去に15社以上のキャリアに乗ってるんですが、個人的にベストエアーは
何と言ってもシンガポール航空です。一時前出の姉もそこで働いてました。
今では当たり前となってるおしぼりのサービスなんかを始めたキッカケは、
このシンガポール航空だと言われてます。それに、衣装が何とも素晴らしい(笑
機内食のクオリティも申し分ないので、どれか選べと言われたら迷わず。
ただ、人気が出すぎたら出すぎたで、それまた色々と問題も出てきます。
例えばとんでもなく美味しいレストランは、とんでもなく行列が出来ます。
行列に滅多に並んだことのない私は、それだけで食べる気が失せますので。
つまりは…そういうことですね(汗
その理由からすると、JALは正直、積極的には乗ることが無いですね。
サービスが悪いからじゃないんですよね、全く逆で、良すぎるからです(爆
サービス過剰になってくると、客は傲慢になる傾向が出ます、心理的に。
因みに私は以前、酔っ払い搭乗客が納得行かなくて、座席を移ったことが
2度もありました。短時間なら我慢できますが、長時間は私には無理です。
但し、JALのビジネスやファーストは最高です。でも高いので自分では
お金を出してとてもじゃないけど買えません(涙
んでもって、説明するまでもないですが、機内食に絶望しても良いなら
ユナイテッドを始めとするアメリカ系航空会社は比較的安全で良いです。
機内食はほんと、クソ不味いです。不味いのを承知で利用してましたから。
ビジネス便に乗ることが多かったですが、それでも不味くて驚きでした(爆
そうやって考えると、素直にJALとかANAの方が総合的に○かもね。
他に、大韓航空も個人的には印象がとてもよかったです。
なんつっても、フライトにド遅刻して預けた荷物だけ日本に飛んでしまった際、
お金を1円も払っていないにも関わらず、翌日のフライトに乗せてくれたし(笑
ま、そういうことが出来ちゃうのもオフシーズンならでは、だと思いますけどね。
もうすぐゴールデンウィークですが、きっとどの便もギューギュー詰め必至。
そして、航空券もバカ高い。オーバーブッキング、キャンセル待ちは当たり前。
そうやって考えると、自分は飛行機にはワリと恵まれてるな、と思います(笑
ここ10年くらい全く乗ってませんが…そろそろ乗る機会も出てくるハズなので、
その時はオーバーブッキングでつまみ出されないようにしたいと思います(爆
飛行機ネタも書くと長くなるので…とりあえずこの辺で(汗