カスタム病に取り憑かれるキッカケになった想い出のバイク🏍です!😜
1990年5月27日、当時住んでいたボロっちい一戸建ての借家の横に停めていた愛車🏍の写真です。
それまで乗っていたホンダV4マグナを売却して当時流行っていた単気筒バイクのヤマハSR500に乗り換えようとバイクショップを周っていた時に、YAMAHAのショップに委託販売のSRが置いてあってお邪魔したのが出逢いのきっかけでした。
残念ながら、そのSRは400ccだったので仕方無くあきらめたのですが、その横にそっと佇んでいたのがこのシルバー色のSRX-6でした♪🤗
何でも常連さんが新車で購入したが乗る機会が無くなってしまい買い取りしたとのこと。
走行距離もわずか(確か千数百kmほど)で車検も付いていてお値段もお値打ちだったので即決で購入しちゃいました!✌
さてさて、90年代当初はSRやGBなどの単気筒エンジンを搭載したバイクのシングルレース全盛で、数多くのカスタマーショップがオリジナルのカスタムパーツを販売するなどめっちゃ楽しい時代❣
(確か、“SUZUKI グース”が誕生したのもこの時代だったかと・・・)
と同時に、パワーUPの機能パーツもシングルレースからのフィードバックで手軽にパワーUP出来るし、カスタム好きには正しく至れり尽くせりのまるで天国👼の様な時代でした‼
でもって、ショップの常連さんとお知り合いになって『キャブとマフラー変えると別モノになるよ!』との情報をお聞きして、さっそく『ケイヒンCR 35φ2連装』『K&Nエアクリ』『ヨシムラ サンパーマフラー』を装着したところ、アクセルを開けるとフロントが高々と持ち上がるパワーとアクセルのツキの良さに感動‼
すっかりカスタムの虜になってしまいました♪😜😜😜
ところが、パワーとトルクが大幅にUPすると純正の足回りでは心許ないと云うか、完全に役不足のため『WPリアサス』『WMフォークスプリング』『NHK製ステダン』で足周りをグレードUP❗
この追加装備で安心してアクセルを開けることができる様になりました♪✌
その後も『WM油温計』『CIBIEヘッドライト』『前後ウインカー』などのカスタムを行ない、休みのたびにお気に入りのお山に出掛けて走っていました♪🤗・・・が、慣れとは恐ろしいモノでアクセルを開けた時にもっと前に押し出す様な強大なトルク感(現状でもかなりのトルクですが)が欲しくなり、『ヨシムラST2ハイカム』『ヨシムラ680ボアUPキット』『アールズ10段オイルクーラー』等の機能パーツの大掛かりなカスタムを行ないました。
と同時に、貧相なスチール製スイングアームを“WM製アルミスイングアーム”に換装して足廻りのトータル的な強化も行ないました❣
はたしてその結果はと云うと・・・
大幅にパワーUPしたことで軽量コンパクトな車体と相まってなかなかのジャジャ馬お転婆ムスメに豹変しちゃいました!😜
・・・が、その反面大きな問題も発生してしまいました!😰
それは、『ヨシムラST2ハイカム』の装着で純正のオートデコンプがまったく機能しなくなってしまった事です。
SRに乗ったことがある方ならお判りだと思いますが、キック式スターターでエンジンを掛ける場合にはキックペダルをチョンチョンと踏んでピストンを圧縮上死点に合わせる作業が必要です。
SRの様に手動式で圧縮を抜くデコンプと異なり、SRXはキックとデコンプが連動した“オートデコンプ”のためハイカム装着で上手く機能してくれなくなってしまいました・・・😰😰😰
一度このタイミングがズレてしまうとキックに全体重を掛けて踏み込んでもキックは途中で止まったまま頑固として動かなくなります‼
でもって、そんな時はヘッド上部のデコンプレバーに指を掛けて強制的に引いてあげれば圧縮が抜けるのでまた動く様になるのですが、毎回何度も同じ操作を繰り返すのがめっちゃ面倒になり、思案の末にDIYでマニュアルデコンプに改造して事なきを得た経験があります。
当時行なった対策は、レバーにSR純正デコンプ用、レバーホルダーにスクーターの左ホルダー用、ワイヤーにホンダDio純正アクセルワイヤー(途中で短くカットし製作)したと思います♪😜
この頃にはショップの店主さんや従業員の方ともすっかりお馴染みになり、また、ご好意で自由に工具等を使わせて頂ける様になった事もあり、『無い物は自分で考えて何とか解決する』と云う“カスタムの楽しさ&難しさ”にすっかり魅せられてしまい今に至ると云う訳です‼
それからも『テクマグ前後ホイール』『ケイヒンFCR37φ2連装(変更)』『ヤマハ純正ブレンボキャリパー』などなのカスタムを行ない、その後“SRX-6セル付き”に乗り換えることでメンバーに売却しましたが、この想い出深いバイクは車体色をブラック色に変更されて現在も山口県に移住したメンバーに乗り継がれて“現役”で走っています♪🤗🤗🤗