エンジンの状態

98式のエンジンを開けたので確認しました。

　まず、バルブカムですが、程度はあんまり良くないです。メッキが全面的に剥がれているようです。それ以外は特に問題は見られないそうです。

　オイルの焼けの色も俺のがこげ茶でこのエンジンは黄土色です。それなりにメンテされていたようです。

次にバルブスプリングと燃焼室(燃焼室の写真は撮れませんでした)の状態です。バルブスプリングの状態なんて見ただけではわかりません。

　燃焼室はややカーボンが多いものの基本的に問題無しかと思ったら、4番だけオイルが燃えています。オイル下がりの可能性があるので要ステムシールです。

ピストンの状態は、やっぱり少しカーボンが多いですが、状態は悪くありません。4番はオイルが燃えていたのがわかります。

　オイルパンは剥がしていないので、クランク・コンロッド回りの状態はわかりません。メタルは分解しないとわかりません。工賃の関係でそこまではやっていません。

　結論は、それなり。高回転も少しは使っていたようですが、レーシング走行はしていなさそうです。カムのメッキ剥がれと4番のオイル燃焼が要メンテです。元々ちゃんと走っていたエンジンなので当たり前といえば当たり前です。