最近、うれしいことに「もっといい写真を撮りたい!」とコンデジから一眼タイプに買い替える方が増えてきました。
僕は大学生の頃から自分のカメラを持って、バイクでツーリングすることが趣味でした。
今はみんカラでしかブログをしていませんが、過去14年間で数千枚の写真をブログにアップしてきました。(非公開)
以前からブログで写真の撮り方のちょっとしたコツを公開したいなぁと思っていましたので、自己流ですがつらつらと書いてみたいと思います(*^^*)
①写真を撮るまでのコツ
その1 とにかくたくさん撮る
僕はワンカットで最低5~20枚は撮ります。
その時、微妙に角度を変えて撮ります。
立ったまま、中腰で、しゃがんでなど。
液晶でいちいち確認せずに連続して撮ります。
20枚撮ってもベストは1枚しかありません!
その2 いいと思う構図より広めに撮る
理由はあとでトリミングできるから!
また水平出しをすると、おのずと構図が小さくなりますので。
構図については撮影者の個性が出る部分なので好きなように撮るのが一番です♪
その3 手振れに注意する
手振れ(ピンボケ)だけは編集でどうにもなりませんので・・・
以上、これだけです(笑)
実はコツは撮影後にもあります。
有名な写真家も言っていました。デジカメ時代、写真のできは撮るまでが半分、撮ってからが半分だと。僕もそう思います。
②写真の現像
これからの話は基本的にRAWで撮影していることが前提です。RAW撮影とはデジカメの中で一切画像処理をしないで記録する方法です。(僕はJPEGでは撮影していません。RAWのみです)
編集ソフトはカメラに付属している現像ソフトで十分です。
では僕の過去の写真を例に現像前と現像後(JPEG化)を比較しながら解説したいと思います。
①青い空
現像前~
風景写真を撮るとだいたい実際の印象よりも白っぽく撮れますよね。特に青空が薄いなぁっと。
現像後~
まずコントラストを上げてメリハリをつけます。雲はより白く影はより黒く!
次に彩度を上げます。特に青色の彩度を強めにあげましょう。これであの日見た青空になりますね。
RAW編集ソフトでは色別に彩度や色調を調節できます。
写真はキャノンの現像ソフトDPP4のツールパレット。スライダーを動かして調整します。青空はアクアとブルーを上げて調整。
②トリミング
現像前~
動いているモノをとらえるには広角でシャッターSPを速くして撮ります。
現像中~
自分がいいと思う構図を切り取ります。
現像後~
トリミング比率16:9
横長にすることでスピード感を出します。
③水平出し&トリミング
現像前~
走行中に写真を撮るのは危険ですが・・・
ダッシュボードやフロントガラスの映り込みが問題ですね。写真も斜めに傾いています。
現像中~
斜めになっているのを修正。
あと余計な部分をトリミングします。
現像後~
一瞬のスピード感を出すためにあえて木々の緑の彩度を落としています。
④魅せたい色を強調させる
現像前~
ちょっと画像の情報量が多い印象です。
桜がバックの木々に埋もれてしまっています。
現像後~
まずトリミング&水平出しをします。
それから桜のピンクと車の赤を強調するために、その他の色の彩度を落としています。桜のピンクを鮮やかにしすぎると梅になっちゃいますので、周辺の彩度を落として桜を引き立たせるわけです。
⑤不要なモノを消す
現像前~
全体的に白っぽくて印象が弱い写真です。
すこし逆光ですし暗い印象ですね。
また車右側のガードレールの存在が台無しです。
現像後~
ハイライトと彩度を上げコントラストも強めに修正。ガードレールは周りの景色をコピペして消しました。
クルマを際立たせたいなら背景はシンプルが一番です。赤い橋と車が主役の写真になりました!
⑥①~⑤の複合型
現像前~
邪魔な人工物が・・・左の道路標識、奥の建物&電柱&電線!
紅葉ももっと鮮やかだったぞ。
現像後~
いかがでしょうか?
現像前と現像後では写真のデキが別物になっているのが判っていただけましたか?
RAW撮影をすると確かに編集がめんどくさいですが、慣れれば1枚当たり数分でできます。
RAW撮影ができるカメラをお持ちの方は是非チャレンジしてみてください。
カメラが勝手に現像するJPEG写真に満足できなくなりますよ(笑)
⑦おまけ
現像前~
オフ会で必ず撮影する集合写真♪
ポイントは
・構図(画角)は広めに!
・微妙に上下左右にずらしながら10枚以上は撮る!
・逆光に注意!
・手前から奥までピントが合うように絞り(F値)は大きく!(8~13推奨)
現像中~
・隊列に合わせて横長にトリミング
・水平出し
・彩度を上げつつ、空の青をやや強めに!
現像後~
以上、僕の写真撮影のコツを書いてみました。
多くの方に写真に興味を持ってもらえると嬉しいですね。
スマホもいいけどカメラ片手に出かけてみませんか?
長文にもかかわらず、最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
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Posted at
2017/05/02 01:08:37