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ながみ@GF8C&TT2Nのブログ一覧

2008年04月30日 イイね!

カーボンニュートラルはドコへいった?

(22:33:入れ忘れたニュースがあったので(汁)追記)
(22:58:更に追記…野の策士さんが紹介くださったニュースを追加)
 今日のニュースなのでご覧になった方も多いと思いますが…。

ブラジル中西部で脚がないトカゲなど14新種一挙に発見 (YOMIURI ONLINE)
 【ワシントン=増満浩志】ブラジル中西部に広がるサバンナ林「セラード」で新種とみられる動物14種が見つかった。
 米環境保護団体コンサベーションインターナショナル(CI)とサンパウロ大(ブラジル)などのグループが29日、発表した。
 内訳は、魚類8、爬虫(はちゅう)類3、両生類と鳥類、哺乳類が各1種。29日間の調査で、一挙に見つかった。このうち、トカゲの一種は脚が退化して、まるでヘビのような形。脚がない方が砂地の上を移動しやすいらしい。

 セラードは、世界でも有数の生物の宝庫だが、「隣接するアマゾンの熱帯林の2倍の速さで、農耕地や牧場に転換され、貴重な種を喪失している」(CI)という。
(2008年4月30日10時49分 読売新聞


 コレ見てふっと思ったのが…以前テレビで見た、東南アジアのバイオディーゼルバブル?で熱帯雨林を伐採して原料になるパーム椰子を植樹するコトで熱帯雨林が急速にここ数年減少している…と取り上げてた番組だったり。局も番組名も失念していますが…(汁)

 以前、当方もエントリ「「eco」…?」でチラッと触れましたが、当時はドッチに転ぶのか、未知数的な面もあったので、

「eco」nomyと「eco」logyのハザマで~


 なんて書いたんですが、どうも深刻な方にハナシが転んできているように思いましたね…。
 検索して見つけた幾つかのニュースを勝手にピックアップしてみます。

「バイオ燃料の利用拡大は世界の食料問題を悪化を招く、食料問題の世界的研究機関が提言」 (Technobahn)
「2008/04/29-15:34 バイオ燃料に懐疑論強まる=食糧危機に拍車も」 (時事ドットコム)
「2008/04/30-14:20 バイオ燃料奨励策は間違い=食糧危機は深刻-CME名誉会長」 (時事ドットコム)

 また、こういったコラムもありました。
「バイオエタノールがアマゾンを焼きつくす!?」 (All About)
「バイオ燃料:需要拡大 増産、生態系に影響」 (毎日新聞 universalon)

 一般的にバイオ燃料はカーボンニュートラルとされていますが、コレだとまさに本末転倒な展開になりつつあるような気が…(汁)

 熱帯雨林って、基本的には常緑樹で、しかも大きい(背丈が高い)樹木を中心に構成されているそうで、葉の「総表面積」が広い分、CO2の吸収量もそれに比例して多くなりますが、伐採されて草丈が低い植物に置き換えられてはそれが一気に減少してしまうでしょうしね…。

 また、表面積の減少もそうですし、食用にもなる農作物を由来として作るバイオ燃料…となると、多くは一年生植物でしょうし、そうなると収穫期には枯れていますから、その時期にはCO2を吸収しない時期が存在するコトになります。

 結局、環境問題も「eco」nomy…の前ではかすんでしまうんでしょうねぇ。
 Deepskyさんがエントリ「ファンドマネーと穀物高騰」「日本の”食”について考える」なんかで、関連的なネタに触れておられますが、なんか綱引き…が2者ではなく、多数の利害関係に揉まれている様な…ふとそう思ったニュースでした。

(追記部分)
 せめて、やるなら…通常のサイクルの循環内で収まりが付く方法を取って欲しい…と思ったりするニュース。
「新日石、バイオガソリン原料量産・09年末から、国内で初」 (NIKKEI NET)
 新日本石油は2009年末から自動車燃料となるバイオガソリン原料を国内で初めて量産する。同社子会社の根岸製油所(横浜市)に20億円程度投じて年産10万キロリットルの設備を造る。規格外の国産小麦などから製造したバイオ燃料を北海道から調達する。現在はバイオガソリン原料の大半を輸入に頼っている。国内でも量産を始めることで普及に弾みをつける。

 バイオガソリンは、植物などを発酵させて作るバイオエタノールに石油ガスを合成した「ETBE」を、ガソリンに混合して作る。現在、ETBEは石油元売りが共同でブラジルなどから全量を輸入している。一部を国内生産にすることで、遠方からの購入による輸送コストと二酸化炭素(CO2)排出を低減する効果がある。 (07:00)

 規格外の商品…をうまく再利用して、かつトータルのコストバランス(生産者・加工業者・消費者…全てにメリットが出る)がうまく取れればサステイナブルなバイオ燃料の供給の手段になるかも?と思いますが、果たしてどうなるのかな?

(更に追加したニュース)
「(4/30)ガソリン代替のバイオエタノール、ホンダが植物廃材で量産」 (日経Ecolomy)
 ホンダと独立行政法人の地球環境産業技術研究機構(RITE)はガソリン代替燃料のバイオエタノールを低コストで量産できる技術を開発した。稲わらなどの植物廃材を原料に、1リットル当たりの生産コストを国際競争力のある30円程度に抑えられる。原油価格の高騰でトウモロコシなどを使うバイオ燃料の需要が拡大し、食糧価格を押し上げている。省資源と温暖化ガス削減につながる技術として2010年をメドに実用化を目指す。

 ホンダの全額出資子会社である本田技術研究所(埼玉県和光市)とRITEが開発した生産技術は、雑草や稲わらの繊維質をすべて1回の処理でエタノールに変えることができる。繊維質の種類ごとに処理する従来方式に比べ生産効率が上がり、稲わら1キログラムから約400ミリリットルのエタノールが作れる。
Posted at 2008/04/30 22:23:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ雑談 | ニュース
2008年04月26日 イイね!

「伝統」&「ブランド価値」と「生き残り」…の天秤は、果たしてバランス良く釣り合うのか?

「伝統」&「ブランド価値」と「生き残り」…の天秤は、果たしてバランス良く釣り合うのか?(04/27:追記)
(04/27 20:55:更に追記)
(05/03:更に追記)

#敢えて追記を冒頭に持ってきています
 掘っていましたら、Responseこういうニュースが…(溜息)


ダイハツの箕浦社長、「スバルへのOEM供給はお金を使わずに進める
2008年4月25日


ダイハツ工業は24日、2008年3月期決算について記者会見を行った。その席上、富士重工業(スバル)に対する軽自動車のOEM供給について、箕浦輝幸社長は「供給車種、供給台数はまだ決まっていない」と述べ、こう付け加えた。

「生産についても、それが決まらないと何とも言えない。しかし、できるだけお金を使わずに、今の工場で、増産という形でやっていく。いろいろと知恵を出し、努力していきたい」

また、そのために新しい組織をつくらないことも明らかにした。とは言うものの、富士重工へのOEM供給は初めてになるので、「委員会で対応していく」(箕浦社長)という。すでにその委員会はスタートしており、各部門の部長級が15人、兼任という形で参加しているそうだ。

ダイハツは富士重工へのOEM供給をできるだけコストをかけず、片手間の仕事として進めていこうとしているのかもしれない。
《山田清志》


 ダイハツのこのトヨタ出身の社長…って、かつて…顧客のコトを…

「連中」呼ばわり

 した人物でしょ?
 動画が残ってましたので、コチラよりご覧下さい。
 他にも、検索すれば取り上げたエントリやサイト…は多数あります…(T_T)
 先行きがどんどん不安になるばかりだ…。

(更に追記部分)
 ダイハツといえば…以前、ミラカスタムRSで、国土交通省から型式指定を受けた際の仕様よりも小さなブレーキを付けていたコトがありましたね。
 奇妙な青さんがエントリで詳しく触れられていますのでご覧になってみて下さい↓
「そりゃコストダウンってコトかい?ちょっ!」 (インプレッサ スポーツワゴン 15i-S)

(05/03追記分)
 またもResponseにて掘ったニュース…会見直後のものですね。
トヨタ・ダイハツ・富士重…提携拡大のメリットと温度差
2008年4月11日

トヨタ自動車、ダイハツ工業、富士重工業の3社は10日、開発・生産における新たな協力関係についての記者会見を行った。その席上、3社の社長は今回のメリットについて次のように述べた。

「富士重工は開発・生産の部分で、私どもの力強いパートナーと考えているので、そのメリットは非常に大きい。これからどうしていくかについては、いい関係の中でさらに見つけられたらいいと思っている」とトヨタの渡辺捷昭社長。

一方、富士重工の森郁夫社長は「いま中期経営計画で選択と集中を進めていきたいと思っている。そういう意味で、われわれのコアな部分に集中していくため、手薄である商品を補完してもらえるということは非常に大きなメリットである」と述べた。

また、ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は「トヨタグループの力を強化していくことに貢献できるということでうれしく思う。責任を持って供給していく。それからもう一つは、シナジー効果をどうやって出していくか、生産・技術交流を通じてやっていきたい」と述べた。

このように3社の社長の話には多少温度差も感じられ、特に富士重工の切実さが際立っていた。

《山田清志》

 あちこち拝見してましても…肯定的な記事をほとんど見ないのは…単なる経済的な理由だけではなく、企業文化等で相容れない…と考えていらっしゃる方が多いのでしょうね…。

(04/26記載分)
 ネットの片隅で戯言を囁いてみる…。

 分家お友達…のアリ・マキネンさんこのエントリ拝見して…初めて「週刊東洋経済」誌を買いました。
 当然、目的はスバルとトヨタの提携に関するトピックのみですが(爆)

 2008/04/26号より
したたかトヨタ"アメとムチ"の富士重「出資」

 また1社、トヨタの「実質傘下」に入った。富士重への出資拡大に動くトヨタ。その脇では、子会社ダイハツが軽の"先兵"として走る。トヨタの拡大志向は止まらない。


「トヨタグループに一歩踏み込む。新しい関係を築きたい」
 4月10日夜に行われたトヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業3社の共同会見。富士重の森郁夫社長は、まるで隣にいるトヨタの渡辺捷昭社長に語りかけるように、質疑応答で答えた。

 新たな提携の骨子は二つある。1つは、トヨタが富士重の株を、現在の8.7%から16.5%にまで高めること。トヨタは2005年10月、当時富士重株を20%所有していた米ゼネラル・モーターズ(GM)から一部取得し、筆頭株主になった。その際に生じた富士重保有の金庫株を、今回311億円で買い取る。

 そしてもう一つは08~10年にかけ、富士重がトヨタやその子会社のダイハツから、小型車や軽自動車のOEM供給を受けること。一方で国内販売の約2/3を占める軽の生産からは最終的に撤退。トヨタ向けにFRスポーツ車を共同開発・生産するという。大手以外は生き残れない現実が浮き彫りになった。(富士重工公式サイトのpdfのプレスリリース)

 「富士重さんの方から要請があった」(※1)トヨタの渡辺社長はそう明かす。国内最小メーカーの富士重は、かつては日産自動車やGMなど、大株主が頻繁に交代し、つねにM&Aのターゲットだった。乗用車シェアで8位、軽でも5位と競争力に劣り、08年3月期も、他社が増益の中、連続減益見込み。燃費規制などの膨らむ開発費を、今後も単独で補うには限界があった。

シビアな損得勘定

 そうした状況下で、トヨタと富士重が再接近する素地は徐々に整っていった。05年の初出資後も、07年にトヨタが富士重の米工場へ「カムリ」を生産委託(※2)。すでに欧州ではダイハツが富士重に小型車をOEMしている。これらの提携で一定の効果は上がったが、それを帳消しにする富士重の業績低迷が、両社に更なる一歩を踏み出させた。

 富士重はこれから厳しいハードルを課されることになる。確かにトヨタによる持ち分法適用は免れて、役員派遣も見送られた。「スバル」ブランドも残った。時価の1割増で自社株を売れる結果、300億円以上の現金を手にし、40年ぶりとなる国内工場の建設に充てられる。

 しかしトヨタの損得勘定はシビアで、見合った効果は当然要求される。「スバル360」で知られる伝統の軽からの撤退は明かしたが、他にも全国46販社を半減、人員を1割減らすなど、相応の痛みを余儀なくされるのだ。

 富士重は「水平対向エンジン」など独自技術に強みを持つ。00年にはスズキとの資本提携で互いに株を1%強ずつ持ち合ったが、これで実質的にトヨタグループ入りとなった。ただし「提携が成功しないと(単なるトヨタの)受託生産会社に転落する」(中西孝樹・JPモルガン証券アナリスト)と専門家は手厳しい。

 一方、トヨタにすれば、世界中で不足する開発人員や生産設備のリソースを、外部活用で補えるメリットがある。米国に工場を造れば優に1000億円はかかり、富士重との提携でその膨大な投資が抑制できる。軽主体のダイハツにしても、宿敵スズキへの対抗上、新たな供給先を確保できることになる。

 次なる焦点は、トヨタが富士重への出資をさらに引き上げるかどうか。「(子会社化など)今後のことは考えていない」とトヨタの渡辺社長は返すが、過去にはダイハツや日野自動車の子会社化に30年以上かけてきた。(※3)資本の論理を押し出さず機が熟すまで待つ"熟柿作戦"こそトヨタ流の真髄だ。

 新興国市場拡大、環境規制強化など状況激変を前に枠組みを見直し始めたトヨタ。今回の提携でしたたかなグループ「囲い込み」が、一層加速することだけは間違いない。

(※1)ただし、清水和夫さんのエントリ「自動車技術の黎明期~60年代 」の後半部分の補足…を拝見しますと、「株式の引き受けがなくてもスバルとの提携は進めた」とトヨタの渡辺社長は述べられたそうです

(※2)北米スバル工場の改修…以前「Ken@GF8F_STi/社用車」さんが仕事で行かれてました。2006年11月26日のエントリ「明日から海外出張」から12月10日のエントリ「北米スバル出張帰国編③「国際線フライト編」」まで…SIAへの出張記を書かれてます

(※3)ダイハツ1967年にトヨタと提携し、子会社化されたのは1998年日野自動車ココを拝見しますと、1966年に業務提携し、2001年に子会社化となっています

                               ☆

 ワタシもいくつかエントリ立てて、皆さんからコメントいただきましたが…マズは「企業として存続する」コトが第一義ではあるワケですが、スバルらしいといえばそうなのでしょうが(苦笑)今回の1件…自らのブランドの価値や意義…を見誤った商品戦略の結果だった…と思っています。

 当初は、軽乗用はR2/R1に絞り、PLEOは廃止の方向…でしたが、余りの低迷振りに、乗用モデルも復活させたりと(現在はSTELLAが出たのでバンのみに戻りましたが)、迷走が続きました。

 デザインに関しても…BE/BHレガシィから(厳密にはBD/BGレガシィから採用)「台形グリルをアイデンティティにする」としたデザイン戦略を掲げましたが、BL/BPレガシィでそれはアッサリ崩れ、さらにスプレッドウイングスグリルR2以降に採用するも、M/Cでグリルデザインは変更になるし、GD/GG系インプレッサでは、フロントグリルの大手術を2度もやって、M/Cしたら「M/C前の顔の方が好き」なんてオーナーも出たりして、これまた迷走しまくった…という印象を思っていたりします。

 今回、軽自動車撤退を発表しましたが…全車種OEMで従来と同じ販売台数が確保できるのか?こういう記事もありますし。
 日刊自動車新聞社の記事より
富士重、ダイハツからの軽OEM調達で業販店めぐる争い激化

 ダイハツ工業から富士重工業への軽自動車OEM(相手先ブランドによる生産)供給が2009年後半以降、順次実施されることが決まった。スバルディーラーでは「かなりショック。さびしい」(西日本の直営販社)と、スバル360以来の半世紀におよぶ軽の自社開発・生産からの撤退を惜しむ反応が聞かれる。

 一方、「驚くことではない。近々にとは予想していなかったがいつかはと思っていた」(東日本の地場系販社)と冷静に受け止める声が聞かれた。富士重はダイハツからのOEM調達に切り替わったあとも直近の軽販売台数(07年度=13万5千台)を維持したい考え。しかし軽販売のポイントである業販は他社からの切り崩しが活発化するのは必至。業販店をめぐる争いは激しくなりそうだ。(2008.4.19)


 実用燃費ではプリウスよりも上位にあるのにR2が売れなかったのは…個人的にはやはりフル4シーターではないパッケージングだと思っています。
 デザインはむしろ好きでしたし、シャシー性能も高いと思っていましたが、後席の居住性を割り切りすぎたのが、ワタシとしては「スバルらしくない」と思っているので…。
 かつてのヴィヴィオも、レックスから比べればパーソナル志向の軽自動車でしたし、そのために運転席を大きくとった非対称レイアウトでした。
 でも、レックスよりはデザインに振って寸法は削られていましたが、リヤシートにもキチンと座れるクルマだったんですよね。

 今回、スバルは水平対向エンジンを軸とした方向に集中する選択をしたワケですが…元々の採用された経緯…だけはしっかりポリシーとして持ち続けて欲しいと思います。

 スバル360でRRレイアウトを採用したのも、スバル1000で水平対向縦置きのFFレイアウトにしたのも…乗員優先のパッケージを組むため…だとワタシは思っており、DeepSkyさんのエントリではないですが、「乗員優先のパッケージ+バランスが取れたデザインの両立」こそが「スバルの魂」だと考えています。

 最後に…「これこそがスバルの軽」だと思わせてくれるクルマ、ヴィヴィオのかつてのサファリチャレンジの動画を貼って、先行きを祈ることにします…。
VIVIO RX-R サファリラリーに挑戦(前半)


VIVIO RX-R サファリラリーに挑戦(後半)


#でも…ヴィヴィオを再生産してくれるなら…無理してでも買うだろうな…
Posted at 2008/04/26 21:51:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ雑談 | ニュース
2008年04月24日 イイね!

「百瀬語録」全文。

「百瀬語録」全文。(追記:スバル360とスバル1000のCM動画を追加)
(更に追記:関連情報URLに「art random」様のコンテンツ「- 人生のセイムスケール -」の百瀬晋六氏の項へのリンクを入れました)
(04/25:追記 エピソード集の12.の「心のこり」…の試作画像を追加しました)
(05/06:追記 語録の「日常会話から」に1つ追加)
(05/07:追記 「今年のロボット」大賞2007のインタビューで触れられていたので追加)
(08/04:改訂 「art random」様のコンテンツ「- 人生のセイムスケール -」の百瀬晋六氏の項へのリンクのアドレスのマーカーが廃止になったせいか、404エラーになっていたのを修正…コチラの下の方…もしくはページ内検索で探してくださいませ)
(12/25:改訂 「art random」様のコンテンツ「- 人生のセイムスケール -」の百瀬晋六氏の項へのリンクのアドレスのマーカーが変更になったのを確認しました。分割されたようで、関連情報URLのリンクを修正しました。また文中リンクがアドレス変更になっていたため修正&Web魚拓しました。また、一部文中リンクがおかしかったのを修正しました)
(09/05/12:追記 「SUBARU BLOG」内カテゴリ「LEGACY 20th」の記事「LEGACY 20th物語 Vol.4 ドライバーズカーへの自信」の紹介を追加)
(13/03/30:改訂 リンク切れしていたスバル1000のCMを別動画リンク/埋め込みに差し替え)
(13/05/07:追記 SubaruGlobalTVの動画を追加)
(14/08/12:改訂 08/05/07分の追記分の「今年のロボット」大賞2007のリンクを貼りなおしました。
(14/08/14:追記 「SUBARU ON TUBE」の動画を追加)
(16/11/30:追記「- 人生のセイムスケール -」コンテンツが消失しているのを確認したので「関連情報URL」をWayBackMachineのアーカイブアドレスに変更しました)


#百瀬氏の肖像は「日本自動車殿堂」様より拝借いたしました。
百瀬氏は2004年に殿堂入りされています。詳細記事の方でも、ワタシが知らなかった百瀬氏のエピソードがあったので、コチラも必見かも?

 初心者坊主様より、「百瀬語録」の全文を拝見したい…とリクエスト頂きましたので、確かに検索しても全文は見れませんので…敢えて挙げたいと思います。


 以前、当方の該当エントリ「今こそ「百瀬語録」を…。」でコメントくださった、アリ・マキネンさんの言ではないですが…、



今の産業に欠けている物
全てがここに有ります。


 と言われるだけの「金言」揃いだと思いますし。
 というコトで、全文を引用します。
#チェックしたつもりですが、誤植があれば随時訂正します
#また、専門用語/社内用語等…すべてフォローし切れませんので、文中リンクは貼っておりませんし、ワタシに聞かれても答えられませんのでご容赦下さい

 百瀬語録 昭和56年6月20日 スバル技術本部朋和会有志

 日常指摘された言葉
 1."問題"そのことを言っているんじゃないんだ。どう処置するかが問題なのだ。
  今の処置の考え方は全然おかしいじゃないか。
 2.設計も商売せよ。
 3.すべてを数値化して考えよ。
 4.ものをよくみろよ。
  机上検討だけではだめだ(物、不具合、現象~)
 5.専門家の意見を聞け。
 6.司々の問題だよ。
 7.設計は足でするもの。
 8.行動をおこす前に、考えて考えて考え抜け。
  行動をおこしたら自分の信念でつらぬけ。
 9.みんなで考えるんだ。
  部長も課長もない、担当者迄考えるときは平等だ。
 10.自分の言った仕事は、誰にも負けない自信を持て。
 11.若い人は基礎的な学問が不足している。教育をせねばいかん。
 12.商品は成長期は若干悪くても、目につかず売れるが安定期を如何に維持するかが難しいのだ。
 13.管理者は、関連部門を調整するのに必要な専門知識をもて。
 14.一つの情報を"うのみ"にするな。
 15.コストもさることながら、まず品質に自信があるものをだし、それから改善してゆけ。
 16.問題の本質はなにか。
  そこを充分考えろ。
 17.設計は基本である。
  どの様な思想で設計しているか、理論的にどうなっているか、つめて持って来い。
 18.上に立つものは手をよごせ。
 19.まずいと感じたら、直ぐ直すのが本当の技術者だ。
 20.技本という立場を踏まえて物事を判断せよ。
 21.代用特性で評価せよ。
  実車では期間が掛る。定性的に答えが出せる筈だ。
 22.数多く作ってテストして一番良いものえらんで決めるのは誰でもできる。
  如何にして効率を上げ、数少なく判断し、良い結論を出すかは管理者だ。
 23.具体案を出せ。
 24.ものを考えるときは強度計算を先にするものじゃあない。
  先に絵を書け。感じのいい絵は良い品物になる。
 25.調べて行けば判る問題だ。
  訳の分からない問題でも話しを組み立てていけば分かる。
  技術の問題は調べていく方法が必ずある。
 26.ものごとは簡単に決め付けてはいけない。
 27.板金は飴細工と同じだ。
 28.なんとかできるはずだ、不可能はない。
 29.一ヶ所だけでなく、全体を見よ。
 30.関係部署とよく連絡をとれ。
 31.人を育てろ。人が育たなければ良い車は造れない。
 32.走ることは極力機械にさせよ。
  それで浮いた工数は人を減らすのではなく、物事を考える時間にあてろ。
 33.若い人に生きがいを持って仕事をしてもらわねばならないし、伸びてもらわなければならない。

 日常会話から

 1.エート。あれはどうなっているかネ?
  (あれってなんですか?)
  ほれ、あれだよ、例の雑音だよ。
 2.(電話で「○○が用意できましたが」)
  ヨシ。どこへ行ったらよいかい。
  どこでやってるんだい。
 3.どうして、言った通りやらないんだ!
 4.ソリャー、あんたが決めればいいんだよ!
 5.お前もカンジニア(エンジニア)だナ。
  俺もだが、(おまえもカンでやる方だナ)
 6.どうして、俺に知らせないんだ!
  俺は聞いてないゾ!
 7.ウーンと、具体的なのがイイネ!
 8.ドーカネ、こんなのは。(とマンガを描く)
 9.ソレ、本当かネ。
  (ブシャールジョイントの説明に対して)
 10.この部品はとれないかネ!
  (他の部品で代用できないかの意)
 11.その辺をよく考えてもらいテーナー。
 12.これでいけるだろう、エー、○○君。
 13.君が空気だったら、どこを通るのかネ。
  (ダクトの面積がとれないんです。)
  そんなことを聞いているんじゃあない。どこを通るかだ!
 14.オイ、俺も仕事は大嫌いだ!
 15.チョット、図面を持ってこいよ。
  どうなってるのかネ。
  (以前は担当者の机の上の図面を前に黙って座っていた)
 16.そんなことは何年もやっていることだから分かってる事だろう!
 17.言葉じゃあだめだ。図面を良くかいて持って来い。
 18.うまくいっとるかネ。
  (説明すると)
  いや、その話じゃあネーンダヨ。
 19.オ!アリガトウ。
  ヨシ、わかった。
 20.結論を云えよ。
  まわりくどくいうなよ。
  そんなことを聞いているんじゃネェー。
  結論を聞いているんだ!
 21.設計にゴミみたいな仕事をさせるなよ。
  それをするのがあんたらだ。
 22.専門家として余り深く掘り下げると車全体のことが分からなくなりませんか。
  それでいいんだよ。そこに専門家のヨロコビがあるんだ。
 23.1日に1人で1件処理すれば1年に何件処理できるか。
  (○○件です。)
  ならば1人300件できるはずだ!
 24.特許係は出願の可否を判断するだけじゃあだめだよ。
  どうすれば出願できるかを考えろ!
 25.R-2のステアリングハンドルは感じが良い。デザイナーが変えたいと言って来ても変えるなよな!
  (R-2初期Sハンドル)
 26.スポークと粘土を持って佐々木事務所に行って来い。
  (K-11初期Sハンドル)
 27.ステアリングをずっとやる気があるなら、根本的によくつめろよ!
 28.やって見なけりゃ、わからないじゃないか。
 29.できネーと言うことはやる気がネーからだ!
 30.あたり図と言うもんは、周辺の全領域にわたって書き込まれていなきゃ、あたり図とはイエネェヨ!
 31.まてヨ……!こうゆうのはどうだい。
 32.言い訳はいらないよ……。
 33.だめなら、だめの説明をしてみろ。
  (エ、エ、あの、その……)
  今日はイネーから、明日一番に来い!
 34.それができないんです
  何故できないんだ!
  最初からきめつけネーで、もっとやりようを考えろよ!
 35.発技が~、本社が、決めネーからとか言わネーで、こちらで決心せにゃーいけない問題もあるだろう。
  車技としてどうするか考えろよ!
 36.設計だけでなく研実でちゃんと確認してもらえよ!
 37.材料が同じならば自動車は寸法の4乗で重くなる。
 38.今までなにをやってたんだ!
  今までの不具合を整理してみろ!
 39.言いたかあネーが、俺に言われる様じゃシャーネーナ!
 40.通りいっぺんの考えじゃ面白くねーだろう。
  面白いことをやろうや…!
 41.小さく『オウ……』
  (説明、検討、その他すべて終了の合図)
 42.デザインじゃないよ!手の問題だよ!
(05/06:追記)
 (#)43.「君は時間など気にせずにいいものをデザインすればいいんだよ。時間の心配は僕の仕事だよ。」
(#)43.のみ、出典は「スバル360を創った男―飛行機屋百瀬晋六の自動車開発物語」のP152より引用・追加しました。

 エピソード集

 1.キャリーオーバー
  (これは口癖)
 2.良いインパネ、とは灰皿のでかいやつのこと
 3.色々話を伺ったが、真意らしきものは3日たって分かった。
  (LUS担当者)
 4.(明日はどうしますか?)
  オー、明日も見よう。
  (63A振動試験は定時后から12時までストロボをたきながら実施し、問題点を摘出しては昼間対策し又夜テストを実施)
  (結局「オー明日も見よう」が一週間続いた)
 5.スバル1000は戦艦シュッペー号に似ているが、同じでは困る。
  (極秘に装置されたシュペー号は情報がキャッチされ報道陣、敵が見守る中で自爆した)
 6.サンバーの由来を聞いたら或る人が「百瀬さんに似ているからだ」と教えてくれ、以来そうだと信じているが、本当ですか。
 7.昔は分からないことばかりだったが、皆で良く考えたなぁ。
  今は分かっていることがどうしてできないか。
 8.ご苦労様、ご苦労様、コーヒーでも飲もう。
  (E・P・A。査察完了后)
 9.これ直しておけよ。
  (プシャールジョイントのフィーリングをお願いし、百瀬氏の愛用車に取り付けた。その車は時々ヒーターが効かなかった。フィーリングの結果ではなく「これ 直しておけ」ヒーターは全く関係ないのにネ!)
 10.L-46で水温が水温があがって水温計の指示の処置に困っているようだなぁ。
  何故、水温があがるんだ。
  その水温の設定は適正か。
  それはどこからの要求だ。
  (シャ設、3研、発技です)
  その必然性は認めるのか。
  (すべてシャ設、3研、発技の言う通りだと思います)
  それでは困るぞ。必然性を確認してから処置をとれ!
 11.(燃費率計を搭載した試乗車を運転しながら、同乗者に)
  針が動きすぎるんじゃあないか?
  (「運転の仕方が……」遠慮がちに)
  ナニ……ヘェ、そうかい……ワッハッハッハ……
 12.歩行者対策をセールスポイントにしたかったなぁ。
  (心のこり)(4/25:試作車の画像を追加)
 13.衝突テスト車はバスと考えよ!
  テスト車をより効率よく使用するためには、テスト項目をうまく組合せ、1台の車で集中的に行うこと。
  月○回、バスを出すつもりで進めよ。
  関連部署はバスに乗り後れないようにせよ!
  (昭和47年1月8日安全事務局発足に際して)
 14.やり方がわかれば、あとはやるだけ。
  子供の頃の話……?
  うん。
  天体望遠鏡の作り方を書いた本があったんで、自分で作ったなぁ。
  松本の眼鏡店にレンズの材料を注文したもんだが、東京から取り寄せてもらうので、ずいぶんと待たされたよ。
  材料……?
  うん、勿論厚いガラスを丸く切っただけのものさ、
  あとは本を読みながら、自分でレンズになる迄、手でみがいたんだ。
 15.あと、もう少し動かせネーか?
  (百瀬さんに各部の当り限界を報告しますが、常にデザインの自由度を増やすために「あと1mmでも2mmでも限界が動かせネーか?」と、この執念はあらゆるときに言われ、私達をふるいたたせました)
 16.チョコチョコばしりの充電特性を上げるには、どんな方式があるのか?
  ACGのプーリー比を上げるのが良いんだな。
  何故上げない?
  (E/Gの改修が困難です)
  どこが困難だ?
  (ベアリング強度です)
  そのベアリングは何Φあるか?
  (知りません)
  そんなことだからだめなんだよ!
  回路ばかりが仕事じゃあないよ。自分が納得するまでつっこめよ!
 17.自動車について近い将来、この様なことよりももっと別な問題が注目されることになるだろう。
  (第2回グランプリ優勝祝賀会での挨拶)
 18.(いつ頃から身長が伸びだしたんですか?)
  中学生の頃、病気で寝ているとき急に延びだした。
  それまではでかい方ではなかったんだが。
 19.(テスト中、雨が降って来たとき)
  子供の頃は雨に降られたとき、野沢菜の葉を頭にのせて帰って来たもんだ。この辺にでっかいハッパはないかなあー。
 20.ダンディーである話。
  モーターファンのテスト中、姿が見えなくなった。
  しばらくすると床屋から帰ってきた。
 21.プレイボーイであった話。
  自工会がポルシェを借りてテストしたとき「このポルシェはどこから借りたんですか?」
  病院経営者のどら息子なんだ。女の子をこれに乗せて遊び廻っているんだよ。
  俺もそういう身分になりてーなあ。
 23.スバル360の自動車技術会の最初の遠乗り会で、
  大仁温泉ホテルでの自技会、古城会長の話。
  「百瀬君、俺はこんなにうれしいことはないよ。よくこれだけの車を作ったなあ。日本でこれだけの車が出来るとは思っていなかった。本当に今日はうれしいんだ!」
 24.もみじの木の為に新築設計の図面を改訂したんですってネ?
 25.エンドレスの人 百瀬
  1日の仕事に終りのない人
  酒を飲んでも終りのない人
  タバコを吸っても終りのない人
  思考力に終りのない人

※この『百瀬語録』は1975年に百瀬晋六が技術本部から本社へ異動する際に技術部の有志が編集発行した。


(04/25:追記 「エピソード集」の12.に関連する試作車の画像を追加)
 画像の出典は「スバル360を創った男」P189より

 bratさんウッKeyさんがエントリを立てておられますが、自動車アセスメントグランプリ ’07/’08で、GHインプレッサ(1.5リッターモデル)でのグランプリ受賞(乗員保護性能と歩行者(頭部)保護性能評価の両方共に最高評価を得たクルマはインプレッサのみ)百瀬さんの執念が時代を超えて結実したものだ…と思えますね。


(13/05/07:追記分 SubaruGlobalTVの動画を追加)
[SUBARU] SUBARU WOW! 08: History of Crash Testing (SubaruGlobalTV)
スバル360やスバル1000、初代レオーネでの各種クラッシュテストの模様から現在のスバル車のクラッシュテストへ繋がる模様が収録されています。


(14/08/14:追記分SUBARU ON TUBEの動画を追加)
BE/BHレガシィ後期モデルの際のおそらく販促ビデオか何かに収録されていたであろう、平川良夫氏のインタビューが記録されています。


 Yahoo!Googleで、検索ワードを「百瀬語録」にしても見つからなかったんですが、なぜかLive Searchで検索しますと、3ページ目に面白いモノを発見しました。

 「今年のロボット」大賞 2007のページで、2006年度に大賞を受賞した、ビル清掃ロボット富士重工のクリーン事業部青山 元氏のインタビュー記事(#)です。このニュース自体は知っていましたが、ページの下の方…「今やるべきことは多能工の育成」…をご覧頂くと、なんと…該当する部分のみ引用します。
(#)リンクアドレスが変わっていると困るのでWeb魚拓しました
ロボット工学を理解し、電気・電子、新素材、金属加工、溶接などの技能を持つ「多能な技能者」とともに、これらの技術がわかり、設計ができ、更に導入現場のニーズ把握、コミュニケーション能力を持つ万能なスタッフが必要です。特に最近、メカの設計技術が軽視されています。余談ですが、ものづくりは、「設計図面に始まり、設計図面に終わります。」これは、制御ソフトのドキュメンテーションも同様です。問答無用で若手エンジニアには、毎日、たたきこんでいます。こうした人々が育たなければ、ロボット市場は育ちません。私の師(私は、最後の門下)である、名車といわれたスバル360、スバル1000の開発の全責任を負い、陣頭指揮で開発を行った故百瀬晋六の語録に、「言葉じゃだめだ。図面を良く書いて持って来い。」、「人を育てろ。人が育たなければ、良い車は造れない。」との言葉があります。ロボットにも、そのまま当てはまります。製品が変わっても不変です。これが富士重工業(スバル)の伝統です。ジレンマではありますが、そこをクリアしないとロボットの安全性の確保をはじめ、人の役にたつロボットを生み出すことはできません。

おかげさまで、大賞をいただき社内外からの協力は大変得やすくなりました。このチャンスを活かして、よりステップアップしたロボットシステムを構築していかなければと考えています。



(09/05/12:追記)

 初代レガシィ百瀬晋六氏の薫陶を受けた最後のクルマであるというコトは、非公式であったので記載しておりませんが、友人の一人から伺って知っていました。
 その系譜を受け継ぐクルマ…としての愛車にまた入れ込んだものです。

 ただ、ワタシはネット上で記載するネタに関しては、本家BBSは「雑談」なので除きますが…「ソース原理主義」に則って、文中に各種リンクを引用しつつ、極力発信精度を上げたい…というのがあって、このエントリを書く際には引用しなかったのですが、公式ブログ「SUBARU BLOG」にて明確なソースが出てきましたので紹介させていただきます。

「LEGACY 20th物語 Vol.4 ドライバーズカーへの自信」 (SUBARU BLOG)

 該当部分のみ引用します。全文はリンクより辿ってご覧下さいませ。
 さらに中島飛行機以来の技術者で、SUBARU360やSUBARU1000を開発した百瀬晋六(故人)が「今度のクルマを私にも乗らせてくれ」というので、桂田が太田工場の1周1.6kmのテストコースを走ったときのことでした。

百瀬は「君、ここのバンクは直したのかね?」と言いました。
荒れて修理予定だったバンクはまだ工事されていませんでした。

これを聞いた桂田は「しめた!」と叫びたい気持ちでした。
乗り心地の大家である百瀬が「舗装を直したのか」と思うほどの乗り心地を実現してしたのです。



 スバル360 CM


Subaru1000 CM


おまけ…スバル360の製造過程
Posted at 2008/04/24 00:30:56 | コメント(7) | トラックバック(1) | クルマ雑談 | クルマ
2008年04月11日 イイね!

最善の選択となるのか…。

(04/12:追記)
(04/12:更に追記)
(04/13:更に追記)

 昨日挙げた時点では、ショックが大きすぎて下調べして煮詰めて…なんてコトなく感情に任せて挙げちゃいましたが…。
#実際、販社には全く何も知らされておらず、新聞報道で知った方も多そうです…既に問い合わせも結構な人数の方がされている模様…お世話になっているディーラーでも早速あったらしいですから

 ワタシも以前エントリ「「良いものは必ず売れる」…?」でもチラッと触れてはいますが…。
 確かに、
「良いから売れる」

 とは思っていませんし(むしろ普通は逆でしょうし)…理想は「良いものをシッカリ売る」…カナ、と思いますが、ソレが実は一番難しいのでしょうし…。

 また、逆に清水和夫氏「古巣のスバルのおはなし」で、今回の決断を評価されています。
 また、ワタシのエントリに頂いたコメントも、評価される観点の違いから、真反対というカンジになっていますね。
#多様な見方があるのは当然ですが、改めてコレを書きながら考え直す機会を与えていただけたかと思います

 今回の声明…はある意味「選択と集中」というコトだと思いますが、過去の例…としてワタシがふとアタマに浮かんだのは、いすゞマツダのケースだったりします。

                              ☆

 いすゞ…はかつて、ビッグホーンだけでなくジェミニアスカといった自社製乗用車を作っていました。
 しかし、販売低迷のあおりを受けて、1990年代初頭に乗用車の自社開発を中止、当時流行していたいわゆる「RV車」に注力するコトとなりました。
#当時のCMのキャッチコピーは「THE SUV SPECIALIST」でしたね

 ですが、ミュー/ウィザードビークロス等、様々なバリエーションを投入するものの、いわゆる「RV車ブーム」の終焉に伴い販売が低迷し、2002年に乗用車部門は完全に撤退…となりました。
いすゞのミュージアムページでも各車の歴史の概要が見れます

                              ☆

 そしてマツダ…の場合思い出すのはタイタン…。

 「新Jacobins Square」様の「Category-Q」→「キャブトラック」→「'72 Titan」で紹介されていますが、かつては…、

西のタイタン東のエルフ


 と称されるくらいのシェアを誇っていたようです…。
 現在はタイタン・ダッシュにしか自社キャブは残っていませんが、現在のようにエルフOEMになる前のデビュー時…の報道の記憶では、確か開発者自らがユーザーの下に出向いて徹底して意見を吸い上げて開発した…というくらい気合の入ったモデルチェンジだったみたいです。

 結局は、当時既にシェアが低下していたコト、そのため自社開発ディーゼルエンジンの排ガス規制対応が難しく、またシェアが高い1tクラスの商用車…ボンゴに開発力を注力するために、積載2t以上はエルフOEMとなりました。

 代わりにボンゴでは1tクラスの商用車では早くからディーゼルの規制対応がなされました(現在は新長期規制にも対応)。OEMされている、デリカバネットも合わせれば、このクラスのシェアを磐石にした…といえるかもしれません。

 個人的な印象で言えば…いすゞの場合は…「縮小均衡→撤退」、マツダの場合は、ウマく体勢の建て直しが出来たのかな…という印象を持っています。
#この見方が正しいかどうかは分かりませんが

 スバルの場合…前エントリにトラックバックいただいた、奇妙な青さんのエントリ「そりゃねーよ…」でも書かれています様に、独自開発の環境対応技術は提携時にポシャったワケで、今後どうなるのか…は5年後、10年後を見る必要があるとは思いますが、今回の決断が先々にどう影響を及ぼすのか…1ユーザーとして見ていきたいと思います。

(04/12:追記部分)
 続報が日経より出てましたので引用。
 ソースはこちら…念のためにコピペしておきます。

富士重社長、ダイハツから軽5車種程度調達

 富士重工業の森郁夫社長は11日、インタビューに応じ、資本提携を拡大したトヨタ自動車の子会社、ダイハツ工業から調達する軽自動車について「現在の商品群維持のため5車種程度とする」考えを明らかにした。トヨタと共同開発する小型スポーツ車については海外販売や派生車の追加も検討する。

 富士重は2009年にダイハツから軽自動車のOEM(相手先ブランドによる生産)調達を始め、将来は開発・生産から撤退する。スバルブランドの軽は現在「サンバー」「ステラ」など5車種あり、OEMに切り替えた後も同規模の車種をそろえ「軽の販売台数は現在の水準(年14万台前後)を維持したい」と強調した。

[4月12日/日本経済新聞 朝刊]


(04/12:23:07:更に追記)
 本家で相互させていただいている「インプレッサ スポーツワゴン 15i-S」様のエントリ「そりゃねーよ…」の中で…

現役赤帽ユーザー


 の方と思しきヒトよりコメントが入っております。
 キチッとケアできるのか…がワタシ的には試金石になるような気もしますが…。

(04/13:更に追記)
 「15iウェブ」様のエントリ「スバル軽自動車開発生産から撤退」のコメントを拝見しますと…荒れた販社も存在するみたいですね…コチラでは比較的平穏?でしたが、問い合わせはやはり複数あった模様…。
Posted at 2008/04/11 21:23:17 | コメント(8) | トラックバック(2) | クルマ雑談 | クルマ
2008年04月10日 イイね!

終わりの始まりなのか…(T_T)

 分家のお友達のエントリで知って、かなりショックです…。

 Yahoo!ニュースでも触れられてますが、配信元のロイターのソースをコピーします。

 
UPDATE1: トヨタ<7203.T>が富士重<7270.T>株追加取得、開発や生産で関係強化

[東京 10日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)と富士重工業(7270.T: 株価, ニュース, レポート)、ダイハツ工業(7262.T: 株価, ニュース, レポート)は10日、提携関係を強化すると発表した。トヨタが富士重への出資比率を高めて両社で小型スポーツカーを共同開発するとともに、トヨタは富士重への生産委託を拡充する。また富士重はダイハツから軽自動車のOEM供給を受けて、自社の軽生産から順次撤退し、経営資源を効率的に活用できるようにする。


 トヨタは富士重が持つ自己株式を311億円で追加取得し、保有比率を現在の8.7%から16.5%まで引き上げる。両社は富士重の水平対抗エンジンを搭載した後輪駆動の小型スポーツカーを共同開発し、2011年末をめどに市場に投入する。富士重は株式を売却した資金で群馬県太田市に組立工場を新設し、共同開発した小型スポーツカーの生産を手がける。将来的にはトヨタが富士重新工場への生産委託を拡充することも検討する。


 また、富士重はトヨタから小型車を、ダイハツから小型車と軽自動車をOEMで供給を受ける。富士重は商品ラインアップを広げるとともに、軽自動車の自社生産からは順次撤退し、経営資源を環境技術の強化などに集中させる。

 会見した富士重の森郁夫社長は「当社のブランドと経営の独自性を維持しながらも、トヨタグループに一歩踏み込み、新しい関係をつくる」と語った。


 トヨタは子会社の日野自動車(7205.T: 株価, ニュース, レポート)とダイハツのほか、いすゞ自動車(7202.T: 株価, ニュース, レポート)にも出資しているが、今回の出資比率引き上げでトヨタは富士重との関係も強化する。開発の委託なども進めて、戦線の急拡大で課題となっている技術者不足を補う。トヨタの渡辺捷昭社長は会見後に記者団に対し「今後3─5年を見たときに、世界で戦うにはベストの布陣だと思っている」と語った。ただ、トヨタは富士重株の追加取得や、役員の派遣は現在のところ考えていないという。


 富士重は同日、国内の販売体制を再編する計画も発表した。全国に46ある販売会社を09年度中に半分に集約し、間接業務の効率化を図る。


 以前「15iウェブ」様でエントリ「スバル、ダイハツと提携」とか出たトキは、否定してたのに…(号泣)
 ディアスワゴンが復活して、一安心させたかと思いきや…。

 今の心境…分家お友達の「アリ・マキネン」さんのエントリのタイトルではありませんが…、



 まぁ、モトモト簡単に乗り換える気はありませんでしたが…コメントでも書きましたが

「終わり」
「始まり」


 でないコトを願うしかないですね…。

 大丈夫なのか?>スバル

 ショックが大きすぎる…。
 っつーか…、
50周年
節目の年

最大の
ニュースが
コレかよ!
(怒)
Posted at 2008/04/10 23:42:05 | コメント(11) | トラックバック(1) | クルマ雑談 | ニュース

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かかりつけ医師 
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2015/03/17 21:56:30
じゃ一体何を使えば良いのよ?? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/12/23 20:50:06

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巡回がキツくなりつつあるので基本的に募集してません。
やり取り&共感できる部分があってこそ…だと思いますし、お誘いは何度か絡んで頂いた後にお願い&判断させてください。

また、みんカラ以外を「含めた」コメント・メッセージのやり取りが長期に渡って無い方は不定期に整理させて頂く場合があります。
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