みんカラユーザーのブログ記事にあんまHITしなかった記事を書きます。
車関係のカテゴリになりますが、これは
皆さん大好きな計算の記事になります。
私のブログがなぜ人気が無いのは知っています。それは複雑な計算式や複雑な理論が多いからでしょう。
そしてなによりも知名度がないうえに知名度を上げる努力もしことがないし、知名度を上げる方法も知らないし、有名になりたいとも思わない。
なぜならそれだけ面倒くさくなるからである。
ハイ、結論出ました今日はここまで(´∀`*)ノシ バイバイ
というわけにはいかないので記事を書きます。
みんカラともあろうサイトでほぼ書いていない記事、それは車の排気量の計算についてです。
排気量に関する記事はたくさんありますが計算式を載せている方が超絶少数でほぼいなかった(探し方が悪かったかもしれないが
誰も気にしない)ので本日の記事にしたいと思います。
では・・・本編スタート!
●排気量とは?
排気量とは、内燃機関の燃焼行程に関わる容積の大きさを示す数値で、エンジンの性能指標のひとつである。
単位は立方センチメートル(cm³)であるが、慣習的にリットルを用いたり、日本国外では立方インチを使用するケースもある。
一般には排気量が大きくなるにしたがって、単位時間あたりの燃焼する燃料が多くなるため、エンジンのトルクおよび出力は増加する傾向にある。反対に燃費は悪化する傾向があるが、機械損失(主に摩擦)やパワーバンド、エンジン設計の関係上、小排気量エンジンが必ずしも低燃費であるわけではない。
エンジンのシリンダー内でピストンが上下する範囲の体積を行程容積といい、この値とシリンダー(気筒)数との積が総排気量となる。
内径をd(mm)、行程をS(mm)、気筒数をNとした場合、エンジンの総排気量Dは次式で表される。
↓cc表記の計算式はこうだ↓
この計算式で全ての車の排気量を割り出すことができる。
例で言うと私の乗っている素ボクスターを例に挙げて計算してみよう。
諸元表には上記のように記載してある。もちろんこの諸元表はパクりである。
記載している内容を信じるとして・・・
排気量
2480cc
内径×行程は
85.5mm×72.0mmで
6気筒になっているのでそれを
に代入させた式を作る。
すると↓こんな感じになり
D値の排気量が算出される。
ピッタリ2500ccにはならないが約2500ccということだろう。
この公式さえ覚えていれば内径と行程と気筒数がわかれば、その車の総排気量が計算できるってわけです。
ちなみにこれは一般的なレシプロエンジンとディーゼルエンジンの計算式です。
ロータリーは特殊な計算式で算出されてるから知らん。
調べろと言っても全力で拒否ります。(ロータリーE/gが苦手なので)
軽自動車は内径と行程と気筒数を変えて合計で660cc以下になるように作られています。
内径と行程全部一緒でいいじゃないか~という声もあるかもしれませんがエンジンの構造上ボア(トルク)を稼ぐか、ストロークで馬力(出力)を稼ぐかでエンジン特性が変わってきますので、一概に同一というわけにはいかないのです。
ぶっちゃけていうと
『だから何?なんか意味あんの?』って声も聞こえて聞こえてきそうですが、
残念ながら興味が無い人には何の意味もメリットもありません。
車が好きだよ~って人は覚えておくと
マメ知識になるわけで、世の中には知らなくていいことだってたくさんある。
私が日夜研究してる
『超弦理論』や
『M理論』なんてみんなにとってはどうでもいいことでしょう。
しかし!
総排気量について興味がある人がもし見ていたとするならば、
この記事は逸材な記事になるはず!
ここで勘の鋭い人なら気が付くだろう計算式である。
なぜ内径×内径×πなのか、それはすぐ気が付くだろうが
なぜ4000で割らなければいけないのか。
それは牛乳に例えるとよくわかりますが1Lの牛乳はccに直すと1000ccになります。
つまり
単位を変換しないといけないためcmの式をccに直すための数値です。
上記式よりも簡略化して内径35mm×行程78mmの4気筒の適当な例で書くと
35X35X3.14X78=300027 (mm^3)
4気筒なので4倍します。
300027X4=1200108
(mm^3)
=1200.108
(cm^3)
=1200.108
(cc)
約1200ccです。
つまり
mm^3で出てきた数字を
ccに変換しないければいけない作業が発生します。
内径の半径(d/2)の二乗は、内径(d)の2乗の1/4です。
よって、
1000と4をかけると4000になるのです。
もっと簡単に書けば、記載した計算式の最初の
直径×直径×3.14は
本来半径に値するものでそれを2倍にしているので最終的には1/4にしなければいけません。
倍にしちゃったものは最終的に半分に戻してあげないといけない。
それを元に計算ではじき出された数字が
/4000なのです。
直径で計算するからこの4000という数字がややこしくなるのですが、
最初から半径で計算すれば1000で割るだけで数字が出てきます。
でも
直径を85.5mm(ボスクスターの数値)を
最初に1/2にして~42.75にして~って計算が面倒くさいでしょ?
だから最終的に4000で割ってるんです。多分、知らないけど理論的に絶対そう。
さらに例題で書くと最初に上の方で書いたボクスターの式も↓のようにできます。
この式だと4000で割る必要性がありませんが直径を半径にしないといけない分、式が複雑になります。
なので直径計算して最後に4000で割るほうが効率的なんです。
なんかこじつけくさいけどワカリマシタ?理解できました?
オマケのお話(オマケの方が長いのはお約束)
●パワーウェイトレシオって何?
パワーウェイトレシオ(出力重量比、馬力重量)とは、自動車などの動力性能のうち、主に加速能力を表す指標として用いられる比率。
日本で使われるパワーウェイトレシオと海外でそれにあたる "Power-to-Weight Ratio" とでは、使用する単位の組み立てが異なる。
日本では「単位馬力あたりの重量」を指し、通常は
重量 (kg) を馬力 (PS, bhp) で割ったものが使われる。
簡単に書くと
『車両重量÷馬力』
この場合、値が小さいほど優れた加速性能を持つことを示す。
対して海外では「単位重量あたりの最高出力」を指し、
出力 (PS, bhp, kW) を重量 (kg, t, lb) で割ったものが様々な組み合わせで使われる。
こちらの場合は、値が大きいほど優れた加速性能を持つことを示す。
日本と海外は計算方法が異なるのである。
わかったかね?
ここテストでに出るからね!
↓参考としての比較(Wikiからパクった)↓
表の1番下に狂った数字を叩き出してる
『トップフューエル・ドラッグスター』ってのがあるが、これは公道用車ではなくドラッグレースの車である。
なので参考にしてはいけないし、こんな車走らせる事もできない。
ちょっと詳しく解説するとトップフューエルは、名前の通り燃料に
ナイトロメタンとメタノールの混合燃料という超危険な燃料が使われるNHRA(National Hot Rod Association)北米のドラッグレースの統括団体最高峰のトップカテゴリであります。
なんつっても酸素が少なくてもガンガン燃えるこの燃料をドバドバぶちこんで
8000馬力以上の大パワーを発生させる
スーパーチャージャー付V8OHVエンジンがスゴイ!
その加速力は凄まじく、スタートからわずか
0.5秒で約120km/h、
1秒後には180km/h、2秒後には340km/h、3秒後には440km/、4秒後には500km/hを突破してゴールに到達します。
時速500km/hったら秒速で138.88889mというトンでもない速さです。マッハ0.4です。
まぁ一般に私達が乗る機会は99.9%ないのでこれ以上掘り下げるのはやめましょう。
●じゃあ馬力って何?
って話になるだろうと思ってネタは午前中に用意していた。
馬力!PS?HP?bhp?
psとhsの違いはっきり知っていますか?
日常では混同してしまう時もある位ごちゃまぜに使われている気がします。
どちらも馬力を現している言葉ですが、海外の色々な国の情報や、日本での雑誌やインターネットでも馬力とひとくくりにしている所もあれば、使い分けていたりと違いがわかりづらくなってきています。
●そもそも馬力とは?
馬力とは、その言葉の通り、馬一頭の持つ力を1馬力と定めたものです。
1馬力というのは馬が継続的に荷を引き上げる力を基準にしています。
どんな馬がベースにされたのかは知らんが、現状の日本競馬でG1を3冠達成するような優秀な馬ではない事は確かである。
●2種類の馬力
馬力には、ヤード・ポンド法に基づくHP(英馬力)、メートル法に基づくPS(仏馬力)があります。
HPとは「horse power」の略で、英語のそのまま馬の力です。
一方、PSは「pferde starke」の略となっています。
「pferde starke」とはドイツ語で、pferde(馬) starke(力)という意味です。
ちなみに大文字と小文字での違いは見やすさと文脈で変えているだけなので、そこには違いは生まれません。
●PS(仏馬力)とHP(英馬力)違い
仏馬力の1馬力ですが、1PS=0.7355kw。
これに対し英馬力の1馬力ですが、1HP=0.7457kwである。
このため英馬力と仏馬力は等しくなく(英馬力>仏馬力)、1 仏馬力(PS) = 約 0.986 英馬力(HP)。
同じ1馬力ならば、1HP(英馬力)の方が多少大きい。
よくわからんがそういう計算になるって事です。ここテストには出ません。
●日本における馬力の位置づけ
日本の旧計量法では1馬力は英馬力とも仏馬力とも違う750ワットだった。
これを日本馬力と呼ぶことがあるかもしれないしないかもしれない。
1999年施行の新計量法で、日本馬力は廃止され、仏馬力のみを採用したらしい。それ以来一般的には、日本の車やバイクは基本的にPS(仏馬力)と言う言葉が使用されています。
これに対し、アメ車などはhp(英馬力)を使っています。
なので、車の記事の場合、その記事を書いている国がどこの国かでPSだったり、HPだったりします。
ちなみにbhpと言うのもありますが、これは「Brake Horse Power」の略で制動馬力で、測定する装置が主に制動力を利用している事に由来しているものなのでbhp=HPです。
余談っていうかどっちかというと愚痴ではあるが、画像を使う時はいつもPC画面をプリントスクリーンしてそれをエクセルに貼り付けて上下左右を切って、適正な大きさにしてから画像を切り取り、画質が下がるがJPEG化(PNGよりJPEGの方が軽いため)してpicture managerでさらにファイルサイズを小さくしてファイルを作り出し、デスクトップやら任意のフォルダに落としてそれをみんカラのファイルとしてアップロードしている。
ぶっちゃけ1個の表を作るのがメチャクチャ面倒くさいのだ。
特に私の記事は計算式が多いので画像をダウンロードしてみんカラにアップロードするだけ等の方法が現状できてない。
もっと効率よく画像を保存する方法はないだろうか・・・
フリーのソフトウェアを探してるのだがなかなか思ったようなのが無い。
例えば範囲を決めてその範囲枠だけを画像として落とすようなソフトウェア等。
そうしたらもっと楽に効率よくブログにオリジナル画像を使えるのに。
それとエンドレスエイト系の記事は書いてて精神的にキツイ・・・ぐちぐち
なんか車の記事を書き始めると無限に記事を広げられるんで書くのやめます。
愚痴を書くのも長くなるので今後はなるべく自重します。
ブログを書いた後『確認画面』でプレビューを確認してからこの後書きをいつも書いているのですが、今日の感想は・・・
『素人には全然優しくない、統一性が無いクソ記事!』
Wikipediaよりアンサイクロペディア寄りの記事になってると思います。
しかし、ちょっと車に関して興味があって見方を変えれば
とても逸材な記事になると思いました。
なので冒頭にヒヨコ殿下の逸材な記事を貼っておきます。
今日はこれまで(´∀`*)ノシ Good-Bye!Thank you!