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10月も既に半ばとなり、刻々と冬が近づいてきています。来月になれば山合いに行くのは難しくなるので、今のうちに堪能してくることにしました。



中央自動車道伊北ICでアウトし、国道361号線を抜けると、今回の目的地である御岳山が姿を見せます。
この日はピーカン晴れとなり、道中の御岳山スカイラインは標高を稼いでいくうちに紅葉も見られるようになっていました。






スカイラインのゴール地点では、標高3,067mの御岳山が大きな裾野を広げて待ち構えていました。朝早くにも関わらず、駐車場は既に多数の登山者がウォーミングアップ中。さすがにこの高さの山を登る体力も勇気もないので、ここは部外者丸出しでの散策に留めます。







長居をすると風邪を引きそうな位寒かったので、中央アルプスをひとしきり味わったのち、登ってきたスカイラインを下ります。途中で県道20号線に切り替え長峰峠を目指しました。この道も交通量はさほど多くなく気持ちの良い中速セクションの林間ロードが続きます。
この辺りを走るのは初めてでしたが、いやはや素晴らしい道が盛りだくさんでした。まだまだ開拓の余地がありそうです。










乗鞍方面へとさらに北上し、次の目的地は野麦峠。ここは道幅も狭くのんびりと通る雰囲気ではありませんが、道中時折顔を覗かせるアルプス連峰や紅葉が秋のドライブの楽しみを教えてくれます。
下山後は既にお昼過ぎになってしまったので、道の駅木曽ならかわで信州蕎麦をいただきました。



帰りはのんびり高速で東京方面へ。途中野暮用も済ませてから、すっかり日も暮れた頃に帰宅となりました。

曇り空がやや残る空模様だったものの、大きな雨に降られることはないだろうとあてのない目論見を抱いて、スープラのエンジンに火を点けます。




早朝の中央自動車道は空いていてスムーズ。ラジオからはBorn to be wild が流れ、単調なハイウェイドライブも楽しくなります。
釈迦堂PAで休憩しつつ、須玉ICでアウト。山の上は雲の中と思われるので、山の麓に沿って走っていくことに。





県道２３号線増富ラジウムラインは、田園地帯や林間集落をつなぎ、塩川ダムをゴールとしたカントリーロードです。
エアコンを切り窓を開ければ、ひんやりとした空気とエンジンサウンドが車内に流れ込み、快適なクルージングを満喫しました。






一休みののち、引き続き県道６１０号線、１０６号線へと向かいます。
交通量はほぼ皆無で走り放題。高原地帯らしくキャベツ畑が広がっており、収穫間近の緑の絨毯の中を駆け抜けていきます。










国道１４１号線清里ラインからJR野辺山駅辺りで脇道へスイッチ。平沢峠へと向かいました。
八ヶ岳は雲の中に隠れていましたが、湿り気のあるマイナスイオンをたっぷりといただきます。

このあたりから雲行きが怪しくなってきて、眠気が襲ってきたのもあり潮時と見て撤収。
帰りはのんびり走って帰りました。

5日間の仕事終わりの金曜日の夜。ここから週末の逃避行が始まります。
アメダスで天気予報を確認し、晴れの地を探し、そこまでのルートを模索する。この瞬間こそドライビングプレジャーの一つとなっています。





調布ICから中央自動車道に乗り込みます。交通量はやや多いものの、それほどストレスなく甲府南ICでアウト。最初の目的地は、山梨県にある「みはらしの丘みたまの湯」です。前回に引き続き温泉で平日に溜まった疲れを取っ払いました。ここは甲府市内を一望できる丘の上にあり、露天風呂からは爽快な景色を堪能できます。
この近くには、有名なほったらかし温泉もあり、個人的にはお気に入りの温泉スポットです。紅葉の季節にはまた違った表情を見せてくれるでしょう。







身も心もリフレッシュした所で、ここからは世界遺産富士山を反時計回りに回っていきます。国道358号線精進ブルーラインを通り、世界遺産の盟友精進湖・本栖湖を眺めながら朝霧方面へ。
途中の「道の駅朝霧高原」でソフトクリームを購入。富士を眺めながらのんびりしたい所でしたが、あいにくこの日は顔は見れず。それでも空は明るく日差しが眩しい高原の中を走るのは、逃避行にはうってつけです。








ノーズを南へと向けていたスープラを国道469号線へとスイッチさせ、御殿場方面へと向かいます。
この道はそれほど交通量も多くなく、緩いコーナーとストレートで構成される気持ちの良い全線2車線の快走路。初めて走りましたが路面も悪くなく、時期を変えてまた走ってみたい道でした。
その後は箱根スカイライン・芦ノ湖スカイラインを通り、いつも通りの絶景ワインディングを疾走。心地よくすっきりした山風を存分に味わい、余韻を残しながらも富士に別れを告げ、東名高速道路へと乗り込み帰宅となりました。