ブレーキのエア抜き
1
エア抜きを1人でする際先ず必要になるのがコイツです。
色んな物が有りますが愛用は加圧タイプのパワーブリーダーという製品です。
本来タンクにフルードを入れてキャップを繋ぎレバーで加圧して使うのですが、タンクの洗浄や加圧する事すら面倒なのでコンプレッサーに繋げるように改造してあります。
2
キャリパーのニップル用に11mmのレンチです。
下はフレアナットレンチですがニップルは硬く締まっている場合があるのでSnapOnの物でも開いて舐める事があります。
作業スペースに制約があるので適当な長さのメガネレンチを使いましょう。
他に耐油ホースと廃油受け(ペットボトルで構いませんが中身が見える物)が必要です。
3
ブレーキフルードを上限まで足しておいてからパワーブリーダーをセットします。
ブリーダーのタンクは空のままで問題ありません。(洗わなくてイイしね)その代わり作業中フルードの残量チェックは必ず忘れずに。
ハンドルでシュコシュコ15~20psiに加圧します。
この改造品の場合はレギュレーターで圧力調節してくれるからコンプレッサーのホースを繋げてコックを開くだけ。楽チン♪
4
エア抜きはマスターバックから遠い所から始めます。
右ハンドルなら左リア→右リア→左フロント→右フロントの順です。
エア抜きだけならあまり順番に拘らなくても構わないと思いますがフルード全交換する際は守りたい事項なので普段からクセにしましょう。
対向ピストンは外側から内側の順番で抜いていきます。
ホースとレンチをセットしたら手の平でレンチを叩くようにしてショックを与えて緩めます。
キャリパー内の劣化したオイルを押し出すのが目的なので一ヵ所で30cc程度、全体で500ccペットボトル半分位で十分です。
5
エア抜きが終わったら通常そのままゴムキャップをしますがその後サーキット走行をするとニップル内に残ったオイルが熱膨張で垂れてきたりします。
トラブルと勘違いしたり本当にトラブルになった時発見が遅れたりするのでパーツクリーナーで洗浄しておきます。
6
ニップルにノズルを挿し込んでそのままブシュ~とすると当然飛び散るのでウエスで押さえながらネ
7
この時便利なのがこのペーパータオル。
名前はなぜだかキムタオル。
柔らかで厚手なので使い捨てのウエスと言った感じ。
8
ついでにパーツクリーナーとウエスでキャリパーを綺麗に拭いておきましょう。
その後パッドの残量をチェックしてブリーダーを外した後にフルードを規定量(サーキットへ行く人は吹き返す事があるので少し少なめ)まで足して終了です。
*写真はイメージです。実際はこんなにシャカシャカ拭いてません(^_^;)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク