1
まずリア側をジャッキアップをしてウマをかけタイヤは外しておきます。
いつもながらジャッキのみでの作業は危険なのでやめましょうね。
それと、ブレーキと重要な部分なのでDIY作業は慎重に、自信が無ければプロにお願いしましょう。
今回はリアのローターを交換です。作業は比較的簡単だと思うのですが、重要なポイントは1つ。
「サイドブレーキの解除を忘れないこと。」
これを忘れるとローターが外れなくなり、くだらないことで悩む原因になります^_^;
2
最初にキャリパーを外します。
写真の赤丸で囲んであるボルトを外します。(12ミリ)
このボルトはグリスが塗ってあり、キャリパーを動作させる重要なボルトなので傷つけないようにします。
3
ボルトが外れたら、上にスライドさせるとパッドが外れる状態になります。
この時、パッドも外しておくと後の作業がやりやすいかもしれないです。
そこから今度は奥に抜く様にするとキャリパーが外れます。
外したキャリパーは邪魔にならない所に置いておきます。
このときにピストンを押し戻しておきます。
詳しくはフロントローターの整備手帳、工程6を見てください。(写真撮り忘れました^_^;)
4
次にキャリパーサポートを外します。
写真はローターの裏側からですが、赤丸で囲んである2本のボルトを外します。(14ミリ)
このボルトは結構なトルクで締まっているので頑張って外します。
この時、キャリパーサポートから生えているキャリパーを支えるシャフトに傷を付けない様、気をつけます。
5
いよいよローターを外します。
この状態になれば、ローターは引き抜くだけで外れるはずですが、固着などで外れない場合はM8くらいの適当なボルトをローターに開いてある穴にネジ入れます。
するとポコッと簡単に外れます。
6
写真はローターが外れた所です。
中心部にあるのがサイドのブレーキシューです。ついでに残量をチェックしておくといいでしょう。(私のは結構減ってますね^^;)
それから、ここはブレーキダストなどですごい汚れていました。
ダストの層が出来ているくらい^_^;
ブラシ等で擦ってブレーキクリーナをたっぷり使って汚れを落とします。
7
そしたら新しいローターを付けるのですが、ローターが新品の場合はブレーキクリーナー等で錆止めで塗ってあるオイルを脱脂します。結構ギトギトです(^^ゞ
後は外した時の逆で組み付けですが、キャリパーを付ける時にサポートから出ているシャフトとキャリパーを留めるボルトには古いグリスを拭いて、新しくグリスを塗るといいでしょう。
パッドは今回は使いまわしですが、アタリが早くつくように、パッドをペーパーがけ、もしくはコンクリート等でゴシゴシと少し擦って平面を出します。
タイヤを組み付けてジャッキから降ろしたら、まず車内からブレーキを数回踏んで押し戻したピストンを押し当てます。
それから安全な所で安全な速度で試走しましょう。交換後、いきなり全開とかする人はいないと思いますが^_^;
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク