こんばんは。
なにわの機械技師トライズです。
すみません。なにわは全く関係ないです。響きが気に入って言ってみたかっただけです。
さあ、いきなり、シルビアにVEエンジンを搭載するに当たり超えなければいけない壁が現れました。
地上の星でも聞きながらお読みください。
■まず、1つ目の障壁。
「サージタンク」
まずこちらがシルビア用 20DE
そしてこちらがプリメーラ用 20VE
DE(縦置き)は、エンジンフロント側にスロットルボディが来るのに対し、
VE(横置き)は、リア側(ミッション側)スロットルが来ます。
これを縦置きにすると、ちょうどバルクヘッド側にスロットルが来ることに。
しかも、シルビアのエンジンルームは、見ての通りエンジンの後ろ側に全く余裕がありません。
ええい。バルクヘッド(エンジン隔壁)切り裂いてやろうか。
サクションパイプをバルクヘッド貫通させて、室内にきのこ生やせばいいじゃない。
■2つ目の障壁。
「ディストリビューター」
シルビアはここ
プリメーラはここ
DE(縦置き)はエンジンフロント側、排気カムのスプロケットあたりからデスビが生えてるのに対し、
VE(横置き)は、排気カムの後端。これも完全にバルクヘッドと干渉する。
ええい。バルクヘッド切り裂いてやろうか。
それか、P12のようにダイレクトコイル式にすればデスビ取っ払えるかも。
■3つ目の障壁
「VVLソレノイド」
シルビアのエンジンを良く知ってる人であれば、VEエンジンのリア側に、さらに見慣れぬものが生えていることに気づいたと思う。
上の写真の、デスビの奥のほう。ピンクと黒のカプラがつながってるところ。
これが、VEエンジンのかなめとなる、VVLを作動するためのソレノイド。結構でかい。ヘッド後端より100mmくらい飛び出してる。
まっためんどくさいところにソレノイド付けやがって。
当然のごとくこれもボディと干渉する。
ええい!バルクヘッド切り(ry
いっそエンジンごと前にずらしてやろうかとか思う今日この頃。
でもそうすると走行性能に支障がでそうだからだめだろうなぁ。
まーでも、実際どのくらい干渉するかとかわかんないし、他にも問題が出てくるだろうから、とりあえずエンジン降ろして考えようと思います。(いきあたりばったり)
Posted at 2013/08/29 23:49:52 | |
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VEシルビア製作日記 | 日記