14日木曜日、好天に恵まれ早朝岡崎SA出発。
新東名から三遠南信道に。
この道は初めてで、どちらに通じるかもはっきりわかっていず少し不安だったが、方向は間違っていないので終点まで進む。
終点からR151に。
調べたら、R473経由でR152につながっている。
このR151もR473も結構狭く、そこに工事関係のダンプが沢山走っていたので走りにくかった。
対向車がある場合、どちらかが避けないといけないが、ダンプが上手に避けていて感心した。
私は知らずに追い越したが、対向車をずいぶん手前で待っていたことがわかり申し訳ないことをした。
R152に入ると2車線の国道になっていてやはり100番台の国道は違うなと思ったのもつかの間、整備されずに狭くなっているところが、頻繁に出て来るようになった。
この辺りではライト点灯で走ることが推奨されているのか、半分以上の車がライト点灯していた。
私はカーブの続く道では通常ライトはつけているので、大いに結構なことだ。
プロであるトラックがトンネルでライトをつけずに走っていることが多いのが最近気になっている。
面倒なのかどうか知らないが、自分が見えていればいいのではなく、相手に認識してもらうということが大切なので、是非点灯してもらいたい。
しばらく走ると工事中でトラックの交通整理でガードマンの人がいた。
尋ねると、そこからわき道に入ると青崩峠に至るそうだ。
早速進入。
曲がりくねった道の途中に神社がある。
さらに進むとダートに。
程なく終点行き止まりになった。
そこから歩いて5分ほどで峠に至るようだが、終点は転回場で駐車禁止となっていたのでそのまま降りた。
☆ 159峠目 青崩峠 国道152号 静岡県⇔長野県 標高1082m
この峠は車道としてはつながっていない。
峠名にもある様に地盤が軟弱でトンネル工事ができずにそのままになっている。
ここは車では通過できないが、少し北にある兵越峠経由で長野側に行ける。
長野側の国道は、以前行ったときは途中で通行止めになっていて、徒歩でも
入れそうになかった。
土砂崩れの危険性があるのだろう。
道は狭く急で走りにくい、落石もある。
☆ ★★★★ お勧め度2 (怖い峠好き4)
B級峠
草木トンネルを抜け少し進むと途中から兵越林道になる。
そのまま進むと兵越峠。
☆ 160峠目 兵越峠 (ヒョー越) 国道152号 標高1165m
静岡側の警備員はヒョウゴシと言っていたが、長野側の看板にはヒョウコシと書いてあった。
静岡側から走ると1,5車線の舗装道路で結構走りやすい。
峠にはトイレがある。
木の伐採作業をしていた。
長野側は長い道のり。
☆☆☆ ★ お勧め度2 (怖い道好き3)
B級峠
峠を下りると道の駅「遠山郷」と和田宿地区がある。
ここは別に紹介する。
さらに進むと今回の目的地の一つ、小栗の里の進入口に到着、したと思って進んでいったが、厳しい林道でどうも違うようだ。
タイミングの良いことに作業している人がいたので尋ねたら、谷を一つ間違えて入ってきたらしい。
親切にも停めていた軽トラで上まで案内してくれて、そこで転回で来た。
林道は行き止まりだった。
R152に戻り、教えてもらった通り、短いトンネルを抜けたところで左折。
ここにはちゃんと看板が有った。
中央道方面、三遠南信道の一部矢筈トンネルの入り口もここにある。
小栗の里方面のはずだが、狭い林道を結構進んでもそれらしいところには到達しない。
間違えているのか、引き返そうかと思いながらも進んでいくとようやく小栗の里の下側に着いた。
写真クリックで拡大します。
この里の詳細は後ほど。
厳しい上り道の里を抜け、さらに峠を登る。
十数キロ走るとしらびそ高原。
途中見晴らしの良い広場があり、看板を見ると数万年前に隕石が衝突した直径900mのクレーターがあるらしい。
御池山クレーターという。
数万年前と言えば、日本では石器時代。
こんな時代に900mのクレーターを生じる隕石が衝突したならえらく被害が出ただろう。
隕石そのものは40~50mの直径とされているが原爆並みの破壊力があったに違いない。
近辺の人類は全滅したろう。
今なら大変なことだ。
写真クリックで拡大します。
雄大な景色を堪能しながら登っていくと突然立派な建物のあるところに着いた。
ここがしらびそ高原。
宿泊ができるのはもちろん車中泊もできるらしい。
気持ちのよい初秋の風に吹かれて南アルプスの絶景を堪能した。
少し降りたところにしらびそ峠の立て札あり。
☆ 161峠目 しらびそ峠 国道152号から御池山林道 標高1833m
峠道そのものは普通の林道で走りにくくはない。
対向車も時々あるので注意。
上の方は見晴らしがいいところもあるが、しらびそ高原のロッジからの見晴らしが
素晴らしい。
トイレあり(有料)
☆☆☆ ★★ お勧め度4 (怖い道好き3)
B級峠
そのまま降りていくと途中で2股に分かれている。
右大鹿方面に。
そう遠くなく地蔵峠。
地蔵峠はあちこちにあるし、たいていお地蔵様があるものだが、ここでは見つけられなかった。
が、後で写真を確認したら、地蔵菩薩像は徒歩で少し入ったところに有るらしい。
写真を撮ることに集中して肝心の看板内容を見るのを忘れている。
本末転倒。
この際だから拝観しておけばよかった。
☆ 162峠目 地蔵峠 国道152号 飯田市⇔大鹿村 標高1314m
正確にはここは国道ではなく蛇洞林道というらしい。
峠の頂上からは国道になる。
この国道部分、蛇洞林道と変わらない道で1,5~2車線で走りやすい。
☆☆ ★★ お勧め度3 (怖い道好き3)
B級峠
大鹿村中心部分は2車線の立派な国道だった。
(2)に続く