巷ではオリックスの中村選手(ノリ)が年俸の大幅減(野球協約規定以下の下げ幅)によって出された8000万が不服で契約が難航してあれやこれやとしているうちにオリックスが「もう中村選手は必要ない。」としてしまった。世間はノリの風貌や態度も手伝って一斉に「結果も出せなかったくせに何えらそうなこといってんだ。お前みたいなヤツに8000万も払う球団は他にないだろう!引退してしまえ!」てな世論が非常に高まってしまった。確かに彼の今シーズンの
85試合、成績12本塁打 45打点、打率.232 は褒められたもんじゃない、そこだけ見れば8000万ももらえる選手じゃない!となるのだろう。しかし野球選手の年俸は活躍するたびに大幅にアップされて積み重なっていくもので一年一年の活躍だけで評価するものにはなっていない。去年に2億払うと決めたのはオリックス自身で今年は大幅協約違反でも8000万としている事自体はオリックスの行き当たりばったりなやり方を象徴していて褒められたもんじゃないと思う。ノリがもっとも引っかかっているのは自分よりも成績自体は悪かった清原(
今季67試合、打率.222、11本塁打、36打点どれもノリより下回っている)が現状維持の2億5千万円という事だと思う。オリックスはキヨの興行収入への貢献に比べノリの貢献は少ないと判断したのだろうが、選手は結果で勝負という意味では確かにあまりに露骨な待遇の違いだ。キヨの年俸を現状維持にする必要が全く分からない。それなら俺だって、と思うノリの気持ちは少しわかる。現在のオリックスはオリックスバッファローズ、近鉄とオリックスが合体したチームだ。近鉄時代のノリの活躍と貢献はオリックスに来てからのキヨの貢献よりは遙かに大きい、ノリはオリックスバッファローズの功労者じゃないか!ってな見方もできる。通算319本塁打、961打点の球史に名を残す大選手、そして大人子供なノリをあまりに世間が集中してバッシングしているので少しかばいたくなってしまいます。
ノリがんばれ!でももう少し大人になれ!オリックスはちょっと体質改善しろ!
*写真は2歳6ヶ月の愛娘
Posted at 2007/01/14 23:47:55 | |
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