第99回
昨夜、わざわざ車を吹き上げカバーまで掛けて完璧な状態で今朝出勤したと言うのに、日中のドシャ降りのおかげで全てをフイにした今日この頃。皆さん、どうお過ごしでしょうか?
さて
昨日の「探訪レポートは遂に都内進出へ」沢山のイイね&沢山のコメントありがとうございました(^^)
お土産で買ってきた海軍ドロップスを美味しくペチャコロしておりますが………
予告したからには、コイツのご紹介をしなければいけませんね(汗)
ちなみに……
「車種名が分かる方いますか?分かる方は、かなりのカーキチ確定と言わざるを得ないですよ〜(笑)」
「アイルトンも発見当初………」
アルファロメオtipo33?
デ・トマソ ヴァレルンガ?
ジネッタ?←ジネッタはこの間、間近で見たから違うよな〜(汗)
「かと思いましたが、なんか違うような……何だい?この国籍&製造元不明の人間で言う不審者のような車は(汗)」
「とりあえず、分からない事には納得がいかない為その場で検索」
調べていると………
「意外とまともな情報が無く困りましたが、ベールに隠れた非常にオタク心を震わす興味深い1台だと判明しました」
車種名は…………
「え、何?聞こえない…おい、アイルトン!ハッキリ言えや!!」
「メルクス……」
正体はMelkus RS 1000 と言うお車。
なかなか、カッコイイ車ですね〜♪今回はウンチク抜きで只々一目惚れでしたから(笑)
「え?国籍を教えろって?ちなみに、大英帝国やイタリーではありませんよ!アイルトンもコレにはビックリしました(汗)」
↑実は、今は亡きこのお国なんです。
鉄のカーテンの向こう側の共産圏の国、東ドイツ。
「普通、東ドイツ製の車と言えば……」
トラバント
ヴァルトブルク
↑こんな流線型のエキゾチックなデザインの車が赤い国に存在していたんですね〜♪
「ですがね…」
「当時の東ドイツと言えば世界の中でもトップクラスの秘密国家。極東の島国の我々日本人では、例えベルリンの壁をオーバーザフェンスしたとしても存在を知る事は出来なかった事でしょう(悲)」
メルクスRS1000の、生産期間は1969年から1979年らしく
時は、ホーネッカー議長や友好国であるソ連ブレジネフ書記長 全盛期の時代。こんな車、誰が買ったんでしょうね?(爆)
総生産台数は101台
東ドイツ国民と言うか共産圏の国の国民は、恐らく買えませんよね…コンペティションカーだったんでしょうか?
そんなスペシャル級なメルクスのデザインは当時のイタリアンエキゾチックにも負けないスーパーカーデザインで心踊りますが、心臓部はさすがは共産圏のお車。
「ヴァルトブルク製、総排気量992cc直列3気筒2ストロークエンジンをミッドシップに搭載し最高出力は約102ps。軽量なFRP製ボディーのおかげで最高速度は約165km/hを誇ったらしいですよ(驚)」
「走行動画を観ましたが、音と速度が合ってない(笑)音は2ストロークエンジン特有のあの音で高回転常用シーンでは、なかなかハートに火が付くご機嫌な2ストノート(爆笑)」
「自然吸気のロータリーサウンド?ホンダのNSR250?個人的には、アリです(笑)ヴァルトブルクサウンド!」
ちなみに、ミニカーは並べたい派なので買ったらすぐ箱や台座はポイし指定位置に並べてしまいます(^o^)
異様な存在感だぞ!メルクスRS1000!!
創業者ヘインツ・メルクスさんと彼の夢の結晶に敬意を示して……
そう言えば………
「ドイツ語流に言えば、メルクス レーンシュポルト アインスタウゼント ? で良いんでしょうか??(笑)」
東ドイツが物語の2007年公開作品。今は亡きウルリッヒミューエの名を世界に轟かせたアカデミー外国語映画賞の他11の賞を受賞した
その時代の雰囲気がお好きな方にオススメの1本です。
遂にいよいよ、次回で100回目。長かったような短かったような(嬉)
お付き合いありがとうございました!
Posted at 2017/09/11 22:55:17 | |
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