こんばんは。
さりげなくモノは届いてたんですが、なかなか変える踏ん切りがつかなかったんですが遂にWR交換に手を出してみました。
デイトナのDWRです。
PCX乗りは駆動部を変えるのが必須みたいになってるので(タイトルクカム、WR交換)これで仲間入り出来たような気持ちになれました。
しかし、キックスターターキットの為か、知識不足のせいか交換時に問題が多々・・・記録や後世の為(?)にブログを書こうと思います。
そんなわけで、バイク知識0が挑む昼間っから作業開始!
もきゅもきゅとサイドカバーを外します。
下から上に!
さりげなくエンデュランスのキックスターターキットにHRCステッカーが貼ってあります。
駆動部です。
駆動部へのアクセスは
キックスターター取付けと同じ手順です。
ちなみに、前回折れたネジ。
近々ちゃんと取り外さないとなぁ・・・。
今回は工具もソケットも無いのでスルーしておきます。
ベルトをずらしてプーリーを取り除きます。
取り出したプーリー。
取り外しの時はバラバラにならないように、抑えながら慎重に抜き取ります。
特に理由は無いけどプーリーって何か好きなんですよね。
プーリーって響きと形が好きです。
簡単にばらばらになってしまうところとかも好きです。
何このブレ方・・・。
ちなみに、PCXの純正WRは18gで総重量108gです。
今回入れ替えるのはデイトナ製のWR14gで総重量84g。
24g軽くなりますが、効果はどれほどのものなのでしょうか?
純正との比較。
純正WRは向きがあるようですが、デイトナのWRは向きが無いそうです。
WRにはデイトナ製モリブデングリスを薄く塗りつけておきます。
ただ、調べてみるとモリブデングリスってあんまり良くないというかほとんど使わないようなグリスなんですね・・・。
万能グリスとかでもよかったのかな?
そして、デイトナのWRを装着。
プーリーボスにもモリブデングリスを薄くつけておきました。
後は逆手順で取り付ければ完了!
なんですが、ここで問題発生です。
クランクケースを取り付け、カウルをはめ始動テストを行ったところ
ギャリギャリギャリッバキッ!と言う異音が。
「!?」と思ってクランク部を見てみたらキックレバーが曲がってはイケない方向に曲がっていました。
( ´゚д゚`)えーーー
と共に新車をぶっ壊したとか洒落にならないのでかなり嫌な汗が出ました。
致命的になる前に救出を試みるため、連続で駆動部へのアクセスをします。
写真を撮る間も無く凄い速さで駆動部を開けてみると。
キックレバーの歯車がポロっと取れました。
それだけならまだよかったんですが、ドライブフェイスがどうやっても取れない・・・。
組み付けミスによってワッシャーが食い込んで取れなくなってしまったようです。
ベルトの落とし込みをしなかった為、ドライブフェイスが奥まで入りきらずにボルトを締めてしまうと起こる現象っぽいです・・・。
力技で取る方法があるようですが、下手するとシャフトが使い物にならなくなる・・・。
とりあえず、何とか奥に押し込めば自走可能な状態に持ち込めるっぽいのでボルトを締め元の状態に戻しました。
焦りは禁物・・・と言う事で、WRの慣らしを兼ねてテスト走行でもするかとその辺を10kmぐらい走行しました。
変速域が変わってくれたのか、低速時のもさりが無くなり、気になってた低速ジャダーも無くなりました。
これは快適・・・ただ、純正より音は大きくなりました。
ブォォオーン・・・がブーンに変わった程度ですが、明らかに高回転になったなぁと感じたので燃費が変わるのかなぁと思っています。
わりとウキウキして帰ってきてクランクケースを触ってみると結構な熱さに・・・。
WR変えるとこんなに熱を持つの・・・?ってぐらい駆動部が熱くなってました。
しかし、逆手に取れば熱されてドライブフェイスが取れるんじゃ・・・?と思い本日3度目の駆動部アクセスを試みます。
ここまでくれば駆動部アクセスまで10分とかかりませんでした。
そして、問題のドライブフェイス取り外しにKURE 5-56を用意して噛み合ってる部分に使用しながらグラグラと揺らして見たところ。
普通に取れました。
致命傷にならなくて良かったぁ・・・と思い噛み合った部分をパーツクリーナーで拭きあげて再度取付け。
しっかりとボルトを締め、始動テスト。
その後、もう一度取り外して噛み合ってないか確認して、大丈夫だったのでボルトの本締めをして組み直しました。
キック始動テスト、OK。
セルで始動し、テスト走行をしてみたところ、問題は無いように感じました。
クランク部が熱くなるのは、回転数が上がる為しょうがないのかな・・・?
クラッチの先端部(クランクケースにハマる部分)にグリスつけておけばよかったと思いました。
何か、PCXに対して色々ごめんなさいって気持ちが強かったです。
自力で駆動部を変える事の怖さと楽しさを身を持って知りました。
タイトルクカムとかも考えてたけど自信無くなったなぁ・・・。
あー・・・怖かったけど治って良かった・・・。
このまましばらく様子を見ようと思います。