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2017年02月18日 イイね!
本題前に、なかなか珍しい体験となった昨日のお出かけ話を先に。

時間が取れたことで、毎年恒例となっている千葉の館山へ出かけてきました。
昨日は、幸い晴天に恵まれ、3月の陽気を思わせる温かさがありました。これで、台風並みを思わせる強風がなければよかったのですが・・・

東京湾フェリーの欠航はもちろん、お昼前後はアクアラインも通行止め。
うみほたるで一休みのはずが、入って早々に「あと5分で通行止め」と放送が入ったため、急き立てられるように再び高速へ。橋の上は40km/h規制でしたが、それでも真っすぐ走らせるのに細心の注意が必要となる始末。強風で飛ばされた積み荷も散乱していたりして。

結局一日、その強風に悩まされました。最も強かった金谷港では、立っているのもやっとというくらいですから相当なモノ。

潮風をまともに浴びた以上、早々の洗車は必須なのです。


長くならないうちに、さて本題。
140コロナが好評でしたので、続いてライバル車のこちらはいかがでしょうかということで。
910ブルーバードは、特別仕様車の種類も多いのですが、手持ちのこれを取り上げてみます。


〇50スペシャルII

(ベースグレード)
 4ドアハードトップ 1800 SSS-E

(外装色)
 ・レッド(013)
 ・ホワイト(002)
 ・シルバーM(006)
 ・エクストラシルバーツートン(150)

(生産時期)
 1983年5月 ~ 

(特別装備)
 ・記念カーバッジ
 ・記念アクセサリーキー
 ・記念リヤエンブレム
 ・革巻タイプシフトノブ(オートマチック車)
 ・カセットデッキ
 ・スポットランプ付オーバーヘッドコンソール
 ・運転席フットレスト
 ・アルミロードホイール
 ・合わせぼかしフロントガラス
 ・マッドガード
 ・ピンストライプ
 ・フィレットモール
 ・起毛・平織特製シート
 ・ドアミラー









小型車のベストセラーの座に止まらず、ザ・ミドルセダンの筆頭だと思うクルマですので、書き始めると止まらなくなりそうでして、そんな中からいくつかを思いつくままに書いてみます。


910は、それまでの低迷を跳ね返すかのように、登場以来人気を集めて独走状態となります。
コロナの登場がその独走を止めることになると予想されていたのですが、この4ドアハードトップがブルーバードの後半の人気を支える新たな柱となります(ボディセンターの柱はないですが)。この追加が効果的で、1982年(昭和57年)はコロナを退けて、ブルーバードがベストセラーとなっていますね。

元々日産の4ドアハードトップというのは、最初に登場した230セドリック/グロリアから続く伝統として、2ドアハードトップをベースに4ドアを仕立てるという過程で成立していました。もちろんこのブルーバードも、先に登場していた2ドアから屋根やリヤウィンドーを流用し、サイドパネル部分だけを新規に起こすことで成立しています。もっともこのクラスでFRのまま、乗降性や居住性をクリアしつつで成立させるというのは相当に難しい作業であったであろうことは、カリーナEDの設計陣の口ぶりから推測できる内容だったりします。


それにしても、残り2年というモデルライフ折り返し地点での追加には、当時驚かされたものです。前回も触れましたが、このクラスのセダンをベースとする2ドアハードトップというのはスカイライン以外、次第にシェアを落とす状況にありました。

コロナ・カリーナ・ブルーバードの3台がこのクラスのトップ3でしたが、各車その状況への対応として、各々違う選択をしているというのは、面白いところです。
スペシャルティーカーのセリカに近付けたのがコロナで、一クラス下で流行していた2ボックスのユーティリティを確保すべくセンターピラーの追加し、リヤゲートを設けたのがカリーナ。それらに対して、ブルーバードは一クラス上の4ドアハードトップに主力を移すという選択をしています。
この各車の選択、一番の成功は間違いなく、ブルーバードでしょうね。独自の市場を開拓することに成功したその人気は、カリーナEDが生まれるきっかけとなります。4ドアハードトップでは、このSSS-Eとその一つ上となるSSS-EXが人気の中心でした。
改めて見た、910の4ドアハードトップは、このクラスではやややり過ぎかもと思う一方で、スタイリッシュに映るのも事実です。


この年は、ちょうど日産創立の50周年記念ということで、年初から「フィフティ・スペシャル」を銘打った特別仕様車が各車に設定され、販売に貢献していました。そこには、トヨタにやや押され気味になりつつもあった国内市場で反転攻勢をかけるという意味合いもあったことでしょう。(この10年後には60周年記念で同様の反転攻勢を仕掛けていたりもしますね)

記憶では、第一弾はやや下級のお買い得グレードが中心で、第二弾はもう少し上級グレードに設定されていたように思います。この後には第3弾もあったような。この特別仕様車は、その第二弾にあたります。

前回のコロナは4ドアセダンの量販グレードのみ特別仕様車が設定されていて、こちらも最多量販は同じ価格帯にありましたが、やや上級となるこのグレードにも、先述のとおり、人気があったということで特別仕様車が設定されています。


特別装備は記載のとおり、末期モデルらしく、かなりの充実ぶりとなっています。
上級となるSSS-EXにかなり近い内容で、パワーウィンドウの有無が目立つ差異ぐらいでしょうか。そんな中でも、既にFF化が決定していて、次世代まで残り数か月という状況にも関わらず、解禁直後となるドアミラーが含まれているというのはちょっと驚かされるところです。輸出仕様の転用ということで、比較的追加しやすかったという背景はあるでしょうね。初期モノらしく、電動調整機能は省略されていますね。
このドアミラーは、カタログに記載のとおり、フェンダーミラーに対して約16cm幅広くなっています。まだ5ナンバーの上限までには余裕のある車幅ではありましたが、この解禁が日本車の実質的な横幅を広げたという見方はできそうです。この張り出しはあまり時間を経たずに新たな課題となって、格納式→電動格納式に進化することとなります。


小型車のベストセラーの座を競った2台ということで、コロナとの対比が興味深いところだと思いますので、最後に軽く記してみます。

前回のコロナでは、140が一つのターニングポイント的に書いたのですが、このブルーバードではFRとFFという機構的には同じくターニングポイントとなるものの、車格や性格付けの点では次世代以降との共通性を感じるところです。全世代を通しで見ても、コロナよりもブルーバードの方が流行を背負う形となるスタイリング等は別として、ミドルクラスの中核としての一貫性では通っている気がします。

その背景には、マークIIの派生や新たにカムリ/ビスタが登場したことで、それらとの共存を強いられたコロナに対して、スタンザやオースターが想定以上に育たなかったことで、変わらず中心に位置せざるを得なかったブルーバードという差があるからなのかなと。


軽くコロナと対比してみるだけでも、ボディ形式やグレード展開等、同クラスでありながら思想の違いが随所に表れているというのが面白いところだと思います。
そこには、今のセレナとノア3兄弟以上の違いがあるように思えてなりません。こうした点でも、クルマの絶対性能としてはまだまだ発展途上にありましたが、むしろクルマの選び甲斐がある良き時代ではあったと言えるかもしれませんね。

このクラスに、ファミリーカーの中心がありましたし、そんな中でもトップを競った2台ということで、こちらもまた様々な思い出をお持ちの方も多いのではないかと推測するところです。

モノより思い出もいいのですが、そのモノを懐かしむというのも大いにありだと思うのですね。
2017年02月14日 イイね!
整備手帳で記しましたが、自車を週末に引き取ってきました。
W205からW204に戻ると、やはりシンプルかつクラシカルな印象は否めません。エンジンノイズも一回り騒々しく感じますし。
そんな印象も、ものの2~3分も走れば、身体はすっかり馴染んでしまうというのが、クルマの面白いところ。これ、きっとクルマの良し悪しからは離れたところなのでしょう。35,000kmの付き合いは伊達ではないのです。


さて本題。

またまた、軽く特別仕様車ネタをお送りしてみます。
今回はFRの最終世代となる140コロナです。

140コロナは、1982年(昭和57年)1月の登場。ちょうど今から35年前となりますね。
前代が3年4ヶ月の短命に終わったのを引き継ぐ形で登場しています。

それまでのコロナは、独自のシャシーで構成されていましたが、この世代ではカリーナ/セリカの系列に組み込まれることとなりました。このため、ボディサイズこそ先代よりもやや大型化されたものの、ホイールベースは25mmほど短縮されていたりします。

このモデルチェンジ、セダンがカリーナに近い形で登場したのは想定の範囲内でしたが、ハードトップがカリーナよりもセリカに近い形で登場したのは意外でした。カリーナのハードトップが転じたクーペは、あくまでもセダンベースでしたし。

この時期、セダンベースのハードトップというのは、販売に翳りが見えていましたので、スペシャルティーカーに近づけたというのは、一つの戦略ではありました。


登場したのは、ちょうど父が2代目マークIIから3代目マークIIに代替しようとした時期と重なりますので、結構記憶に残っています。これまでのコロナのイメージから離れて、すごく垢抜けた&若返った印象が強かったですね。「あのコロナが大きく変わったね」といったところでしょうか。

あとは、登場時期こそやや離れてとなりますが、やはりツインカムとターボの論争に終止符を打った、ツインカムターボの存在でしょうね。当時のCMのフレーズ通り「クライマックス、ここに極まる」といったインパクトがありました。まぁ、本題外れて長くならないようこの話は軽くということで(笑)


そんな140コロナでしたが、時代はFRからFFに急速に移行していた時期ということで、この世代は翌1983年10月には、FF4ドアの登場を以て、併売はされつつも販売の主流からは外れることとなります。

結局、ブルーバードとベストセラーを競う形で販売の最前線に位置していたのは、実質2年未満となりますから、販促を担う特別仕様車も前後世代と比較すると、数が少なくなっています。

・・・ということで、話がようやく特別仕様車に辿り着くと(笑)


〇1500GXエクストラ

(外装色/内装色)
 a1.ホワイト(033)/ブルー
 a2.ブルーM(889)/ブルー
 a3.レッドM(391?)/ブラック

(生産時期)
 1982年8月 ~ 1983年10月

(特別装備)
 A1.パワーステアリング
 A2.タコメーター
 A3.高級フルファブリックシート&トリム
 A4.マッドガード
 A5.ドアサッシュブラックアウト
 A6.デジタルクオーツ時計
 A7.フタ付コンソールボックス
 A8.サイド&リヤエンブレム
 A9.AM/FMマルチラジオ
 A10.電動リモコンミラー


〇1800GXエクストラ

(外装色/内装色)
 a1.ホワイト(033)/ブルー
 a2.ブルーM(889)/ブルー
 a3.ベージュM(4A5)/ブラウン(~1983年6月)
 a4.ライトベージュM(4D2)/ブラウン(1983年6月~)

(生産時期)
 1982年8月 ~ 1983年10月

(特別装備)
 A1.パワーステアリング
 A2.タコメーター
 A3.高級フルファブリックシート&トリム
 A4.マッドガード
 A5.ドアサッシュブラックアウト
 A6.デジタルクオーツ時計
 A7.フタ付コンソールボックス
 A8.サイド&リヤエンブレム
 A9.カラードウレタンバンパー





カタログは1983年(昭和58年)2月の発行となります。
今回の掲載にあたって、軽く調べてみたところ、1800のベージュのカラーが変更されていたのは意外でした。しかも、変更後のベージュは専用色っぽくもあり。

この時期解禁となったドアミラーの関係かなと推測したものの、ハードトップではドアミラーが選択可能となっているのですが、セダンはフェンダーのみのままでした。かなり難解な変更なのです。


特別仕様の内容としては、当時の最多量販であるGXをベースに、ちょっとした豪華装備を追加するといったもので、理解し易い内容ではあります。
1800GXには、デジタルメーターやバックソナーを装備したGX-ADも設定されていて、少々の未来感覚を訴えていたのですが、コロナの購買層には、こうした特別仕様車の仕立ての方が解り易かったというのは、あるでしょうね。このGXエクストラの追加以降、GX-ADはやや影が薄くなった感があります。

また、カリーナが売れ筋の1500に次々とグレード追加をしたのとは異なり、ライバル車との関係や車格差を意識して、1800に販売の主流を置いたことから、こちらは1500には上級グレードを設定しない状況が続いていましたので、やや上級を求める声に応えられたというのも大きいですね。

コロナに1500を追加するに際しては、一クラス下となる大衆車クラスとの競合を意識して、同じGXながら1800とは仕様を変えた部分がありましたので、こうして特別装備の一部も変えられると、見た目の印象はだいぶ違ってきますね。


モデルチェンジ後、半年強での特別仕様車の追加はやや早い気がするところです。
このコロナは、モデルチェンジ直後こそ、60マークIIと60カリーナが挑み、肉薄しつつも成しえなかった、910ブルーバードの小型車クラス(1400cc~2000cc)の販売台数連続1位の記録を止めることに成功しています(そうした点では、正しく「舞台は主役を待っていた」なのです)。しかしながら、その後は再びブルーバードが勝る月が多くなる状況となっていますから、販売台数の上積みという意図が働いているのでしょう。


この特別仕様車、先代や70カローラの特別仕様車との対比というのも面白い視点かもしれません。

 ・130コロナ後期の特別仕様車
 ・70カローラ後期の特別仕様車

先代ではDXがベースでしたが、この世代になると一つ上のGXがベースとなっています。特別装備として追加される内容は近いものがあったりですが、基本となる装備水準は明らかに上がっていますね。

また、70カローラとの比較では、上級車である分の差を見出すことが出来そうです。実際の商戦では、特に1500GXエクストラの方は、カローラの1500エクストラやSEサルーンとの競合は相当数あったでしょうし。


次世代となる150コロナでは、車格とか性格付けの部分が一旦リセットされています(140コロナの流れなら、むしろ10カムリ・ビスタの方が近いような)ので、ここが一つの完成形と見ることはできるかもしれません。長い歴史をもっているクルマですから、ファミリーカーとして一貫しているように映りつつも、詳細に見ていくと、各々の時代を反映して多少の性格違いは出ていたりしますね。
2017年02月10日 イイね!
C180の試乗車をレンタル今週に入って、自車は整備・点検のために販売店に入庫。

その期間中の代車として、週末までの予定でC180Avangardeをお借りしています。昨年11月登録で走行1,000kmちょっと・・・というこの話、最初はクルマレビューにしようかと思ったのですが、C180は2度目であること、レビューは先にC200を上げていて重複する箇所多数ということから、ブログの方で残すことにします。


話の本筋に入る前に、初見の方には何が何やらかもしれませんので、以前に書いたC180とC200に関するリンクを貼っておきます。

〇C180借用記(リンクはこちら
〇C200借用記(リンクはこちらこちら


それではレビューの書式に沿って、最初は走行性能から

C200を経験した後で乗るC180は、車重1,500kg+αに156PS&250N・mのパワーユニットの組合せとなりますが、やはり必要にして十分だなと改めて思いました。両車を比べると、当然C200の方がパワフルなのですが、大人2人ぐらいまでで乗る分には、C180で不足は感じません。

車重とパワースペックはほぼ同等となる自車に不足を感じていないのですから、当然の印象ではあるのですが。

低回転域は、ややザラついた印象を感じるC200よりも滑らかな印象が強く、Comfortモードで乗れば過給も自然に立ち上がりますから、街中であれば「何人たりとも・・・」とでも思わなければ、C180の方が好感を持てるくらいかと。C200の低回転の印象がリーンバーン制御に因るものであれば、新たに追加された4MATICではこの制御が外されていますので、また印象も違ってくるのかもしれません。

ATは9速に変更される前の最終となる7速でしたが、興味深かったのは現行初期モデルより明確に1→2速の変速ショックが減少していたこと。同時に積極的にシフトダウンするようにもなったような。この辺りは、制御が変わっている可能性が高いですね。
7速でも十分なのではと思う一方で、9速はより良くなっているのかなというのは、気になるところであります。



続いては乗り心地

現在、セダンのC180やC200は、基本的に南アフリカに存在するイーストロンドン工場製が輸入されているようで、このクルマも225/50R17のランフラットタイヤは、南アフリカ製造のBS・TURANZA-T001が組み合わされていました。

このタイヤ、ステアリングレスポンスやウェットグリップこそ評価できるものの、バネ下が重い印象が強くて、サイドウォールの硬さがそれを助長してもいます。この特性は、柔らかくなったサスペンションの設定とはどうにも合っていないような。
自車が以前履いていたTURANZA ER-300の特徴と共通するものを感じたのは、PRIMACY3に履き替えたことで、特性の違いを実感できたからかもしれません。



使い勝手の部分は、先に書いたものでほぼ満たせていますので、追記のみとします。

今回のクルマは、最初のC180同様にベーシックパッケージが装着されていまして、この追加機能のありがたさを実感する機会となりました。

ヒーター付きシートは寒い時期には温かさを実感できる装備ですし、雨降る中ではキーレスゴーの便利さも実感という具合。パークトロニックは相変わらず自宅車庫では警告音が鳴ることとなりますが、そこからインジケーターを睨みつつで寄せれば、なるほどギリギリまで寄せることが可能になるのだと。

これまでこの種の装備は、どちらかというと不要と判断していたのですけれど、こうして便利さを享受すると、あれば便利というより欲しい装備となるのですから、人の判断というのは移ろいやすく、かつ結構いい加減なものなのです(笑)



さて、最後にまとめ

Cクラスのセダンは、Avantgardeまでなら快適志向に基本があると思っています。そこに他車より一歩抜きんでた安全・安心がプラスされている形。
自車を定規にしたりとか、うるさ型の目線で評価していくと、いくつか細かい注文はしたくなるのですが、今、自分で新車を購入するならやはり最有力となるクルマです。部分性能なら上回るクルマを挙げることは可能ですが、トータルなパッケージで見た場合には、ここに帰結する気がするのですね。

そんなCクラス、ハイパフォーマンスモデルは縁もないので今回の話から外すとしても、C180・C200・C220dと揃う中からどれを選ぶべきかは実に悩ましいところであります。基準をC180に定めて、オプションやエコカー減税含めたトータルでの価格差を算出して、価値観を見出せるかが判断の分かれ目というところでしょうか。
もっとも、C180で充分と納得しつつも、C200以上と比べてしまうと、どうしても内装パネルの仕様やライトの機能の違いが気になるはずというのが、話の経過や結論を複雑にするのですが。


さらに補足。

最新型は時間の問題と予測できた9速ATをついに搭載。・・・と喜ぶ間もなく次のマイナーチェンジ情報がちらほら出てきました。先に登場したEクラス(W213)からの推測では、スタイルよりもインテリアや内容(特に制御系)の進化が大きそうな気がしています。ここ最近、何となくで行われたモデルチェンジというものはないので、相変わらず買い時の判断は難しいのです。
Posted at 2017/02/10 21:18:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年02月06日 イイね!
またもや軽い小話ということで。

昨年11月に日産自動車の「ノート」が30年ぶりの国内販売台数1位となったのが話題となりましたが、本日、今年1月の車名別ランキングが発表されたところ、なんと1位「ノート」、2位「セレナ」と1・2を日産が獲得するという快挙となりました。

11月の時は、前回はいつという見解が分かれることとなりましたが、今回は公式に1984年9月以来とされています。(公式発表はこちら


手元にある当時の月刊自家用車誌を見ても異論はないところでありまして、それならば当時のベスト10を取り上げてみましょうということで。このランキングへの見解は、他でも取り上げられるでしょうから、ここらしくとなると、こういう取り上げ方ですよね(笑)

このランキング、ほぼ間違いないとは思うのですが、統計方法次第で結果が変わるのが新車販売台数でありまして、一応の参考とさせてくださいませ。


1.サニー&ローレルスピリット


当時の集計はサニーとローレルスピリットが合算とされていましたが、台数差からして、サニー単独でも1位は変わらないと思われます。

1981年に登場したB11型の後期(この年にもう一度マイナーチェンジが入るので中期という見方もあり)となります。

カローラのセダン系が伸び悩む中、善戦していたのがこのサニーでした。クーペが転じたハッチバック、カリフォルニアの比率は低かったので、その台数の殆どはセダンで稼いでもいました。



2.ブルーバード


前年にFF化されたU11型となります。

910の好調を受け継いで、好調に台数を伸ばしていました。販売の主力はセダンにありましたが、このクラス唯一だった4ドアハードトップも約4割の比率を占めて、人気に貢献していました。この記録の直後には、V6を搭載したマキシマシリーズが追加されています。

この4ドアハードトップ人気が、カリーナEDが生まれるきっかけとなります。



3.カローラ



セダンも中期の画像としたかったのですが、適当なものが見つからずのため、初期型を掲載。その分、という思いもあってレビンは中期を。まぁ、AE86は、名車扱いされていることもありますので、2台掲載でもよかろうと(笑)

セダンのスタイリングが受けなかったことに加えて、レビンもトレノに負ける台数ということで、この年の初めには、1年足らずでの部分改良が入るものの、ランキングの維持には相当苦戦していたのがこの時期でした。

この翌月には、FXが登場することで、販売台数の上積みに成功しています。



4.マークII


1986年では、カローラ・サニーの争いに加わる形で善戦していた、このクルマがここに登場します。いわゆる”なないち”です。

前月に登場したばかりですので、新型車効果であることは間違いなく。こちらの4ドアハードトップの比率は、約7割(!)。先代後期でセダンとハードトップの台数が逆転していますが、これ以降、完全に主流はハードトップに移行することになります。

クレスタが、ハードトップからセダンに変わったことでこちらに一部ユーザーが移行したという話もありました。



5.クラウン


「いつかは・・・」で宣伝していたクルマがこの順位です。

これも前月に追加された3.0が約3割強と、台数に大いに貢献していたようです。5枠だけだとベスト10から外れます。3ナンバーは、真っ先に乗りたいユーザーが多かったようで、登場直後に台数を伸ばすというのは、クラウンに限らずでよくある事象でした。

一世を風靡していたハイソカーブームが台数に貢献していたこともありますね。



6.ファミリア


モデル末期を迎えていましたが、善戦していたのがこのファミリアです。

画像の「シュポルト・ヨーロッパ」は、当時のドレスアップの流行をメーカーメイクで仕立てた仕様と言えます。こうした特別仕様車が好評だったのと、何より値引きが強力だったのが台数を積み上げた要因です。サニー・カローラはその大乱戦の渦中にありました。

色々な意味でマツダのイメージを確立させた一台と言えるでしょうね。



7.コロナ


前年に行われたFRからFFへの主力の移行は大成功と言えて、この年の前半はカローラ・サニーに割って入る位置にいたのが、このコロナです。

その後、カリーナのFF化と同系列のマークIIが大きく伸びたことで、販売台数はやや落ち着くこととなります。それでもこの年の年間では、3位を確保しています。

従来型よりもややポジションを下げて、一クラス下との競合が増えたことが成功の要因といえます。やや冒険に映るスタイリングは、意外と中年層にも好評だったようです。



8.セドリック&グロリア


これまたセドリックとグロリアは合算とされていました。
前年にV6搭載で話題となったY30型です。

前後の月と並べると、やや上位に映りますが、ハイソカーブームという背景もあって比較的好評だったのも事実です。クラウンほどではないですが、この少し前に登場した230馬力の3000ターボの効果もあって3ナンバーが2割弱を占め、台数に貢献しています。



9.カリーナ


FFコロナの成功を受けて、こちらもFF化されています。

今視点だとFR時代を懐かしむ声の方が多いのかもしれませんが、当時はこの変更が好評を持って受け入れられたのです。

コロナ以上に1500の比率が高くて、一クラス下との競合も多いクルマでした。こちらの親しみ易いオーソドックスなスタイルは、カローラの台数が伸び悩んだ一因でもあるでしょうね。



10.スカイライン


ベスト5の常連だったスカイラインも、末期近いこの時期にはランクを落としていました。
年間だとベスト10から外れるようで、ギリギリのランクインという見方もできます。

RS系の商品力強化が行われていたものの、量販となるGT系がL20のままというのが厳しかった感は否めず。その分、TI系が車格の割にお買い得に映るということで台数を伸ばしていました。


ちなみにこの年の年間ベスト5は、カローラ、サニー、コロナ、ブルーバード、ファミリアとなります。

30年以上の間に当然、ランキングは大きく様変わりし、さらには名前が残るクルマの方が少ないという状況でもあります。
日頃よく取り上げるものですから、あまり年数の経過を気にしないのですが、確実に時は流れているということなのです。


画像の引用元:
 メーカーサイト(カローラセダン・マークII)
 FavCars.com(以外)
Posted at 2017/02/06 22:07:47 | コメント(7) | トラックバック(0) | 気になったニュース | クルマ
2017年02月01日 イイね!
70カローラ前期の特別仕様車軽い繋ぎネタということで、特別仕様車のカタログをお送りすることにします。

久方ぶりとなる特別仕様車ネタは、70カローラ後期のこの回が好評なことから、前期でやってみましょうということで。

ただし、前期の特別仕様車は種類も多いようで、手元資料では完全網羅にはとても至らずのため、手持ちのみということでご容赦くださいませ。




〇1300DXエクストラ


・登場:1980年(昭和55年)4月

・特別装備
 1.衝撃吸収ウレタンバンパー
 2.155SR13スチールラジアルタイヤ
 3.熱線式リヤウィンドゥデフォッガー
 4.3針式クオーツクロック
 5.セミコンソール&ステレオボックス






DXがまだまだ営業車だけでなく自家用車としても多かった時代の特別仕様車となります。登場時期からすると、4代目登場後1年を超えたことで販売へのテコ入れ想定だと推測します。もっとも、ラジアルタイヤとセミコンソール&ステレオボックス以外は、標準車でもオプションでの追加が可能だったようです。

元がDXですから、基本的にはシンプルではありますが、ラジアルタイヤ(標準は6.00-12のバイアス)と熱線式デフォッガーの追加は、安全に直結する装備だけに嬉しい追加ですね。


画像から気付いたカルトネタを2つほど。
メーカーサイトにある初期型のカタログとは微妙に違いがあるので、調べてみたのですが、同年同月にDXに小改良が加えられ、シフト周辺のパネルとサイドプロテクションモールの追加並びにグローブボックスの固定式から可動式への変更がされているようです。この関係で、サイドプロテクションモールは、後から加えられたように見受けます。(追加っぽいのは、時計とステレオボックスもですが。)

もう一つ、ベース画像に1300DXではなく1500DXを使ったようで、リヤエンブレム(画像:1.5DX→正:DX)とヒーターコントロールパネル(画像:フルエアミックス→正:フルエアミックス無)は実車との相違となっています。



〇ビクトリーシリーズ

・登場:1981年(昭和56年)5月

・特別装備

〇1300カスタムDXビクトリー
 1.金色のトヨタマーク
 2.カラーコーディネートフェンダーミラー(サンレモベージ又はサンモリッツホワイトのみ)
 3.セミファブリックシート

〇1300DXビクトリー
 1.金色のトヨタマーク
 2.衝撃吸収ウレタンバンパー
 3.カラーコーディネートフェンダーミラー(サンレモベージ又はサンモリッツホワイトのみ)
 4.3針式クオーツクロック
 5.セミファブリックシート
 6.155SR13スチールラジアルタイヤ
 7.熱線式リヤウィンドゥデフォッガー

〇1300GLビクトリー
 1.金色のトヨタマーク
 2.衝撃吸収ウレタンバンパー
 3.カラーコーディネートフェンダーミラー(サンレモベージ又はサンモリッツホワイトのみ)
 4.間欠式ワイパー
 5.トランクオープナー&フューエルリッドオープナー
 6.155SR13スチールラジアルタイヤ

〇1500GLスーパービクトリー
 1.金色のトヨタマーク
 2.衝撃吸収ウレタンバンパー
 3.電動リモコン式フェンダーミラー
 4.フルコンソールボックス
 5.マッドガード
 6.155SR13スチールラジアルタイヤ









こちらはワールドベストセラー記念とされていますが、登場時期からしてマイナーチェンジ前のテコ入れとマイナーチェンジの仕様模索を兼ねての設定でしょうね。

セダンとしてはFRの最終世代ということで、完成形とも評される世代です。しかしながらメカニズムを個別に見ると、エンジンは1500こそT型からA型に世代交代したものの、1300は先代途中で改良されたとはいえ遡ると60年代に辿り着くK型のまま。逆にステアリングは1300のみラック&ピニオンを先行導入(マイナーチェンジで1500も追随)といった具合で過渡期となる箇所も散見されます。

追加装備としては、DXは先のエクストラとの相違が興味深いところで、価格と装備の折り合いが難しかったであろうことを想像させます。カスタムDXの特別装備が少ないのも同じ理由でしょう。

GLは、1300と1500で標準装備の差がありましたので、1300を1500に近づけつつ、1500はさらに豪華にといった追加がされています。

装備が追加された反面、1300DXと1300GLに設定のあった2速ATと、GL系に設定のあった5速MTは対象から外されています。1300のATはマイナーチェンジで3速に進化、GL系は5速が廃止とされていますので、この辺りもマイナーチェンジの準備に映ります。



といったところで、2種類の特別仕様車のカタログをご紹介してみました。

70カローラは30~50カローラの末期がお買い得を強調したことから、価格勝負で登場するという事前予測の中、むしろ高品質を訴えて登場したクルマでした。新たに追加された上級グレードのSEはその象徴でもあったのです。

SEが好評に受け入れられる一方で、量販グレードはDXやGLといった標準グレードにあったのも事実でした。先に書いたとおり、価格と装備のバランスが厳しく求められる中で、そうした声を確実に拾って台数に結びつける術に長けていたのが、カローラが台数を伸ばした理由なのだと思っています。

当時の景気動向を拾ってみると、第二次オイルショックの影響もあってか、1980年2月から1983年2月の期間は景気後退期にあったことが記されています。そうした世相の中では、ユーザーの求めるお買い得は尚更厳しいものがあったことは想像に難しくありません。後期で触れた乱売模様も前期の末期には始まっていましたし。


あとは、90後期の時にも書いた、装備水準の大きな差がポイントでしょうね。この時の約10年の進歩は、今と10年前との違いとは比較にならないぐらいの差が確実にあります。

クルマで時代を照らす時には、どうしてもその時に話題となったクルマに着目しがちですが、実はこういったベストセラーカーでの対比からも見えてくるものがあるのに違いないのです。
プロフィール
「ブルーバード「50スペシャルII」のカタログ http://cvw.jp/b/1984303/39337757/
何シテル?   02/18 20:55
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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