客車貨車用の自動連結器と、電車用の密着連結器を交互に使用できる、双頭連結器。
補機専用のEF63と兄弟の、本線運転用本務機、EF62
国鉄新性能電気機関車唯一の、動軸C+C配置(3軸台車×2)が最大の特徴。
EF63、EF62が投入される前、碓氷峠区間はギアを咬みあわせて勾配を上る「アプト式鉄道」でした。
アプト式電気機関車ED42
動輪の間に、ラックレールと噛み合うギアが見えます。
碓氷峠鉄道文化むらには、碓氷峠の歴史的遺産のほか、各種多様で貴重なな国鉄車両が集められ、展示されています。
国産初の、本線用大型ディーゼル機関車のトップナンバー、DD51 1
本線用ロータリー除雪車、DD53
貨物用蒸気機関車の標準型、D51
これは砂箱と空気ダメの形状が異なる、1次量産車。
常磐線用、交直流電気機関車 EF80
EF58, EF53と並ぶ、碓氷峠補機EF63のトップナンバー EF63 1
セノハチの補機として長年活躍したEF59、元は本線用のEF53.
ブルートレイン20系の牽引用に改造されたEF60-500番台のトップナンバー。
隣は、一般型気動車キハ20.
道路事情が良くない昔、橋梁工事の橋桁敷設用に使用された大型クレーン操重車、ソ300。
通勤型ディーゼルカーキハ35.これはステンレス車体の試作車キハ35-901
国鉄の直流標準型電気機関車EF65 500番台のうちの、
高速貨物牽引用 EF65 520。
ブルトレ塗装ですが、前面窓のひさしと密着自動連結器に特徴があります。
EF62のトップナンバーEF62 1 C-C台車がよくわかります。
碓氷峠通過のため、客車編成には軽量なナハ10系が好んで連結されました。
ブレーキ付き緩急車ナハフ11-1
貨物用EF15と、軽量客車の食堂車オシ17-2055
(残念ながら室内は事業車オヤ17のままです・・・。)
北陸本線の、ブルートレインと高速貨物牽引用、EF70-1001
関門トンネル区間専用、EF30.
旧型電気機関車ながら、ブルートレインけん引に重宝されたEF58。
EF30と並ぶ姿は、往年の下関駅が想い出されます。
EF58がけん引する10系寝台車、オハネ12.
確かに、走行中の急行寝台の連結部はこんな光景でした。
国産大型旅客用機関車、EF53。
国鉄電気機関車が並ぶ様子は、なかなか壮観。
待機するEF63。
実はこのエリアのEF63は自走可能で、運転体験用電機機関車として整備、動態保存されています。
その隣に並ぶのは・・・、!
あさま色の塗り分け、クハ189。かなり痛々しい姿です。
ここ「碓氷峠鉄道文化むら」は、屋外保存展示なので、放っておくと、塗装が痛み、車体も腐食するのが悩ましい・・・。
小樽市総合博物館も屋外展示ですが、できれば貴重な車両の保存には、何らかの屋根が欲しいところ。
一等寝台車マイネ40 白帯にJGR(Japanese Government Railways)の文字。
ダブルルーフの大正製荷物車スニ30。
キハ58の車体を載せ替え首都圏色をまとったWエンジン荷物車、キニ58。
右が元信越本線1067mm軌間。現在「峠の湯」までトロッコ列車が運転され、横川寄り400mは、EF63の運転体験にも使われています。
左は、園内を周回する乗車体験「アプトクン」用の762mm軌間。
ディーゼル機関車「アプトクン」がやってきました。
閉館前の確認走行のようです。
「アプトクン」は、碓氷峠開通時に投入された電気機関車「EC40」を模して造られています。
運転体験用EF63と、トロッコ列車の乗車口が見えます。
EF63と、トロッコ列車「シェルパクン」
客車にも運転台がありますが、押し上げるのはこのディーゼル機関車。
トロッコ列車乗車口です。旧信越本線を走りますが、テーマパークの遊具扱いということで、地方私鉄に該当せず、鉄道関連の法律の適用も受けません。
『シェルパクン』の線路は、駐車場方向に伸びていて・・・、
横川駅の後ろを通り、信越本線につながっています。
この線路は車両の搬入に使用されることがあります。
何より、線路は今でも信越本線として、横川から軽井沢までつながっているのです。
現在「峠の湯」まではトロッコ列車が走りますが、そこから「軽井沢」までは線路はあるものの、放置されたまま。
碓氷峠全区間の鉄道運行を再開してほしい、と願うのは、1997年廃止当時からの、地元とファンの悲願なのですが。
碓氷峠区間廃止のあと、横川と軽井沢を結ぶ、JRバス関東の車両。
横川駅前です。
側溝のふたに、アプト式のラックレールが使われているのは有名な話。
横川駅の終端標識から高崎方を俯瞰。
電車がやってきました。
「おおー!」(@_@) 国鉄湘南色の115系6両編成。
こうして国鉄形車両が横川駅に停車すると、汽笛を鳴らしたEF63が近づき、連結されるのを待っているか、のような錯覚に陥ります。
折り返し高崎行152Mとなる、高崎方先頭車。
152Mで高崎に戻ります。
途中の安中駅で「東邦亜鉛専用線」の大型無蓋車「トキ25000」を確認。
入れ替えに従事する「東邦亜鉛専用のディーゼル機関車」
大型タンク車、「タキ1200」
通称「安中貨物」けん引のEH500を確認!
「安中貨物」は、福島臨海鉄道「宮下駅」と、ここ「安中駅」を結び、トキで亜鉛焼鉱、タキで亜鉛精鉱輸送が行われています。
以前はJR東日本所属時代の、北斗星/カシオペア色 EF510-500が運用間合いで「安中貨物」をけん引したこともあります。
高崎に到着。
115系3連+3連の連結部。
シンカンセンは、19:56発「はくたか575号」なので、ここで夕食を。
「陳麻飯と坦々麺のお店」
「生ビールと陳麻飯&坦々麺ハーフセット」の次は、
「ホッピーセット」と「焼き餃子」で、独り打ち上げ!
久々の「碓氷峠鉄道文化むら」
わずかでしたが、国鉄時代が思い出される、いい時間を過ごしました。
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